現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 大人気軽「タント」に同門ライバル!? キュートなダイハツ「ムーヴキャンバス」との違いとは

ここから本文です

大人気軽「タント」に同門ライバル!? キュートなダイハツ「ムーヴキャンバス」との違いとは

掲載 更新 40
大人気軽「タント」に同門ライバル!? キュートなダイハツ「ムーヴキャンバス」との違いとは

■両側スライドドアを装備した2台、それぞれの違いは?

 ダイハツ「タント」は初代が2003年に登場し、現行モデルは2019年7月に発売された4代目で、後席ドアには便利な両側スライドドアを装備。広い室内とあわせて、ファミリー層にも便利な軽自動車として人気を博しています。

不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選

 一方、ダイハツには同じく後席両側スライドドアを備えた軽自動車として「ムーヴキャンバス」が存在します。両車にはどのような違いがあるのか、それぞれの特徴を比較していきます。

 両車の外装はどのような違いがあるのでしょうか。

 タントの外観デザインは、標準モデルとカスタムモデルの2種類から選択できるようになっています。

 通常モデルは愛着を感じさせる穏やかなフロントデザインが特徴です。楕円のヘッドライトが親しみやすい雰囲気を演出。一方、カスタムモデルは厚みのあるメリハリがついたフロントデザインで、スタイリッシュな印象となっています。

 一方、デザインコンセプトに「ナチュラル・愛着・アクティブ」が掲げられたムーヴキャンバスは、丸みがより強調されたシルエットやヘッドライトデザインが特徴で、可愛らしい印象です。

 2トーンカラーも特徴的で、塗り分け部分がフロントまで回り込んでいるなど、ピンクやミントなどポップなボディカラーがより映えるデザインとなっています。

 続いて、車内の機能や、2台に共通する後席両側スライドドアについて見ていきます。

 タントは、助手席側に前後ドア間のピラーが無い「ミラクルオープンドア」を採用し、ドア内にピラーの機能を内蔵することで1490mmの開口幅を実現。

 そして、運転席は540mm、助手席は380mmというロングスライド機能を備えることも特徴で(それぞれタイプ別設定)、車内の移動や子供の世話などがしやすい設計です。

 一方ムーヴキャンバスは、スライドドアにミラクルオープンドアのような特別な仕掛けはないものの、後席座面下の「置きラクボックス」が特徴的。運転席からも手が届く距離で、フロアに直接置きたくない荷物でも、汚れを気にせず載せることができます。

■タントとムーヴキャンバス、搭載されるパワートレインに違いが?

 両車に搭載されているパワートレインはどのような違いがあるのでしょうか。

 タントに搭載されるエンジンは660ccの自然吸気/ターボで、組み合わされるCVTは世界初となるスプリットギヤを用いる技術を採用した新開発「D-CVT」を採用しています。駆動方式は2WDと4WDがそれぞれ用意され、燃費は2WD・自然吸気エンジン車で21.2km/L(WLTCモード)です。

 一方、ムーヴキャンバスは660ccの自然吸気エンジン+CVTの組み合わせのみです。駆動方式は2WDと4WDがそれぞれ用意されるのはタントと共通しており、燃費は2WD・自然吸気エンジン車で20.6km/L(WLTCモード)となります。

 続いて、予防安全装備を比較します。

 タントに搭載されているのは、「次世代スマートアシスト」で、一方ムーヴキャンバスに搭載されているのは「スマートアシストIII」とされますが、どちらも予防安全装備のなかで注目される衝突被害軽減ブレーキについてはともに対車両と対歩行者を検知対象とするタイプです。

 ただし、衝突被害軽減ブレーキ以外を見ると、タントには軽自動車初の「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が用意される(タイプ別設定)などの違いはあります。

※ ※ ※

 タントの車両価格(消費税込、以下同様)は124万4300円から197万4500円です。ムーヴキャンバスの車両価格は127万6000円から171万500円となっています。

