2019年のスーパーGT開幕を前に、富士スピードウェイで今季2度目の公式テストがスタート。最初のセッションでは#39 DENSO KOBELCO SARD LC500がトップタイムを記録。GT300クラスは#25 HOPPY 86 MCがトップとなった。
シーズン開幕前では最後となる公式テスト。ちょうど春休み期間中ということもあり、富士スピードウェイには多くのファンが集まり、レースさながらの熱気に包まれた。
■スーパーGTとDTMの交流戦、開催1回目の舞台は富士スピードウェイに決定
午前9時30分から始まったセッション1は、曇り空で気温も10度を下回るほどの寒さとなったが、雨などの心配はなくドライコンディションで行われた。
コース上でも大きなアクシデント等はなく、順調にセッションが進行。各車もそれぞれ良い下テストメニューをこなしていたが、#23 MOTUL AUTECH GT-Rはセッション開始からしばらくコースインしてこなかった。
実は午前のセッション前にGTAの撮影が行われており、そこでの走行中にマシントラブルが発生した模様。メカニックが修復作業に追われたが、開始から50分を過ぎたところでようやくコースインを果たした。
GT500クラスではレクサス勢が序盤から速さをみせ、開始30分を迎えるところでは#36 au TOM’S LC500が1分29秒058でトップタイムをマーク。それに続いて#38 ZENT CERUMO LC500、#6 WAKO’S 4CR LC500が上位につけた。
開始から55分を迎えるところで#39 DENSO KOBELCO LC500が1分28秒436をマークしトップタイムを更新。39号車はその後も順調に走行し、午前中から早くも59周を走破した。
一方、昨年チャンピオンを獲得したホンダ勢だが、前回の岡山公式テストまで新型のフリックボックスを使用していたが、この富士テストでは昨年モデルに近いシンプルな形状に戻してテストに参加した。開始1時間のところで#64 Modulo Epson NSX-GTが3番手に浮上したが、全体的に上位に食い込んでくるようなタイムを記録せず、淡々とテストメニューをこなしている印象だった。
結局、一度も赤旗中断になることなくセッションが終了。GT500クラスは#39 DENSO KOBELCO SARD LC500がトップ、2番手に#19 WedsSport ADVAN LC500、3番手に#6 WAKO’S 4CR LC500が続き、レクサス勢がトップ5を独占した。
日産勢では#23 MOTUL AUTECH GT-Rの6番手が最高位となり、ホンダ勢は#64 Modulo Epson NSX-GTの7番手が陣営の最高順位となった。
一方、GT300クラスは昨年ここで開催された第5戦でポールポジションを奪った#25 HOPPY 86 MCが好調。セッション中盤に1分36秒377をマークしトップに浮上。結局、このタイムを誰も上回ることができず、最初のセッションでクラストップにつけた。
2番手には#10 GAINER TANAX triple a GT-R、3番手には#34 Modulo KENWOOD NSX-GTがつけた。また、#7 D’station Vantage GT3は今回新車のヴァンテージGT3を導入してテストに臨んでいたが、トラブルに見舞われ、わずか9周のみでセッション1を終えることになった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?