ライアン・ゴズリングが限界ギリギリに挑む痛快アクション『フォールガイ』

リアリティあふれる容赦ないアクション！

『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』、『ブレット・トレイン』など、斬新かつスタイリッシュなアクションで、世界中のアクションファンの度肝を抜き続けているデヴィッド・リーチ監督が、自身が設立したハリウッドアクションのトップランナーである製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作が『フォールガイ』です。

　主人公は、大けがを負い一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース。ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになったコルトですが、そこで監督を務める元カノのジョディ・モレノと再会します。ジョディに未練たっぷりのコルトは、彼女の気を引こうとアツいスタントを連発します。そんな中、幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優のトム・ライダーが突然失踪してしまいます。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトは、トムの行方を追う羽目になりますが、思いもよらぬ事件に巻き込まれてしまい——。

　数々のハリウッドアクション大作で自身もスタントマンとして活躍していたデヴィッド・リーチ監督ならではの高いテンションでのぶっ飛びアクションと、ウィットにとんだユーモアが詰め込まれた本作。『ジョン・ウィック』シリーズや、『ブレット・トレイン』、『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』など、これまで数々のメガヒット作品を世に送り出してきた監督の集大成といっても過言ではありません。

　スタントマンのコルトを演じるのは、アカデミー賞作品『ラ・ラ・ランド』や、『ブレードランナー2049』、そして『バービー』のケン役も記憶に新しいライアン・ゴズリング。そしてコルトが愛する元カノであり、劇中映画の監督を務めるジョディを『クワイエット・プレイス』シリーズや『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが演じます。そのほか、失踪してしまう世界的アクションスターのトム・ライダーを演じるアーロン・テイラー＝ジョンソンや、コルトの撮影仲間のダンを演じるウィンストン・デュークなど、今注目のハリウッド俳優たちが集結しました。

　ライアン・ゴズリングとバイクといえば、ほぼノースタントでバイクアクションに臨んだ2012年の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命』が思い出されます。ホンダの「XR650R」で挑んだバイクアクションは必見。本作でもバイクアクションを披露してくれるのか注目のポイントです。

『フォールガイ』は、2024年8月16日（金）より全国ロードショーです。