 ムーヴキャンバスはターボエンジン車がないことから、もっとも価格が高いモデル同士の比較では若干安くなります。

 どちらも幅広いユーザーが便利に使える軽自動車ですが、タントはより優れた使い勝手を実現したモデルで、ムーヴキャンバスはキュートなデザインが特徴といえるでしょう。

こんな記事も読まれています

今年もル・マンにAOレーシング名物の特別リバリー登場。ドラゴンカラーの『スパイク』でLMP2参戦へ
今年もル・マンにAOレーシング名物の特別リバリー登場。ドラゴンカラーの『スパイク』でLMP2参戦へ
AUTOSPORT web
IMSA、12月に予定していた公認テストの日程を変更。2024年は11月中旬に実施へ
IMSA、12月に予定していた公認テストの日程を変更。2024年は11月中旬に実施へ
AUTOSPORT web
RB、リサイクルしたカーボンファイバーを使い、F1パーツを製造。角田裕毅とリカルドがエミリア・ロマーニャGPでドライブへ
RB、リサイクルしたカーボンファイバーを使い、F1パーツを製造。角田裕毅とリカルドがエミリア・ロマーニャGPでドライブへ
motorsport.com 日本版
V12エンジン×MT搭載! 新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! レトロ風デザイン採用の「スーパーキャット」英で発表
V12エンジン×MT搭載! 新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! レトロ風デザイン採用の「スーパーキャット」英で発表
くるまのニュース
[15秒でわかる]BMW『M4 CS』新型...550hpで0-100km/h加速は3.4秒
[15秒でわかる]BMW『M4 CS』新型...550hpで0-100km/h加速は3.4秒
レスポンス
フィアット「500」のエンジンルームに飛び散るオイル…ステージ別に走って分かったこととは?【週刊チンクエチェントVol.36】
フィアット「500」のエンジンルームに飛び散るオイル…ステージ別に走って分かったこととは?【週刊チンクエチェントVol.36】
Auto Messe Web
シャンデリアに毛足の長いカーペット! バブルの申し子「サロンバス」がいまデコトラ乗りたちの手で復活していた
シャンデリアに毛足の長いカーペット! バブルの申し子「サロンバス」がいまデコトラ乗りたちの手で復活していた
WEB CARTOP
俳優・押田岳の「あの“絶版旧車”に乗りたい!」──Vol.7 ホンダ ドリームCB750 FOUR
俳優・押田岳の「あの“絶版旧車”に乗りたい!」──Vol.7 ホンダ ドリームCB750 FOUR
GQ JAPAN
アバルト「F595C 2nd エディション」発売 MT×電動ソフトトップ仕様の限定車
アバルト「F595C 2nd エディション」発売 MT×電動ソフトトップ仕様の限定車
グーネット
日産の新型「エルグランド」登場!? まさかの“エクストレイル顔”&アリアライト採用! 斬新なSUVスタイルの「グラシア」に称賛の声
日産の新型「エルグランド」登場!? まさかの“エクストレイル顔”&アリアライト採用! 斬新なSUVスタイルの「グラシア」に称賛の声
くるまのニュース
【MotoGP】マルケス、ファクトリー昇格に障害は無い? ドゥカティのモンエナと競合のレッドブルを『切る』覚悟アリと示唆
【MotoGP】マルケス、ファクトリー昇格に障害は無い? ドゥカティのモンエナと競合のレッドブルを『切る』覚悟アリと示唆
motorsport.com 日本版
最高峰SUV『マイバッハ GLS』さらに大規模改良!? ハイパースクリーン搭載、PHEV投入に注目
最高峰SUV『マイバッハ GLS』さらに大規模改良!? ハイパースクリーン搭載、PHEV投入に注目
レスポンス
新型「フリード」をカスタムしよう!ホンダが純正アクセサリーを先行公開!
新型「フリード」をカスタムしよう!ホンダが純正アクセサリーを先行公開!
グーネット
KINTO あの“ラグジュアリームーバー”が満を持して登場!「LM」がラインアップ追加
KINTO あの“ラグジュアリームーバー”が満を持して登場!「LM」がラインアップ追加
グーネット
ロールス・ロイスの賜物か──新型BMW X7 xDrive 40d エクセレンス試乗記
ロールス・ロイスの賜物か──新型BMW X7 xDrive 40d エクセレンス試乗記
GQ JAPAN
東九州道の4車線化「2024年度内」は困難 一部区間で工事に遅れ その原因は?
東九州道の4車線化「2024年度内」は困難 一部区間で工事に遅れ その原因は?
乗りものニュース
Jujuも実践、レーシングドライバーに欠かせない“見る力”を鍛える! 「ドライビングビジョントレーニング」のサービス開始へ
Jujuも実践、レーシングドライバーに欠かせない“見る力”を鍛える! 「ドライビングビジョントレーニング」のサービス開始へ
motorsport.com 日本版
クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
くるまのニュース

みんなのコメント

40件
  • なんかカタログ読んだだけで書けそうな記事内容
  • やっぱりダイハツみたいな後発の劣化パクリしか出来ないメーカーは何出してもダメだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

135.3177.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0275.0万円

中古車を検索
タントの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

135.3177.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0275.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村