スバルモータースポーツUSAは2023年8月2日、今シーズンのアメリカンラリーに参戦する現行型WRX(日本名:WRX S4)のラリーカーを発表した。全日本ラリー用のWRXマシンとは段違いの迫力なのだ! さっそく紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバルモータースポーツUSA、ベストカーWeb編集部
なんで日本で出せないのよ? まさにスバルのラリーカーじゃん!! 北米で324psのWRXラリーカー爆誕
■ド迫力のWRXベースラリーマシンは日本の全日本ラリーマシンをはるかに凌ぐ!
前後フェンダー回りやリアの大型ウイング装着などかつてのWRカー時代を彷彿とさせる猛々しい印象のARA用現行WRXラリーマシン
今回発表されたマシンは、アメリカンラリーアソシエーション(ARA)チャンピオンシップのオープン4WDクラスに参戦するためのニューマシンだ。ドライバーのブランドン・セメヌク、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムズによる「#180チーム」は、2023年8月24~25日にオジブワフォレストラリーでレースデビューを果たす。
ドライバーのブランドン・セメヌク(右)、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムズ(左)のコンビで初参戦を果たす
また、新たにエクストリームスポーツのレジェンドであるトラビス・パストラーナが2024年のARAシーズンに2台目のクルマとして加わることも合わせて発表された。
こちらは全日本ラリー用の現行型WRX S4ベース参戦マシン
日本では2023年5月に現行型WRX S4ベースの全日本ラリー選手権用マシンがお披露目されているが、それと比べてもこのARA用マシンはボディ形状の迫力が段違いだ。テクニカルパートナーであるバーモントスポーツカーがARAの競技用に製作した。
米国で販売された現行WRXであるWRXナンバー1から始まり、ラリーマシンがお披露目されるまでの18カ月にわたって設計、製造され、テストされてきた。
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