■ピカピカライトがステキ! 「ランクルGRスポーツ」の凄い仕様とは
2022年4月16日、17日に「2022 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE」(以下スーパーGT/開幕戦岡山)が岡山国際サーキットで開催されました。
その開幕戦岡山にて、スポーティなカスタマイズが施されたトヨタ「ランドクルーザー GR SPORT」(以下ランクルGRスポーツ)がお披露目されました。
GTマシンではないランクルGRスポーツがなぜスーパーGTにてお披露目されたのでしょうか。
【画像】あなたはどっちが好き? トヨタ「ランクル GRSPORT」&日産「パトロールNISMO」最強SUV夢の共演を見る!(35枚)
国内最高峰のモータースポーツとして知られるスーパーGTでは、速度域が高いマシン同士の激しいバトルが見る者を魅了しています。
そうした現場では、万が一に備えたレスキュー車両が陰ながらレースを支えています。
このレスキュー車両はFRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)と呼ばれ、レース最中におけるアクシデントとなる停止車両の対応や初期消火、救援活動をおこなっています。
また、FRO車両を運転するドライバーは、レース車両が走行している状況下でコース内に進入するため混走状態のなかで迅速に事故現場に到着することが求められるゆえに豊富な経験を持つレーシングドライバーが担当しています。
そんなFRO車両ですが、2021年まではトヨタ「ランドクルーザープラド」、日産「パトロールNISMO」、スバル「アウトバック」(オーストラリア仕様)が使われていました。
しかし、2022年シーズンの開幕戦となる岡山大会にて、ランドクルーザープラドが前述のランクルGRスポーツへ、アウトバックが2021年10月に発表された「レガシィアウトバックX-BREAK」(日本仕様)にそれぞれ変更されています。
なかでも存在感が凄いランクルGRスポーツは、大阪トヨペットグループ(通称OTG)から提供されたもので、エクステリアには赤色をアクセントにしたカスタマイズが施されています。
そのほか、ホイールブランド「TWS」やタイヤメーカー「DUNLOP」のステッカーが貼られていることからそれぞれも標準車から変更されていると見られます。
また荷室にはレスキュー時に必要な救急セットや消火器などが積載されています。
またTOYOTA GAZOO RacingのSNSでは「今シーズンから #ランドクルーザー GR SPORTが登場しました」とコメントと共に39秒の紹介動画が投稿されています。
この投稿に対して、ユーザーからは「かっこいいー、スーパーGTのとき活躍するのを楽しみにしてます!」、「カッコいい??流石トヨタ??」、「社外のアルミホイール履いてますね!TWS製で20インチくらいでしょうか?大口径ホイールも似合う!」といったコメントが寄せられています。
※ ※ ※
スーパーGTは、トヨタ、ホンダ、日産のGTマシンが競い合う「GT500クラス」。国内外の有力メーカーのGTカーが競い合う「GT300クラス」が存在します。
速度差がある両クラスにおいて、起こってはいけないもののコース上でのアクシデントはつきもの。
そうした際に活躍するのがFRO車両ですが、2022年シーズンはランクルGRスポーツの雄姿が見られそうです。
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みんなのコメント
リヤのグレードもZXになってるからフロント部分だけ
GRを移植したのかな