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小さくても頼れる存在! 荷物がたくさん積めるレジャー向け軽自動車&コンパクトカー7選

掲載 更新 13
小さくても頼れる存在! 荷物がたくさん積めるレジャー向け軽自動車&コンパクトカー7選

大容量ワゴンだけだと思ったら大間違い

 キャンプや車中泊に適したクルマというと、大型のミニバンなどを想像しがちだが、実は、軽自動車やコンパクトカーの中にも、キャンプ用品をどっさり積み込め(2~3名乗車時)、それこそ車中泊まで可能なクルマもある。車中泊の可否については、カタログやアクセサリーカタログを参照すると分りやすく、つまり、車中泊シーンの写真や車中泊アイテムの掲載があれば、可能ということだ。

家族4人キャンプ&アクティブ派は「2列ミニバン」がキーワード! 編集部のオススメは?

ホンダ N-VAN

 まずは、軽自動車から。キャンプ用品をどっさりと積み込めるという点では、ホンダの「N-VAN」が適役だろう。”働く軽バン”ではあるものの、そこがむしろ強み。『+STYLE FUN』という、日常ユースに使いやすいグレードもあり、ダブルビッグ開口部でバックドア側からはもちろん、スライドドア側からも大きな荷物が積み込みやすい。

 ラゲッジの開口部地上高は525mmと非常に低く、重い荷物の出し入れやペットの乗降もラクラク。また、後席格納時のラゲッジスペースの奥行は1585mmもあり、フロア幅も最大1390mm。ポイントは高さ方向で、天井高は軽自動車最大級の1390mmもあるのだから、大きな荷物も十分に積み込める。 さらに「ホンダアクセス」が手掛ける純正アクセサリーには、室内をフラットなベッドスペースに変身させるマルチボードやテールゲートカーテンなども用意。ソロの車中泊にもバッチリと対応できるわけだ。 

 よって、キャンプ、車中泊にN-VANを使うならば、選ぶべきグレードはロールーフの「+STYLE COOL」よりも、ハイルーフ仕様の「+STYLE FUN」がオススメ。長距離ドライブ、高速走行の機会が多いならばターボモデルがいいだろう。

ダイハツ・ウェイク

 ダイハツの「ウェイク」もキャンプや車中泊にイチオシの、大容量の荷室を備えた軽乗用車だ。後席使用時のラゲッジスペースの奥行こそスーパーハイト系軽自動車と変わらないものの、1835mmもの全高を生かした1140mmという余裕の室内高をもつ(タントは1065mm)。

 しかも、純正アクセサリーにも注目で、仮眠にぴったりのカーテンやプライバシーシェード、前席からラゲッジ部分をフラットに使えるジョイントクッションをセットにした「くつろぎパック」はオススメ。また、室内を完全なフラットスペースに仕立てる「ふらっとキット(15万2680円)」も用意され、まさにキャンプ、車中泊前提の軽自動車としての使い勝手の良さが光る1台と言えるだろう。

スズキ・スペーシア

 ところで、同じ軽自動車でも、よりアウトドアテイストが強いデザイン性を持つクルマが理想なら、スペーシアのクロスオーバーモデルとなる「スペーシア・ギヤ」がオススメ。ルーフレールを用意するエクステリアはワイルドなSUV感覚たっぷりで、最低地上高こそ標準のスペーシアと同等ながら、自然の中に似合うキャラクターの持ち主だ。

 後席使用時のラゲッジスペースの奥行は最小限ながら、2~3名の乗車であれば、後席の格納によってラゲッジスペースの奥行は1350mmに達し、天井高も1100mmとたっぷり。純正アクセサリーとしてプライバシーシェードを用意しているので仮眠や車中泊もしやすい。

 パッケージ、動力性能、快適性など、基本的な部分はスーパーハイト系軽自動車のスペーシアそのものだから、日常的な使いやすさも文句なし。

 遠出、高速走行の機会が多く、大きなクルマは必要ないけれど、動力性能やボディサイズにもうすこし余裕が欲しい……というなら、5ナンバーサイズのミニバンをベースにした大容量ワゴンという選択肢もある。

