■ミドルサイズSUV「ティグアン」のロングホイールバージョン
独VWは2021年5月12日、ミドルサイズSUV「ティグアン」のロングホイールバージョン「ティグアン・オールスペース(Tiguan Allspace)」をマイナーチェンジ、改良新型を世界初公開した。
【画像】日本導入したら流行りそう! VW新型「ティグアン・オールスペース」を画像でチェック(20枚)
新型ティグアン・オールスペースはエクステリアを一新。新しいLEDヘッドライトを備えフロントまわりが変更されている。ボンネットはよりシンプルなラインを描き、LEDヘッドライトを備えた新たな幅広のラジエーターグリルに変更、デザインが新しくなったVWバッジは中央に配置された。さらにバンパーデザインも一新されている。
これにより、従来型よりも全長が22mm長い4723mmになった。室内空間のサイズは変更がなく、荷室容量は3列7人乗りバージョンでは700リッターから最大1755リッター、2列5人乗りバージョンでは760リッターから1920リッターを誇る。3列目シートは荷室下にきれいに格納することが可能だ。
LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」も選択が可能になった。これはフロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステムとなる。
新型ティグアン・オールスペースは、独では「ライフ」「エレガンス」「Rライン」という3グレードでの展開。エレガンスは内外装に多数のクロムメッキを用い、19インチアロイホイールを搭載。RラインはRロゴを備えた専用マルチファンクション・ステアリングホイールやカーボントリム、「デジタルコックピットプロ」、19インチまたは20インチの専用ホイールを選択可能だ。
また「IQ.DRIVEトラベルアシスト」を初搭載。これは部分的な自動運転で、システムは0km/h(DSGの場合)または30 km/h(MT)から210km/hまでの速度で、ステアリング、ブレーキング、および加速をおこなうもので、これはアダプティブクルーズコントロール(ACC)や横方向のガイダンス用のレーンアシスト(標準装備)などのシステムによって構築されている。
インテリアでは、第3世代となるモジュラーインフォテインメントマトリクス(MIB3)」搭載。オンライン接続が可能でネットワーク化を果たしている。Apple CarPlayのワイヤレス機能にも対応している。またオプションで480Wのハーマン・カードン製のプレミアムサウンドシステムも選択可能になった。
* * *
ティグアンは、欧州でもっとも成功したSUVで、世界でもっとも販売台数の多いSUVのひとつだ。
初代は2008年に登場、2016年に2代目に進化し、これまで600万台以上が生産されている。2019年にはVWブランドでもっとも人気のあるベストセラーモデルとなり、全体で91万926台が生産された。
そんなティグアンが、世界のSUVのベストセラーとなった理由が、2017年に追加投入されたこのティグアン・オールスペースの存在だ。このロングホイールベースバージョン(LWB)は、発売以降すでに150万台以上が販売され、現在では全世界で生産ラインから出荷されるティグアンの2台に1台以上(55%)がLWBになっている。
このクラスのSUVで、3列7人乗りを実現しているモデルは少ない。ホンダ「CR-V」(全長4605mm。FF・ガソリン車のみ)、プジョー「5008」(全長4640mm、メルセデス・ベンツ「GLB」(全長4650mm)、マツダ「CX-8」(全長4900mm)あたりがライバルになりそうだ。
ティグアン・オールスペースの日本導入はあるのだろうか。
日本ではこの5月12日に改良新型ティグアンが登場、その際にはVWのSUVで初のハイパフォーマンスモデル「ティグアンR」が追加設定されている。
ティグアンは、これまで日本で1万7012台を販売したVWのラインナップを代表するSUVモデルだけに期待したいところだが、VGJ広報担当者に話を聞くと「いまのところ予定はない」とのことだ。
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