現在のF1では、1ストップの戦略を遂行するため、ペースを落としてタイヤをしっかりとマネジメントすることが定石となっている。また一方で、トップ3チームとそれ以外のチームとの差が拡大し、その格差は広まる一方だ。
GPDAはこれらの状況に懸念を抱いており、事態を解決する方法を模索しようとしている。
”世界と戦うため”に……日本人の強さを持った、国際人を育てたい。新生SRSを支える中野信治に訊く
レッドブルのダニエル・リカルドは、現在のタイヤは特定の状況下ではプッシュできるものの、ピットストップ回数を最小限に抑えるために、ラバーをマネジメントする必要があると主張する。
そのため、GPDAの会合が、ドライバーズ・ブリーフィングの後に行われることになった。
「誰も満足していなかったと思う」
そうリカルドはタイヤの状況について語った。
「僕らがもっと長く、激しく戦うことができるタイヤを、彼らは求めていた。そして今、僕ははそれに近づいていると感じている」
「でも僕は、もっとプッシュできるが、デグラデーションの起きる、2~3ストップの戦略を必要とするタイヤを、どう手にすればいいかは分からない。僕らは、今やっているように、ただゆっくり走るということになるだろう」
ただ、このタイヤの問題は、GPDAの議題のひとつにすぎないと、ロマン・グロージャンは語る。グロージャンはGPDAのディレクターを務めている。
「問題はタイヤだけじゃない」
そうグロージャンは語る。
「あまり他の人に話したくないと感じている。しかし、我々はフィードバックをもたらす必要があるし、おそらくそれをもっと進めていこうとするだろう。なぜなら、今のレースは楽しいモノではないからだ」
「メキシコGPでは、6位でも2周遅れだった。1周遅れだったり、2周遅れだったりする中団グループのマシンが表彰台に上がるのを、見たいだろうか?」
「大きなチームと小さなチームの差は大きすぎる。その上、タイヤを理解すること、そして走らせるのはとても複雑だ。もしダウンフォースが少なければ、タイヤを壊すことになるだろう。そして、再び差が広がることになる」
グロージャンは、GPDAの話し合いの目的は、すべてのドライバーの気持ちを推し量ることだと語る。そして、もし何をする必要があるかということについての合意があれば、それがこのスポーツをさらに良くしていこうとする動きに繋がるはずだと考えている。
「もし、我々が議論したことに満足するところに行けば、箇条書きにして、皆さんやリバティ、そしてその他にも引き継いでいくべきだ」
トロロッソのピエール・ガスリーは、レースをより良くしたいのなら、ドライバーたちはもっと話し合うべきだったと考えている。
「改善できることはたくさんある。もしオーバーヒートに敏感ではないもっと丈夫なタイヤがあれば、レースを改善することができるはずだ」
そうガスリーは語る。
「そうすれば、長い間他のマシンについていくチャンスを与えてくれるだろう」
「現時点では、3つのコーナーで前のマシンに近づいて走るだけで、マシンは滑り始め、タイヤの温度が3℃上がる。そしてパフォーマンスを失い始めるんだ。それは雪だるま式に増えていく。温度は上昇し続け、そしてタイヤが終わってしまう」
「それは、ピレリが集中して考えるモノだ。僕らはすでに話した。でも彼らは、FOMが彼らに求めたモノを尊重する必要がある。だから、これは何度も議論した話題なのだ。おそらくドライバーとして、僕らの未来のために必要なことについての意見や見解、そして要望を、より強くする必要がある」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?