CBシリーズのフラッグシップモデル『CB1300 SUPER FOUR SP』の存在感!
皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。
【画像】ホンダの大型ロードスポーツモデル『CB1300 SUPER FOUR SP』の画像を見る(15枚)
バイクというと、ビギナー向けから玄人向け、そして職業やライフスタイルによっても色んなジャンルをテーマにしたものがあります。それに加えて、幅広い排気量があり、見た目も含めてライダーのニーズに合わせて皆さん選んでいると思います。私は「都内で気軽に自転車感覚で乗れるものがいいな」と思って、今はホンダ『スーパーカブ110』に乗るカブ主です。ただ、カブは原付二種なので高速道路を走ることはできないし、たまにパワー不足の煩わしさを感じることも正直あります(笑)
もちろん、そのこぢんまりしたバイクが可愛いということも事実です。でも、大型二輪の魅力もカブに乗っているからこそまた見えてきました。私はこれまで色んなバイクに乗ってきましたが、ふと排気量だけで考えると今回試乗したホンダの大型ロードスポーツモデル『CB1300 SUPER FOUR SP(以下:CB1300SF)』が1番大きい排気量なのです。なんと、この連載コラムで最高排気量更新しておりました!(笑)
本日の『小野木里奈の○○○○○日和』第223回は「試乗日和」です。それでは、いってみましょう!
30年以上も歴史を持つ『CB1300SF』はそこに停まっているだけで威風堂々な出たち。これだけの重厚感は、私も最初目にした時に車体の大きさと風貌に圧倒されました(笑)
写真で見るよりも実物は特に迫力を感じると思います。四気筒なので、シリンダーから伸びるエキゾーストパイプも4本並んでいます。その分車幅も大きく、車重も266kgなのでわりとずっしりめ。「これはちょっとやそっとの気軽な気持ちでは扱えないぞ」とプレッシャーをじわじわと感じます。さすが、CBシリーズの頂点とも言われるバイクだなぁと思いました。
実際に跨った時にタンクを見下ろすとタンクの幅が広いので、乗っている時もこの車体の大きさを常に感じます。跨ってハンドルを持った時に両腕の間に大きなタンクがあって、つくづく「こんなデカいバイク、私はちゃんと扱えることができるのだろうか…」とちょっと緊張気味に(笑)
私が試乗する『CB1300SF』のカラーは「パールサンビームホワイト」。赤・白・青の3色と、イエローゴールドが差し色になっていて、華やかなカラーリングですよね。まるでこの赤色はルビー、白は真珠、青はサファイア、そして、イエローゴールドは王冠のようで、まさに王様が被っているような冠を連想させる色合いです。パールが入った塗装も近くで見たらより高級感があって太陽に照らされるととても美しい。敷居が高く感じるこの見た目は、所有した時の満足度をより一層高くしてくれそうです。
歴史あるバイクだからこそ、レトロさを感じるデザイン部分もあります。メーターはあえてフルデジタル液晶ではなく二眼メーターを採用しているのです。文字盤ときらりと光るお知らせランプもカラフルに見えてどこか可愛らしさがあります。
思わず二度見してしまったのは、ヘッドライトの下にある2つのフォーン。ここまでフォーンが正面で目立っているのも珍しく感じました。今まで試乗してきたバイクでも目立つ場所にあったのかもしれませんが、私は特に『CB1300SF』は目が奪われるくらい印象的です。でもデザインにも溶け込んでいるし、小さいラッパのようでなんだか可愛いのです(笑)
『CB1300SF』は全体的な見た時は、重厚感があって敷居が高い印象でしたが、それぞれの箇所で注目した時はレトロで可愛い一面もあります。
CB1300SFの足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)はこんな感じ。シート高は790mmで、車幅が少し広く感じて足をちょっと開きがちな感覚となり、両足のつま先でなんとか車体を支えられました。個人的には足つきというよりも、車両重量が266kgなので車体を起こす動作が結構しんどかったです。
最初はスタッフさんに手伝ってもらいつつ、なんとか自分でもこの重さとバランスになれてきて一人で起こしてスタンドをはらうところまでできましたが、練習は必要だと思います。
試乗中は、縁石などの段差が近い場所に停車し、左足で段差を利用して足つきを良くすることでバイクを起こしやすくする方法が私には合っていました。とはいえ、毎回段差がある場所で停車することはできないので練習は必要ですね。取り回しも、この重さなので同様に練習は必要だと思います。
いよいよ、エンジンスタートです!
エンジンをかけると、「ヴゥ~~…」と獣が敵に対して警戒して唸っているかのようなエンジン音!
「怖い!でも格好良い!!」と、怖いもの見たさのような、思わずテンションが上がってしまいます。見た目の重厚感、そのまま音に表したかのようなエンジン音です。これは直接聴いてほしい~!
最初の発進の時に、パワーの大きさを警戒してアクセルを回す時はミリ単位でじわりじわりと回していたのですが、スタート時は「ドンっ」とパワーが出るよりも「スーッ」と滑らかに発進してくれるように感じました。
どちらかというと、発進して低速から加速していく時にじわ~っと操作をしないと、パワーが大きいので「ギュインっ」とバイクが進んで体が後ろに持っていかれるほどなのです。でもこの瞬間的に出てくれる大きなパワーのおかげで加速に煩わしさもなく、私が到達して欲しいスピードに時差がなく到達してくれるのが気持ちいいのです。
驚いたことは、走ってしまえば車体のずっしりとした重さを全然感じないこと。真っ直ぐ走るだけでなくコーナリングでもそれを感じるのです。コーナーリングで車体を倒して曲がっていく時に車体の重さをほとんど感じず、パタリパタリと倒れてくれてむしろ軽快さを味わうほど。
「取り回しの時に感じたあの重さはなんだったのか…」と何度も思いました(笑)
車体も大きいからこそ、自分の体が車体に乗せられていて一体感を味わうどころか操作できるかな、という心配も無用でした。車体は確かに大きさを感じます。でも不思議なことに、自分の体がパズルのようにすっぽりと組み込まれている感覚になるので、自分が行きたい方向に目線を向ければ車体が自然と反応してくれるのです。
これだけのパワーだからこそ、都内ではギアは2速で十分なのでほぼギア操作もほとんどせずに済んだことも運転していて楽でした。ライダーによっては「そんなに排気量あっても持て余す」、と言う方もいますが、私は大きいパワーだからこそギアチェンジを多くしないですむし、より繊細なアクセルとクラッチの操作を楽しめるのも大型二輪ならではの魅力だと思います。何より、こんなに大きくてパワーもあるバイクを扱う時の充実感がいい!
「CB1300SF」の気になるお値段(税込)は、193万6000円です。さすが歴史ある高級バイク! 乗る前からこの風貌だけでも高級バイクだろうなぁと言うことは感じておりました(笑)
でも、このデザインも「CB1300SF」ならではですし、所有した時にこんな威風堂々としたバイクを持っている満足感はとても大きいものだと思います。大排気量といい、この見た目といい、敷居が高そうに見えるのも高級感もあって個人的には好みです。何より30年以上も歴史のあるバイクというのも素敵ですよね。気になる方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
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