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トヨタ低価格路線!? 新型SUV「ヤリスクロス」179万円から 燃費もクラストップで爆売れ必至か

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トヨタ低価格路線!? 新型SUV「ヤリスクロス」179万円から 燃費もクラストップで爆売れ必至か

■新型「ヤリスクロス」 価格は約180万円から

 トヨタは、新型「ヤリスクロス」を2020年8月31日に発売しました。車両価格(消費税込)は179万8000円から281万5000円です。

【画像】クラストップの燃費で圧倒!? 新型「ヤリスクロス」実車を画像で見る(25枚)

 新型ヤリスクロスは4月23日にインターネット上で世界初公開されたSUVで、欧州でも2021年半ばに発売される予定となっています。世界的に人気の高まるSUV市場へ送り出される新型ヤリスクロスは、どのような特徴を持つSUVなのでしょうか。

 新型ヤリスクロスは、ボディサイズが全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmのコンパクトSUVで、プラットフォーム(車台)には同社のコンパクトカー「ヤリス」と同じTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用しています。

 外観は「ENERGETIC SMART」をデザインキーワードとし、アクティブで洗練されたバランスの良いプロポーションを追求。

 サイドから見ると、リアドアで折れ上がるキャラクターラインやかたまり感のある前後のフェンダーラインなどが、SUVらしい力強さを表現しています。

 ボディカラーは新色2色を含むモノトーン8色と、ツートーン7色の全15色が用意されました。

 内装は、ドライバーの視線移動を最小限に抑える工夫として、シート、ステアリング、シフトレバーなどを適切に配置。さらに、ディスプレイオーディオを上方に配置するとともに、ヘッドアップディスプレイを採用しています。

 また、インストルメントパネル上部には、「スラッシュ成形」によるソフトパッドを採用したほか、ドアトリムをはじめとした広い範囲に新素材フェルトを配するなど、上質な空間を実現しました。

 荷室は、デッキボード下段時にはコンパクトSUVトップクラスの荷室容量となる390リッターを確保。スーツケース(110リッター)2個または、ゴルフバッグ(9.5インチ)2個を収納可能とするなど、積載性に優れています。

 またトヨタコンパクトSUVとして初となる4:2:4分割リヤシートや6:4分割アジャスタブルデッキボードの採用や、ハンズフリーパワーバックドアの設定も、利便性を高めています。

 搭載されるパワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンと1.5リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2種類で、それぞれに2WDと4WDが設定されます。

 ガソリン仕様とハイブリッド仕様でともに、TNGA思想に基づく「直列3気筒1.5リッターダイナミックフォースエンジン」を採用し、キビキビとした走りと環境性能を両立しています。

 ハイブリッド仕様は、SUVの常識を超えたクラス世界トップレベルとなるWLTCモード30.8km/L(2WDのHYBRID X)を実現。ボディサイズの近い同社のハイブリッドSUV「C-HR」(ハイブリッド仕様のWLTCモード燃費:25.8km/L)を大きく上回ります。

 走破性を向上させる4WDシステムについて、ガソリン仕様では「MUD&SAND」「ROCK&DIRT」「NORMAL」の走行モードから選べるマルチテレインセレクトを、ハイブリッド仕様では「SNOW」「TRAIL」「NORMAL」の走行モードから選べる電気式のE-Fourを採用(ともにトヨタコンパクトSUV初)。

 降坂時に一定の低車速に保つダウンヒルアシストコントロールもトヨタコンパクトSUVとして初採用されました。

 最新の予防安全パッケージとして「Toyota Safety Sense」を標準装備します(X“B パッケージ”除く)。

 歩行者検知(昼夜)および自転車運転者検知(昼)をおこない、右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象とし、衝突回避・被害軽減に寄与する「プリクラッシュセーフティ」。

 前方に対象物がある状態で停車または徐行状態からアクセルペダルが必要以上に強く踏み込まれた場合の衝突回避または被害軽減をサポートする低速時加速抑制機能などを装備。

 また、先行車や対向車がいるシーンにおいて、クルマに光が当たる部分だけを自動的に遮光しながら周辺のみハイビームで照らし、夜間の優れた視認性を確保するアダプティブハイビームシステム採用。

 SRSエアバッグが作動したとき、自動的にブレーキと制動灯を制御することで、車両を減速させ二次衝突による被害軽減に寄与するセカンダリーコリジョンブレーキも設定しています。

 さらに、トヨタ初搭載の横風対応制御付きS-VSCが搭載されるほか、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキを制御する「トヨタチームメイト(アドバンストパーク)」を設定。

 コネクティッド面では、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオおよびDCMを全車標準装備しました。

※ ※ ※

 新型ヤリスクロスについて、トヨタは「走り、利便性、安全性能などすべてにおいて、従来のコンパクトSUVの概念を一新し、乗る人の個性やライフスタイルを彩る都市型コンパクトSUVとして、新たな価値を提供いたします」とコメントしています。

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