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「ポルシェ917(1969)」記念すべきル・マン完全制覇を達成《ポルシェ図鑑》
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1969 Porsche 917

ル・マンをはじめ数々の栄冠に輝いた名車「917」

「ポルシェ911カレラRSR ターボ2.14(1974)」偉大なる911ターボの祖先《ポルシェ図鑑》

ポルシェ917は1969年に開発された5.0リッターのグループ4マシン。70年シーズンには主に空力面を改良した917Kに発展し、悲願のル・マン24時間総合優勝を獲得した。

1968年からスポーツカー・マニファクチャラー選手権は3.0リッター以下のプロトタイプ(生産台数不問)のグループ6と、年間生産台数50台で5.0リッター以下のスポーツカー、グループ4の2種類で競われることとなった。

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みんなのコメント

1件
  • この当時の『917』の目標は「ル・マン」での勝利だった。だからボディは、ドラッグ軽減を目指したポルシェ伝統のクーペ型をまとって登場したが、その後可変ウィングが使えなくなったこともあり、この空力特性の極端に悪くなった車両はついに死亡事故まで起こしてしまう。

    そんな中、ポルシェは'70年からのレースをジョン・ワイヤーに引き継ぐのだが、その際、『917』のボディの大改造を依頼するとともに、その見本として'69年の日本グランプリで、その強さを間近で見、舌を巻いた『R382』を上げたのではないだろうか?

    すなわち、ドラッグ軽減よりも、むしろダウンフォース確保のため、ボディ後端を跳ね上げた短いリアカウルを装着し、全体を「ウェッジシェイプ」でまとめた、『R382』にそっくりな『K(クルツ)』のスタイル…

    『917』にパクられた『R382』
    当時の日産の空力はポルシェの上を行っていたと思うと、ちょっと気分が良い!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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