ステランティスは11月13日、欧州の電気自動車(EV)市場で好調な販売実績を記録していると発表した。同社は10月の販売データを発表し、厳しい市場環境の中でも電動車販売を伸ばしていることが明らかになった。
ステランティスによると、10月のEU29カ国におけるバッテリー電気自動車(BEV)のシェアは12.5%に達し、販売台数は前年同月比1.2%増加した。特にフランスでは、販売台数が10%以上増加。プジョー『e-208』が年初来の10カ月間でベストセラーEVの1つとなっている。
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同社の電動車ラインナップの充実が、この好調な実績につながっているとみられる。BEVに加え、プラグインハイブリッド車(PHEV)、マイルドハイブリッド車(MHEV)など幅広い選択肢を提供している。
主要市場での実績も目覚ましい。フランスとイタリアでは30%を超えるシェアを獲得し、両国のトップ10モデルに5車種がランクインした。ドイツでは10月の販売台数が7%以上増加し、シェアは14%近くを維持している。
商用車部門のステランティスPro Oneも好調だ。10月の市場シェアは31%を超え、BEV部門では35.7%のシェアを獲得した。特にドイツでの成長が顕著で、23.3%の市場シェアを記録している。
これらの実績により、ステランティスは2024年1月から10月までのEU29カ国における市場シェアを17.5%に維持し、欧州ランキング2位の地位を守っている。
同社の好調な販売実績は、新たなEU規制に対応するための電動化戦略が順調に進んでいることを示している。
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日本車オワコン。