現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ついに登場!25年ぶりに復活したアメリカンSUV フォード新型「ブロンコ」米で生産開始

ここから本文です

ついに登場!25年ぶりに復活したアメリカンSUV フォード新型「ブロンコ」米で生産開始

掲載 更新 44
ついに登場!25年ぶりに復活したアメリカンSUV フォード新型「ブロンコ」米で生産開始

■すでに19万台以上のバックオーダー

 米フォードは2021年6月15日、米ミシガン州ウェインにあるフォード組立工場にて新型「ブロンコ」の生産が開始された。この夏から全米のフォードディーラーでの納車がはじまるという。

【画像】復活した伝説のSUV! フォード「ブロンコ」をもっと見る(20枚)

 フォード・ブロンコは、1965年に初代が登場した歴史あるSUV(4×4)だ。当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、この小型SUVセグメントをリードしていた。

 それから代を重ね、1992年に登場した5代目まで続いたが、1996年6月12日に生産が終了されている。ブロンコは31年間で5世代にわたり生産を続け、110万台以上がつくられた。

 そんなブロンコだが、2020年7月に25年ぶりとなる新型の復活が発表された。これまでに12万5000台を超えるオーダーが入り、米国とカナダを合わせると、すでに19万台以上の予約が入っているという。

 新型ブロンコは伝統の2ドアモデルのほか、歴史上初めての4ドアモデルも用意される。

 アメリカンSUVらしく、取外し可能なルーフシステムを採用。2ドアモデルには標準で3セクションルーフシステム(左右のフロントセクションとリアセクション)が用意され、オプションではリアシートとカーゴエリアに取り外し可能なパネルが追加されたモジュラートップが選択できる。これらすべてのルーフパネルは、室内側のラッチを解除することにより、ひとりで取り外しが可能となる。

 また4ドアモデルには標準で布製ソフトトップを用意し、ハードトップも選択できる。さらに2ドア・4ドアモデルともに独自のフレームレスドアになっていて、簡単に取り外すことが可能だ。

 ブロンコの4WDシステムには2種類が用意される。基本システムは「2速電子シフト・オンザフライ・トランスファーケース」を用いたもので、オプションのシステムは「2速エレクトロ・メカニカル・トランスファーケース」を備えることで、「2H」「4H」のギアに自動モードが追加される。

 搭載されるエンジンは310ps・400lb-ft(約542Nm)を発生する2.7リッターV型6気筒「エコブースト」と、270ps・310lb-ft(約420Nm)を発生する2.3リッター直列4気筒「エコブースト」の2種類。トランスミッションは7速MT、および10速ATが組み合わされる。駆動方式はすべて4WDだ。

 ベースモデルの2ドアブロンコは2万9995ドル(日本円換算で約322万円)からとなる。

 フォードの最高マーケティング責任者であるスージー・ディアリング氏は「新型ブロンコはこれまで以上に優れています。私たちはどんな地形でも対応できるというブロンコの伝統を忠実に守り、ブランドのビルト・ワイルドの革新的なデザイン、耐久性、高度なオフロード機能を活用して、アウトドアのあらゆる冒険を最大限に楽しむことができます」とコメントしている。

 ちなみに日本では2016年にフォードが撤退しているため、新型ブロンコは正規輸入モデルでは手に入らない。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」  理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
くるまのニュース
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
レスポンス
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

44件
  • 三重や岐阜でフォードのディーラーだった某社さんが イギリス仕様の右ハンドルを引っ張ってきてくれないかな?
  • 街中でファッションとして乗るのもいいけれど、アメリカの様々な大自然の中で、車のポテンシャルを最大限に生かして乗ってみたいな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村