レクサスのISに追加された「IS500」が、まもなく日本でも発売される。同車の魅力について小川フミオが考えた!
最大の魅力は5.0リッターV8NA!
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電動化が進む時代ではあるものの、V8エンジンの“味”は捨てがたい。だからこそ、レクサスが2022年7月21日に発表した「IS500 Fスポーツパフォーマンス」に対して大いに興味をそそられるはず。
IS500 Fスポーツパフォーマンスは、伝統と新しさの同居が特徴のようだ。伝統とは、レクサスが大事にしてきた5.0リッターV8エンジンと後輪駆動レイアウト。新しさとは「パフォーマンス」というサブグレード。先ごろ発表された新型「RX500 Fスポーツパフォーマンス」に続くモデルである。
大排気量と多気筒エンジンに後輪駆動のレイアウトは、じゃあ、古くさいのか? レクサスの開発者はけっして懐古趣味で開発したわけではないようだ。「パワーと走りの質感の高さがもたらす大人のゆとりを楽しんで」もらうためと、レクサスインターナショナル製品企画担当の小林直樹氏の言葉がプレスリリースで紹介されている。
北米ではさきに導入されているこのモデル。「優れた操縦性や上質な乗り心地に加えて、パワーや官能的なサウンドをお求めになるお客様のご期待にお応えするべく日本国内導入を決めました」と、小林氏。
5.0リッターV8は、最高出力354kW(481ps)、最大トルク535Nmと数値からして十分パワフル感がある。ターボチャージャーはあえて装着せず、エンジン回転7100rpmで最高出力が、4800rpm で最大トルクが発生する、高回転型エンジンならではの味を堪能させてくれるのが開発者の意図なんだろう。
ベースとなったISは、2020年11月に大きなマイナーチェンジを受けていて、足まわりをはじめとするシャシー性能がうんと上がっている。
今回のIS500ではさらに、AVS(アクティブサスペンションシステム)や、EPS(電子制御パワーステアリング)にチューニングを施したうえ、リアに「パフォーマンスダンパー」、トルセン式リアディファレンシャルギヤを備える。それに、大径ブレーキーローター(フロント 356ミリ、リア 323ミリ)を追加し、走りの性能アップを追求している。
エンジンフード、フロントフェンダーパネル、前後バンパーガーニッシュの意匠もIS500専用。加えて、4連エグゾーストマフラー、専用軽合金ロードホイール、専用ブラックキャリパー、それに「チタニウムカーバイドグレー」なる外板色が追加設定される。
バーゲンプライスの可能性大!
インテリアでは、Fスポーツ専用の人工皮革「ウルトラスエード」を多用。ステアリング・ホイールやシートの一部など、滑りにくいという機能面とともに、ドアの内張りなど手で触る部分の感触を高めるのに使われている。人工スエードも、ナチュラルレザーを回避する動きが富裕層にあることを考えると、現代的だ。
価格は未発表ながら、6万ドル(1ドル=130円として780万円)前後という北米での価格と性能を勘案すると、ドイツのスポーツセダンが思い浮かぶ。
ひとつは、285kW(387ps)の3.0リッター直列6気筒搭載のBMW「M340i」(1025万円)。もうひとつは、260kW(354ps)の3.0リッターV型6気筒のアウディ「S4」(928万円)だ。馬力の数値はIS500 Fスポーツパフォーマンスのほうがうんと上だけれど。つまりお買い得な1台になるかもしれない。
はたして700万円前後の価格で登場したらどのような売れ行きを示すのか? セダンやスポーツカー冬の時代、IS500のセールスに注目したい。
文・小川フミオ
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