トヨタ・シエンタ

 具体的には、まずはシエンタの2列シート仕様であり、ここだけの話、後席のかけ心地が3列シートのシエンタよりいいのが「シエンタ FUNBASE」だ。特別仕様車として”GLAMPER”という、アウトドアテイストたっぷりのグレードを用意するだけあって、キャンプや車中泊にもぴったり。特にベージュのボディカラーは自然の中に溶け込むアースカラーである。 ハイ/ローの2段階の高さを調整できるデッキボードを備えたラゲッジスペースは、キャンプ用品の積み込みやすさもバツグン。ラゲッジスペースの開口部地上高は530mmと極めて低く、開口部の幅や高さもそれぞれ1050mm、935mmと非常に広い。 また、フロア奥行は後席使用時でも935mmとなり、幅も1060mmとたっぷり。天井高もハイデッキ状態で985mm、ローデッキ状態に至っては1070mmの余裕がある。さらに床下収納も備わり、小物の置き場にも困らないのもポイント。後席格納時のラゲッジスペースの奥行きはフロア長で1620mm(最大2065mm)と、とにかく大容量なのだ。

 純正アクセサリーには室内カーテンなども揃い、車中泊仕様にアレンジすることも可能。ラゲッジの使いやすさはもちろん、オーナーのアイデア次第でキャンプや車中泊に適した大容量ワゴンに変身させる楽しみがあるのが、シエンタFUNBASEというわけだ。

ホンダ・フリード

 同じく、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンの3列目席を取り払った大容量コンパクトワゴンが「フリード+」だ。ラゲッジスペースの開口部地上高はなんと335mmと、世界のこの種のクルマとしてもっとも低い部類。なかでも自転車の積み込みやすさは抜群だ。

 さらに、フロアボードを上段にセットすると、下段は荷物置き場として活用可能。上段は格納した後席部分とフラットにつながるリビング&ベッドスペースに変身できる。最大フロア奥行に関しても大人が真っすぐと横になれる1890mmに達し、フロア幅も上段で1270mmとたっぷり。その状態でも、天井高は930mmあるため、リラックスした姿勢で仮眠、お座敷感覚の車内生活が可能となる。

 そして、「ホンダアクセス」の純正アクセサリーには車中泊用品も揃い、自由自在にアレンジ可能。ウインドウ全面を覆うプライバシーシェードのほか、テールゲートカーテン、車内をベッド化できるラゲッジクッションマットなども揃う。さらにフリード+には「HONDA DOGシリーズ」のペットアイテムもあるから、愛犬とのアウトドアライフにも最適だろう。

ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ

 最後に、同じアウトドアライフでも悪路走破性に優れた1台として、5ナンバーサイズの大ヒットコンパクトSUV「ロッキー」&「ライズ」を紹介したい。

 ラゲッジスペースの開口部地上高は700mmと、さすがにSUVだけに高さはあるものの、4WDによる走破性能の高さ、そして後席居住性より大きな荷物を積み込みやすい余裕あるラゲッジスペースを優先したパッケージングが特徴的だ。

 ラゲッジスペースは後席使用時でも奥行755mm、幅1000mm、天井高740~865mmと、5ナンバーサイズのクルマとは思えない大容量。6:4分割の後席を格納すれば、フロア奥行は1330mmにもなる。しかも、ラゲッジスペース床下には80Lものトランク収納を備え、アウトドアの荷物の積載性は想像以上と言っていい。

 4WDを選べば、最低地上高185mmとなり、RAV4と同じ「ダイナミックトルクコントロール4WD」による、本格的な悪路走行にも対応。ロッキーならば、つながるSUVとなる「ダイハツコネクト」も用意されている。

スズキ・ハスラー

 意外性という意味では、スズキの「ハスラー」も悪路に強く、軽自動車のクロスオーバーモデルながら車中泊もばっちり。ラゲッジスペースは後席使用時だと後席スライド位置によって280~445mmでしかないものの、5:5分割の後席をほぼフラットに格納すると、フロア奥行は970~1130mmにまで拡大(後席スライド位置による)。

 さらに前席までフラットアレンジを行なえば、大人がしっかり寝られる全長2040mmものベッドスペースになるのだからすごい(走りも素晴らしい)。

 純正アクセサリーとしては、カータープ、プライバシーシェード、そして前後席ラゲッジスペースをベッド化できる2枚1組、2名用のリラックスクッションまで揃うのだから完璧。キャンプや車中泊に向いている小さなクルマはスーパーハイト系軽自動車、5ナンバーサイズの2列シート大容量ワゴンだけだと思ったら大間違いである。

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みんなのコメント

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  • エブリイ、アトレー(ハイゼット)が出てこないのが不思議笑
  • 通勤にウエイクを使ってます。助手席側をフルフラットにして寝袋を置いています。
    朝のラッシュが嫌なので、渋滞する前に会社に行き駐車場で始業まで仮眠してます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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