小さなベルトホールを持つ「クラシック」シリーズがデビュー
日本を代表するスポーツシートブランド「ブリッド(BRIDE)」は、シート本体のみならずシートレールまで「メイド・イン・ジャパン」にこだわった製品作りで、多くのスポーツカーユーザーを中心に支持されています。そのブリッドがフルバケットシートのベストセラーモデルである「ジータ」に、先代モデル(ジータIII)のデザインを採り入れて開発したのが「ジータIV クラシック」になります。これは「昔のようにベルトホールの小さなシート」を希望するユーザーからの声を反映したものです。
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(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.045)
クラシカルなデザインの中に最新の技術が詰め込まれている
クラシカルデザインながら、LOWMAX構造のシェルやモールドウレタンを採用した座面クッションなど、ベースのジータIVの特徴である高剛性・快適性・機能性を有するのが、ブリッドの「ジータIV クラシック(ZETA IV Classic)」だ。
シート背面シェルにはハーフカバーが採用され、車検対応のために新たに別売のシートバックプロテクターを用意する必要もない。またブラック表皮カバーの外周部にグレーのダブルステッチを採用するなど、スポーティな印象をさり気なく演出することで、従来モデルとの差別化も図っている。
このジータIV クラシックは2024年7月1日より全国の「ブリッド」取扱店で受注を開始している。さらに小径ベルトホールの「クラシック」シリーズに加わるラインアップとして「ストラディアIII クラシック」の開発も進行中だ。
リクライニング可能なセミバケットモデルにも「クラシック」を設定する予定
「ストラディア」は、ワンタッチ式リクライニングレバーによりバックレストの角度調整が可能な有段階リクライニング機構を備えるセミバケットモデル。日常での利便性や快適性、乗降性を確保しながら、サーキット走行にも対応した優れたホールド性をも備えているのが特徴だ。こちらは2024年内発売を予定する。
「ブリッド」では、自動車用品店などのイベントへ積極的に参加しているので、気になるシートのフィッティング体験や、シートレール選びをはじめとした愛車とのマッチング相談も可能だ。イベントへの出展情報はホームページで確認できる。
有段階で角度調整が可能なアームレストを新規設定!
リクライニングシートのオプションパーツに、有段階で角度調整が可能なアームレストが新規設定で発売された。既存で設定しているアームレストは調整機構がないため、バックレストの角度と連動してアームレストの使用感に難色を示すケースもあるが、この問題を解消することを目的として開発された。生産終了モデルを含むアームレストが取り付け可能なコンフォートリクライニングシートに対応する。
アームレストはロックがかかる可動範囲内で角度調整が可能で、その可動域を越えて上方向へ動かした場合にロックが解除される仕様。プロテインレザーを採用した「エディルブ」向けも今後製品化を検討中とのことだ。
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みんなのコメント
ブリッドのラインナップで万能性を問われたら、まずリクライニングタイプだと思う。
私はガイアスを長く愛用してるが、これでも万能性を落として汎用性に降っている感じ。