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続報 新型BMW Z4 ニュルのラップタイム、M2を上回る速さに

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続報 新型BMW Z4 ニュルのラップタイム、M2を上回る速さに

もくじ

ー ベンチマーク M240iからM2に
ー 前後トレッド 大きく拡大
ー パリで欧州初披露へ

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ベンチマーク M240iからM2に

新型BMW Z4のニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのZ4のタイムは、M2よりも3秒短いようだ。プロダクトマネージャー、アンドレアス・エデラーが語った。

完全なMモデルではないにも関わらず、最上位のZ4 M40iはノルドシュライフェでのテストにおいてM2のタイムを打ち破ったという。そのタイムは8分を切るという情報もある。

「このモデルを開発する上でベンチマークとしていたのはM240iでした。しかし、想定以上の仕上がりとなり、現在はM2をターゲットとしています」

ただし、販売台数の半数以上を占めると予想されるエントリーレベルのsDrive 20iは200psの2.0ℓターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速を6.6秒でこなす。

最上位のM40iに搭載される3.0ℓ6気筒エンジンは345ps、51.0kg-mを発揮し、その0-100km/h加速タイムは4.6秒となる。これはライバルのポルシェ718ボクスターSと同じ数値だ。最高速度は250km/hに制限されている。

前後トレッド 大きく拡大

新型Z4は先代よりも全長、全幅、全高ともに拡大されている。中でも全幅の拡大が重要な意味を持つとエデラーは語る。「トレッドがフロントで約9cm、リアが約5cm拡大されています。これによりコーナーでのスタビリティを向上させるとともに、より成熟したクルマに見えるでしょう」

ハードトップをやめ、ソフトトップを選択したことは、「開発最初の6カ月間で決定されました」とのこと。エデラーによれば、この選択により先代よりも荷室容量を100ℓ拡大して281ℓを確保することができた他、重心高を引き下げることにもつながったという。

また、これは共同開発を進めてきたトヨタ・スープラがハードトップであることとの差別化にも繋がったようだ。

エデラーは、Z4の開発の主眼がドライビングダイナミクスに置かれていたと語る。これは強化されたボディ剛性やシャシーマウント、それに新設計の前後アクスルや可変レシオのステアリングなどが大きな役割を果たす。

Mスポーツ・ディファレンシャルやアダプティブMサスペンションなどはM40iに標準装備、20iや30iにはオプションで用意される。

パリで欧州初披露へ

英国ではスポーツ、Mスポーツ、Mパフォーマンスの3段階のトリムが用意される。ただし、MパフォーマンスはM40i専用だ。

価格は3万6000ポンド(532万円)程度からと考えられ、M40iでは4万8500ポンド(716万円)と予想されている。

BMWが先月発表したこのZ4は、ポルシェ718ボクスターを念頭にドライビングダイナミクスを大きく向上させたという。トヨタ・スープラと共同で開発されたこのモデルは、先日のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表され、今年中に欧州発売が予定されている。

Z4はパリ・モーターショーで欧州披露となり、その時にBMWはより詳細な仕様を発表することになるだろう。英国での納車開始は2019年前半となる見込みだ。最初に登場するモデルは最上位のM40i Mパフォーマンス・ファーストエディションとなる。

完全に刷新されたルックスを持つこのZ4は、電動のファブリックルーフを装備。この構造は第2世代Z4のフォールディングハードトップよりも60kg軽量かつ低重心化を果たし、「スポーティさを向上させる」という。

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