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800万円超えの「豪華4人乗り仕様」! 日産「超高級ミニバン」に快適度MAXな「移動会議」仕様も!? 「エルグランドVIP」の凄さとは

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800万円超えの「豪華4人乗り仕様」! 日産「超高級ミニバン」に快適度MAXな「移動会議」仕様も!? 「エルグランドVIP」の凄さとは

■前後席の間にパーティションを備えた「移動会議」仕様も存在

 高級ミニバンの元祖として知られる日産「エルグランド」には、3列シート配置が当たり前のミニバンでは珍しい2列・4人乗りという贅沢なレイアウトのグレードをラインナップしています。
 
 VIPから根強い支持を集める、その名も「エルグランド VIP」とはどういった仕様なのでしょうか。

【画像】「わっ…!」豪華すぎる内装にびっくり! 日産「エルグラVIP」を画像で見る(30枚)

 初代エルグランドは、今から25年以上前の1997年に誕生しました。

 押し出しが強いスタイリングや豪華なインテリア、そして3リッターを超える高性能なV型6気筒エンジンを搭載するなど、それまで存在したミニバンとは大きく異なる路線が支持され、大ヒット作となったのです。

 2代目が登場した2002年には、トヨタから対抗馬として「アルファード」が投入されました。

 さらに2004年にはホンダからも「エリシオン」が登場し、高級ミニバン市場規模は大きく拡大します。

 現行モデルは、2010年にフルモデルチェンジした3代目(E52型)で、内外装デザインの刷新や先進運転支援機能の追加といった改良を重ねながら、現在も販売されています。

 3代目では、それまでの縦置きエンジン+後輪駆動ベースのプラットフォームから、横置きエンジン+前輪駆動の新開発プラットフォームに刷新され、低床化や低重心化による走行性能の大幅な向上が図られています。

 そしてデビュー時から現在までラインナップされる最上級グレードが、前述したエルグランド VIPです。

 コンセプトは「エグゼクティブのための走る執務室」。

 通常の3列シート・7人乗り仕様も用意されていますが、後席を大型の2人がけシートヒーター付きパワーシートにした2列シート・4人乗り仕様が大きな特徴といえます。

 ギャザーを施した本革シートや後席の読書灯、100V電源、ツインサンルーフなどを備えた豪華仕様で、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC/旧・オーテックジャパン)が手がける特装車となっています。

 そんなエルグランド VIPの消費税込み価格は、7人乗り仕様が608万5200円から638万5500円まで。同4人乗り仕様は、771万3200円から801万3500円までです。

 なおNMCでは、エルグランド VIPに特別装備の架装といったユーザーの個別注文にも対応しているとしていますが、ユーザーのプライバシーを理由に、詳細な仕様については明かしてしていません。

 芸能人や政治家、会社役員といったエグゼクティブが特注する仕様が、さらにどのように贅沢な仕上がりとなっているのか、興味は尽きないところです。

※ ※ ※

 日産は2023年3月、自社SNSでエルグランド VIPをベースにした社長専用車「エルグランド VIP 移動会議室」を納車したと明らかにしました。

 同社では2021年5月、エルグランド VIPをベースに、クルマの移動中に快適なWeb会議ができる「移動会議室」の実証実験を開始しており、社長専用車も同様の先進機能を搭載したクルマとみられます。

 実証実験のエルグランド VIP 移動会議室は、通常のエルグランド VIPにはない、遮音壁によるパーティションを前後席の間に設置。

 その空間に32インチの大画面ディスプレイを搭載し、通信環境などを整備することで、車内で移動中のリモート会議なども行えるようにしました。

 NMCが実施するエルグランド VIPの特別架装メニューで、こうした仕様の個別注文が可能かどうかは不明ですが、多くのエグゼクティブにとっても非常に気になる仕様といえるでしょう。

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みんなのコメント

45件
  • もう、VIPってどこのメーカーも使ってないのでは?
    時代に取り残されないで一番前を走って欲しいのに。
    フルモデルチェンジをするべき。
    いつまで、使いまわしの車体を使う気ですか?
    売る気が無いなら生産中止してタイミングを見計らう方が良い。
  • こんな骨董品の記事、必要無いです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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