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【究極のMモデル】新型BMW M5 CS 公式発表 快適性とパフォーマンスの両立

掲載 更新 2
【究極のMモデル】新型BMW M5 CS 公式発表 快適性とパフォーマンスの両立

0-100km/h加速3.0秒

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)

【画像】新型BMW M5 CS【M5コンペティションやM4、M3と写真で比較】 全129枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

BMWは新型M5 CSの詳細を発表した。Mがこれまでに生産した中で最もパワフルで高速なロードカーだ。発表はBMW Mのインスタグラムの投稿で行われたが、M5 CSのリーク画像が別のユーザーにより投稿された直後のことだ。

高い評価を得ているスーパー・サルーンM5の究極のバージョンとして、M2 CS、M3およびM4のCSとともに「クラブスポーツ」のタグを採用している。BMWは、M5 CSを「日常的な使い勝手の良さと卓越したサーキット走行性能を兼ね備えた特別なパフォーマンスモデル」と説明している。

英国での納車開始は4月を予定しており、価格は14万780ポンド(1996万円)からと、M5コンペティションよりも3万8455ポンド(545万円)高い。しかし、パワフルなエンジン、再プログラムされた4輪駆動システム、専用のシャシーチューニングなど、価格相応のアップグレードが施されている。また、軽量のカーボンパーツを多用し、M5コンペティションから70kgの軽量化に成功した。

搭載されているパワートレインは、標準モデルのM5の4.4L V8ツインターボに手を加えたもので、最高出力635ps/6000rpm、最大トルク76.5kg-m/1800rpm~
5950rpmを発生する。0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速10.4秒、最高速度は305km/h(電子リミッター)に達する。

直接のライバルではないが、四輪駆動のメルセデスAMG E 63 Sの4.0L V8ツインターボは、611psと86.5kg-mのトルクを発揮し、0-100km/h加速3.4秒、最高速度250km/hを実現している。

徹底的な軽量化と剛性アップ

パワーアップしたエンジンには、追加のサンプと間接冷却方式の専用オイルパンが採用されている。さらに、エンジンマウントには900N/mmのバネを採用し、マウント剛性を高め、各ホイールへのパワー伝達をよりスムーズにしているという。

シャシーは、M5コンペティションのものをベースにしているが、M8グランクーペ・コンペティション用に開発されたショックアブソーバーを搭載し、車高を7mm下げている。新開発のダンパーは、ホイール荷重の変動を軽減するという。

また、ダンパーコントロール用の新しいスプリング・ベアリング、フロント275/35、リア285/35のピレリPゼロ・コルサを装着した20インチホイールとの組み合わせにより、ハンドリングを大幅に向上させているという。

性能の向上に伴い、Mカーボンセラミックブレーキが標準装備された。フロントに6ピストン固定キャリパー、リアにシングルピストンのフローティングキャリパーを採用。M5コンペティションのスチール製ディスクブレーキと比較して23kgの軽量化を実現しているとされる。

ボンネットにはカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)ボンネットを採用。フロントスプリッター、ミラーキャップ、リアスポイラー、ディフューザーにもカーボンを採用するなど、軽量化に余念がない。

後部座席もカーボンバケットシート

エクステリアは、新しいグラフィックとウェルカム・ライト機能を備えたレーザーライト・ヘッドランプ、ゴールド・ブロンズ仕上げのキドニーグリルとエアダクト、フロント/リアに配置された「M5 CS」バッジなど、専用の仕上がりとなっている。

室内には4つのカーボン製バケットシートが設置されている。フロントシートには、ニュルブルクリンクのコースマップが記された一体型ヘッドレストが備わり、電動調整機能とヒーターが標準装備されている。

また、カーボン製のパドルシフト付きステアリングホイールとヘッドライニングにはアルカンターラが施されるほか、収納ボックスをなくした軽量アームレストなどが採用されている。

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