ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1の2024年シーズンは「チャンスを逃してしまった」1年だったと総括した。
ウイリアムズの2024年マシンであるFW46は重量オーバーな状態でシーズンをスタート。その”ダイエット”に多くの努力を払ったことで、アップデートのスケジュールにも悪影響が及んだ。結局ウイリアムズは夏休み明けにマシンアップデートを1回、ふたつに分けて導入しただけに終わった。
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結果としてウイリアムズが中団争いの中で競争力を発揮していたのはわずかな間だけ。ライバルがアップデートで競争力を上げ、ウイリアムズも様々なオペレーションミスやクラッシュを喫して、上位進出のチャンスをさらに失った。
アルボンはチームがシーズン開始時にもっと多くのポイントを獲得できていれば、アルピーヌやハース、RBと戦う現実的なチャンスがあったはずだと語った。
「僕の全体的な意見としては、少し機会を逃したという感じだ」
「シーズン後半やクラッシュに焦点を当てるのは簡単だが、現実的には重量オーバーのマシンでスタートしたシーズン序盤に、もっと多くのポイントを獲得できたはずだ」
「僕たちは1回だけアップグレードをしたけど、それは良いアップグレードだった。シーズン中盤はまずまずの出来だった。計画は常に来年に集中することだったし、そこで多くのチームに追い抜かれてしまった」
「だからもしもう少し力強いスタートができていたら……かつてアストンがそうだったように、序盤にピークを迎えて終盤に調子を落としていたとしても、堅実なシーズンを送ることはできただろう」
「僕らにとってベストな時期はシーズン中盤だったと思う。モンツァ、バクー、シンガポールあたりは僕らのマシンが好調だったところだ。でも、不運や問題、クラッシュも多かった」
「でも色々な意味で、何よりもシーズン序盤にチャンスを逃してしまったような気がするよ」
アルボンにとっては苦難に満ちた2024年は、チーム代表であるジェームス・ボウルズが2026年以降に向けてチームを現在の窮地から脱却させるために打ち出した計画を考えれば、比較的受け止めやすいだろう。
「結局のところ、僕はあまり動揺していない。短期的な成功のためにここにいるわけではない。長期的な視野でここにいるからね」
「今年の挫折は明らかだと思う。ジェームズは僕たちの現状にとても正直で、将来に向けてより良い方向へ進むために、あるところでは方向性を示し、あるところでは後退を余儀なくされている」
「彼は僕にも正直で、とてもオープンな人だ。もしかしたら、僕たちが望んでいたよりも少し時間がかかっているかもしれないが、中団の前の方で戦うだけでなく、それ以上のものを求めているんだ。だから僕たちはアップグレードを犠牲にし続けているんだ」
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