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レクサスがLCコンバーチブル市販化! 試作車を英グッドウッドで世界初披露

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レクサスがLCコンバーチブル市販化! 試作車を英グッドウッドで世界初披露

英国貴族主催イベントでヒルクライム走行

 レクサスが誇るフラッグシップクーペLCのコンバーチブル仕様が、英国セサックス開催の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(the Goodwood Festival of Speed2019)」(現地7月4日~7月7日)で初披露! 市販化の発表とともに、山道を駆け登るヒルクライムなども披露された。

英国でGRスープラ走る! 格式の高い自動車イベントにトヨタが参加表明

 レクサスLCのコンバーチブルモデルは、2019年1月の北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)でコンセプトモデル(写真下)が発表されたが、今回グッドウッドで披露されたモデルは、それをさらに市販バージョンに向けて進化させたものだ。

 トヨタが他の新型モデルでも試作車に施す独特のカモフラージュを身にまとったエクステリアは、LCのスポーティなデザインを基調にルーフレスのコンバーチブル仕様とすることで、さらなるラグジュアリー感が加味された印象だ。

 初披露となったグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、英国貴族が私有地を開放しレーシングカーなどを楽しむモータースポーツの祭典。

 世界中から往年のレーシングカーなどが集まり、毎年数多くのファンが集うことで知られる同イベントで、今回トヨタは先日発表されたGRスープラGT4なども披露。

 LCコンバーチブルの試作車はそれらと共に現地へ持ち込まれ、ヒルクライム走行などで来場者へその勇姿をアピールした。

 なお、LCコンバーチブルのドライビングは、LEXUS TEAM KeePer TOM’SからSUPER GT GT500クラスに参戦しているニック・キャシディ選手が担当した。

今後は世界各国でテスト予定

 トヨタでは、「車名や具体的な性能は後日発表する」としながらも、このモデルはクーペモデルと同様に、レクサス・ラインナップの頂点として、ドライバーに「飽くなき美の追求と感性を刺激する唯一無二の体験の提供を目指して」開発しているという。

 また、LCが持つデザインと走行性能が調和した「より鋭く、より優雅に」をコンセプトにした走りを継承しつつも、「コンバーチブルモデルならではの自然との一体感や運転の気持ちよさ」を演出する乗り味を追求しているという。

 発売時期なども未公表だが、昨年(2018年)の同イベントで、トヨタは同じくカモフラージュ柄を施したスープラの試作車を走らせ、翌年となる今年(2019年)に発売していることから、LCコンバーチブルも早ければ来年2020年に発売されることが期待できる。

 トヨタでは、今後のスケジュールに関し、「LCが持ち味とするリニアですっきりとしたステアリングフィールや、心地良い走りのリズムに一層磨きをかけるため、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを皮切りに世界各地で走り込みクルマを鍛え上げて参ります」と公表している。

 なお、現行のレクサスLCには、最高出力477PSを発揮するV型8気筒エンジン搭載のLC500と、V型6気筒3.5リッターエンジンと2基のモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドシステム採用のLC500hをラインナップ。

 いずれも新開発の10速AT採用、CFRPやアルミニウム、スチールを適所にマッチングした軽量ボディなどで優雅かつ軽快な走りを実現。レザーやアルカンターラをふんだんに使った高級感あるインテリアなどが魅力のモデルだ。

 レクサス インターナショナル エグゼクティブ バイス・プレジデント佐藤 恒治 氏のコメント

 「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、新旧の名車とドライバーが集う歴史ある自動車の祭典であり、自動車文化を継承・発展させる場所であると考えています。レクサスにとってこの場に参加できることは大変光栄なことであり、2016年のフラッグシップクーペLCに続き、再びこの地でLCコンバーチブルモデルの試作車をいち早くお披露目できることはこの上ない喜びです。市販モデルの発表にも是非ご期待ください」

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