■トヨタは2つの新型「ランドクルーザー」を世界初公開! どういうこと?
トヨタ「ランドクルーザー」は「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として1951年の誕生以来、世界中で愛されています。
ランクルの愛称でも知られる同モデルには、大きく3つのシリーズが存在しますが、2023年8月2日に新「ランドクルーザー70」と新型「ランドクルーザー250」が世界初公開されました。
【画像】 えっ…? 超カッコいい! 顔が2つある! 新型ランクルを写真で見る!(50枚以上)
これまでランクルは、常に最新技術を導入しフラッグシップとして進化を担う「ステーションワゴン」、悪路走破性をベースに扱いやすさと快適性を付与し、人々の生活と実用を支える「ライトデューティー」、高い耐久性、走破性が求められる「ヘビーデューティー」の3シリーズを展開してきました。
ステーションワゴンは300系、ライトデューティーは150系、ヘビーデューティーは70系をラインナップ。
今回お披露目されたヘビーデューティーの70系では、これまでオーストラリアなどの一部地域で販売されていたモデルの特性を進化させました。
日本市場では継続販売モデルとして復活。力強い動力性能と低燃費を両立する2.8リッターディーゼルエンジン&6ATを採用しています。
ランクル70について、取締役・執行役員 デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏は次のように語っています。
「信頼の礎を築いたトヨタ『BJ』には、血のつながった直系の子孫がいます。『70シリーズ』です。
泥臭く、地道に働き続けるクルマがアイコンにまで上り詰めた。70は、まさに伝説そのものなのです。
SNSでも、大勢のファンから『ずっと売り続けてくれ』という声が多数寄せられています。
さらには『ランクルらしさを変えないで』という願いも。その声は、我々の胸にしっかりと届いていました。
そして今日、伝説を未来へつなぐために、アップデートされた70は、先代たちと並べてみてもルーツへの敬意に、疑問の余地は一切ありません。
なぜなら、改良されたボディワークのもと、機能的に必要な部分だけをアップデートしたのです」
※ ※ ※
なおランクル70は今冬に継続販売モデルとして日本に再導入する予定です。
これにより、日本で再びランドクルーザーのステーションワゴン、ライトデューティー、ヘビーデューティーという全3シリーズが揃うことになります。
■え…? 「プラド後継」ではない? 新たな「ランクル250」とは
一方でライトデューティーについては、世代の進化を追うごとに高級・豪華な路線にシフトする傾向にありました。
その傾向に対して商品の最終責任者である豊田章男社長(当時)は「ランクルは人々の生活、地域社会を支えるためのクルマであるべきで、より多くの人の生活を支えるライトデューティーモデルはお客様が求める本来の姿に戻す必要がある」と語ったと言います。
これを受けて開発陣は「The Land Cruiser : 質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」という、ランクルの原点に回帰する開発コンセプトを定めました。
そしてランクルを作り直すというテーマの元で開発を進めてきたようで、チーフエンジニアである森津圭太さんは次のように語っています。
「250系はテーマが『原点回帰』ということもある他、300系よりも実用モデルで、まさにランドクルーザーの『ど真ん中的なモデル』というポジションです。
これまで開発してきた技術をさらに磨いて、ランクルの集大成的なクルマに仕上げました
そのため日本などではプラドという名前が付いていましたが、新型では伝統の型式名を付ける形で250系となりました」
また前出のサイモン・ハンフリーズ氏は次のように話しています。
「ランクルらしさを『継承』し続けるのが70だとしたら…。フラッグシップの300は、ブランドの『象徴』と言えるでしょう。
そしてその2つの中間、ランクルのど真ん中にあるべきものとなる『コア・モデル』が250です。
新たなコア・モデルの開発でランクルのあらゆる側面を見つめ直す。そして、この時代にランクルの価値を体現するため、イチから、いや、ゼロから再設計したのです」
※ ※ ※
日本では「ランドクルーザープラド(150系)」の後継モデルとして登場した印象を持つ人もいるかもしれませんが、ゼロから再結成したランクル250は、まさに現代に合わせて進化した新世代ランドクルーザーと言えるのかもしれません。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント