8月5日、SROモータースポーツ・グループは、2025年のインターコンチネンタルGTチャレンジのカレンダーについて日程を確定させたものを発表した。2019年以来の復活となる鈴鹿1000kmは、2025年9月12日~14日に決定した。
GT3カーを中心に争われる世界5大陸の著名なレースを繋ぎ争われるインターコンチネンタルGTチャレンジは、スパ24時間が行われていた6月28日に2025年のカレンダーを発表していた。大きな驚きとなったのは、2019年まで鈴鹿10時間として開催されていた鈴鹿1000kmの復活。ただこの時は、9月開催ということだけが発表されていた。
鈴鹿1000kmが2025年に復活! インターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として9月に開催へ
そんな鈴鹿1000kmのカレンダーについては、8月1日にJAF日本自動車連盟から発表されていた2025年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧で『9月11日~14日』と記載されており、そのとおりの日程がSROモータースポーツ・グループから発表された(JAFからの発表は1日多く発表されることが多い)。以前の鈴鹿10時間時代の8月よりも涼しい時季での開催となる。
一方で、最終戦として予定されていたインディアナポリス8時間は、当初スケジュールされた10月2~4日から10月16~18日に移った。これは鈴鹿からインディアナポリスへ向けた機材や車両の輸送のための時間を十分に確保するためが理由のひとつとされた。
またインディアナポリス8時間は土曜日に開催され、日曜にはGTワールドチャレンジ・アメリカの最終戦が行われるが、インディアナポリスの日程の2週間前にIMSAのシーズン最終戦が行われる予定で、日程を後倒しすることで、多くのエントリーを集めることが目的だという。
その他の3レースの日程は変更されていない。6月のニュルブルクリンク24時間、スパ24時間は連戦のままで、チームが懸念するWECル・マン24時間との“24時間3連戦”はそのままとなっている。
2025年インターコンチネンタルGTチャレンジ
カレンダー(8/6)
RoundDateRaceNationality11月31日~2月2日バサースト12時間オーストラリア26月19日~22日ADACラベノール・ニュルブルクリンク24時間ドイツ36月26日~29日クラウドストライク・スパ24時間ベルギー49月12日~14日鈴鹿1000km日本510月16日~18日インディアナポリス8時間パワード・バイ・AWSアメリカ
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