シーズン6(2019/20年)からフォーミュラEへの参戦を開始するメルセデス。彼らはマヨルカで行われる4日間のテストで、メルセデスF1チームの開発ドライバーを務めるエステバン・グティエレスを起用することを発表した。
グティエレスは2016年限りでハースF1チームを離れると、フォーミュラEを戦うテチータに加わり、シーズン3(2016/17年)の第4戦から第6戦までの3レースを戦った。
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しかしグティエレスはシーズン途中でチームを離脱。インディカーへ戦いの場を移すと、インディ500の予選で負傷したセバスチャン・ブルデーの代役として、デイル・コイン・レーシングで7レースを戦った。2019年は、メルセデスF1チームの開発ドライバーとして、シミュレーター作業などを担当している。
メルセデスはシーズン6からのフォーミュラE参戦に向けて、マニュファクチャラーに許可されているプライベートテストプログラムで、準備を進めている。
8月初旬のテストはスペインのマヨルカ島で行われる。ヴェンチュリーからフォーミュラEに参戦しているエドアルド・モルタラや、HWAからシーズン5を戦ったストフェル・バンドーンに加え、グティエレスが開発マシンのステアリングを握ることになる。
メルセデスは、シーズン5を戦ったHWAのエントリーを引き継ぐ形でフォーミュラEに参入すると見られている。HWAでバンドーンのチームメイトだったゲイリー・パフェットも、以前のテストでメルセデスのマシンをドライブしたことがある。
シーズン5の最終戦が行われたニューヨークで、パフェットはメルセデスのテストプログラムについて、「走行距離を稼ぐこと、信頼性などを確認すること」といった内容が重視して行われていると説明した。
「(テストは)素晴らしい体験だった」と、彼はmotorsport.comに語った。
「信頼性は高く、走行距離の点でも良かった。パワーの配分などもスムーズだった。それはいつも難しいところなんだ。すべてのシステムが機能していることを確認できた」
「まだやるべきことはたくさんある。特にシステム面だ。システムやパワートレインの堅牢性を改善することはできる」
「最初の数回のテストは上手くいっていて、僕たちは軌道に乗っていると思う。でも、まだまだ長い道のりが残っている。十分な時間は残っているけれど、(テスト)サイクルが終わるまでに、必要なところに到達できるかどうかが勝負なんだ」
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