マツダの北米法人は5月21日、ミドルサイズセダン「マツダ6」およびコンパクトSUV「CX-3」の販売を終了すると発表した。
北米のディーラーから姿を消すことになったマツダ6は、2012年に国内ではデビュー(当初はマツダ アテンザとして展開)し、米国では翌2013年からマツダ6の名で販売が開始された。最盛期には58,000台近い年間セールスを誇り、2017年に行われたマイナーチェンジでは内外装を一新したほか安全装備も充実させ商品力アップを図った。しかし足下での販売台数は年間30,000台程度と減少傾向となっていた。
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一方のCX-3は2015年に登場したクロスオーバーSUVで、現地でのローンチは翌2016年。コンパクトハッチ「マツダ2(旧日本名:デミオ)」をベースにしたエントリーSUVとして日本では一定の売れ行きを誇っており、現地でも2018年のマイナーチェンジで装備を充実させるなどテコ入れを実施してきた。しかし全長4300mm足らずのボディは、広大な米国ではややコンパクト過ぎたのかもしれない。
マツダは今回の決定を「顧客ニーズの変化への対応」と説明。今後も美しいデザインとファン・トゥ・ドライブな走行性能を持ったモデルを提供していくと説明している。各国の現地事情に合わせモデル展開を随時見直すことは自動車メーカーとしては当然の決断ともいえ、今回の決定が今後のさらなる飛躍に結びつくことを期待したい。
カタログ落ちした2モデルの後継がどうなるのか。メーカーからの正式な発表はないものの、マツダ6については次期型でFR化され、直6ユニットを搭載するという噂もある。これが実現すれば新たな国産ドライバーズセダンの登場となり、ファンのハートを掴む可能性はある。残念ながらワールドプレミアの場として期待されていた2021年の東京モーターショーは開催の中止が決定したが、開発が順調に進んでいれば実車の姿の見られる日はそう先のことではないだろう。
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みんなのコメント
プレミアムブランドまで行ききれてない現状だと相当苦しいのは確か。