■コロナ禍のなか、逆に人気が高まったキャンピングカー市場
日本最大のキャンピングカーの展示会「ジャパンキャンピングカーショー2022」が2022年2月10日から13日まで、千葉県・幕張メッセで開催されました。
全長12m&8000万円超えの「動く高級ホテル」 究極のキャンピングカー「センチュリオン」
コロナ禍ということも追い風となり、密を避けながら旅行が楽しめるキャンピングカーの人気はいま絶好調だといいます。そんな人気も手伝い、このイベントの4日間合計の来場者数も、2万3775人と大盛況でした。
広い会場では、軽自動車ベースのコンパクトなものからトラック、バスベースの巨大なものまでさまざまなキャンピングカーが勢ぞろい。その中には、マイルームの機能を凝縮した豪華なキャンピングカーも含まれます。今回は会場で発見した、個性的かつ豪華なキャンピングカーたちを紹介します。
●豪華で走りも抜群!メルセデス・ベンツの大型キャンピングカー!「HYMER(ハイマー)」
高級キャンピングカーの代表といえば、乗用車同様に、輸入モデルが主役です。
その最高潮といわれるのが「HYMAR(ハイマー)」。同社のキャンピングカーの上位モデルのベアシャシ(土台)には、高級車の代名詞「メルセデス・ベンツ」のものが使用されているのが大きな特徴です。
展示車の「B-MLI」シリーズ「B-MLI780」は、メルセデス・ベンツの商用車「スプリンター」をベースに開発され、シャシの上のボディすべてをキャンピングカーメーカーが架装した「フルコンバージョンタイプ(フルコン)」となります。
ハイマー製のバスのようなボディを持ち、スプリンターの面影はありませんが、フロントマスク中央に、しっかりとスリーポインテッドスターが輝いています。
ボディサイズは、全長7890mm×全幅2350mm×全高2960mmと迫力満点。バスのサイズでありながら、乗車定員と就寝定員は、最大5人というのも豪華なところ。その車内は、まるでペンションの一室のようです。
車両中央には、キッチン、テーブルセット、シャワールームなどが備わり、車両後部には、巨大なベッドルームが備わります。さらにドライビングエリア上部に昇降式のベットルームも備わるので、全員がゆったりと休むことができます。お値段は、なんと2398万円(消費税込、以下同)と、住宅並みです。
より冒険を楽しみたい人には、4WDを用意する「ML-T」シリーズもあります。
こちらもメルセデス・ベンツ スプリンターがベースのもので、フロント部は、スプリンターのまま。その後方にキャンピングカーのキャビンを架装したキャブコンバージョン(キャブコン)となります。
それでも全長6740mm×全幅2220mm×全高2900mm(ML-T580)と巨大ですが、ハイリフトされた4WD車なので、オフロードや雪上でも頼りになるキャンピングカーとなっています。
■アルミボディのアメリカンキャンピングトレーラーも超人気
●国産とイタリアのコラボレーションの高級キャンピングカー「VANTECH V670」
海外のキャンピングカーメーカーがベース車としてもっとも多く使っているのが、FIAT(フィアット)の商用車「DUCATO(デュカト)」です。
そのデュカトをベースに、国産キャンピングカーメーカー「VANTECH(ヴァンテック)」が仕上げたのが、フラッグシップモデル「V670」です。
デュカトのフロント部とシャシを使ったキャブコンタイプのキャンピングカーで、ボディの架装は、日本の工場でおこなわれているのも特徴のひとつ。日本での設計なので、日本人サイズに合わせた使いやすさが魅力です。
ボディサイズは全長6700mm×全幅2250mm×全高2750mmと立派なもの。乗車定員は6人で、就寝人数は4人となっています。車内のベッドルーム天井には、サンルーフが備わり、星空を眺めながら、就寝できる贅沢も。キッチンや冷蔵庫、トイレなど充実した装備を誇ります。
また車内外に多くの収納を備えるのも、日本製らしい気遣いといえるでしょう。価格は1540万円だそう。もちろん、右ハンドル仕様です。
●おシャレなアメリカンキャンピングトレーラー「エアストリーム」
丸みを帯びたデザインと光り輝くアルミニウム製ボディが特徴のアメリカ製キャンピングトレーラー「エアストリーム」も高級キャンピングカーとして高い人気を誇る一台です。
なぜか懐かしく、そして宇宙船のような未来感あふれるデザインは、多くの人の目を惹きつけます。その車内は豪華な作りとなっており、長い期間、快適な旅を楽しむのに最適な機能が備わっています。
ボディサイズは、全長7290mm×全幅2490mm×全高2970mmと巨大ですが、強力なけん引力を備えるハイパワーなクルマとけん引免許が必要となるため、価格面だけでなく、ドライバーの技量も試されます。
このため、巨大なキャンピングトレーラーは、キャンピングカーを楽しむオーナーの中でも憧れの存在といわれています。写真のグローブトロッターは日本向けに開発製造されたモデルで、日本でもけん引して楽しめるのも特徴です。就寝定員は4名で、価格は標準仕様で1740万円と高価となります。
※ ※ ※
日本では、価格面だけでなく、保管場所や目的地へのアクセス上の問題から、限られた人に愛用される高級キャンピングカーですが、多くのキャンピングカーユーザーの憧れの的でもあります。
こうした個性的かつ贅沢なキャンピングカーに触れることができるのも、キャンピングカーショーの楽しみのひとつとなっています。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ゆったり
ホテルで過ごしたい。