いよいよ新型へ スバル・アウトバック
text:Kenji Momota(桃田健史)
【画像】新型アウトバックに期待高まる【アウトバック/レヴォーグ/XVを比較】 全155枚
editor:Taro Ueno(上野太朗)
スバルは2021年8月5日、新型アウトバックの専用ウェブサイトを立ち上げた。
今秋発表と記されているが、車両スペックについては未公開だ。
アウトバックはレガシィの派生モデルとして1994年に北米モデルとして誕生し、北米では2019年のニューヨークモーターショーで6代目が発表され発売が始まった。
一方、日本では「ほぼ日本専用車」であるレヴォーグが優先されたため、アウトバックのフルモデルチェンジのタイミングが北米に比べてかなり遅れていた。
新型アイサイトとともに気になる存在が
そうした中、2021年は大幅改良されたフォレスターが6月から予約販売に入り、それを追いかける形で新型アウトバックが日本に導入される。
最大の特徴は、インプレッサ、フォレスター、XV、そしてレヴォーグの順番で採用してきたスバルグローバルプラットフォームによる走りの進化であり、当然ながら新世代アイサイトの搭載は確実だ。
また、北米仕様のパワートレインは2.5Lと2.4Lターボの2種類。
一方、日本ではレヴォーグとフォレスター・スポーツが1.8Lターボを搭載しており、日本仕様アウトバックはフォレスターと同じく、1.8Lターボと2.0Lのeボクサーが採用されるのだろうか?
さらに気になるのは、ハイスペックはオフロードモデル、ウィルダネスの存在である。
北米専用 本格仕様の「ウィルダネス」
ウィルダネスの特徴は、最低地上高を9.5インチ(約241mm)までリフトアップさせ、専用の前後バンパーと大型の樹脂製ホイールアーチを装着した、本格的なオフロード走破性を意識したエクステリアだ。
タイヤはヨコハマのGEOLANDARの17インチを履く。
四輪制御システムXモードも改良され、より過酷な走行条件に対応している。
ウィルダネスは北米専用のグレードで、オンロード・オフロードでのスポーティさが優先するSTIとは別軸での、オフロード性を極めるスバル内ブランドに近い存在だといえる。
スバルのイメージともマッチ 日本でも需要アリ?
また直近では、スバルのアメリカ法人であるスバルオブアメリカ(SOA)が、アウトバック以外にもウィルダネスが登場すると予告している。
アメリカ地元メディアの多くは、これを「フォレスター・ウィルダネスではないか?」と予測している。
今、日本では300系ランドクルーザーが発売と同時に予約が殺到し、またジープ・ラングラーやジムニーなど本格的四駆の人気が急上昇している状況だ。
四駆を真骨頂とするスバルとしても、現行モデルと現行グレードからさらに一歩踏み込んだ形のオフローダーを日本市場に導入するべき時期ではないか。
アウトバック・ウィルダネスは日本市場でも十分な需要が見込めれると思う。
今秋のアウトバック日本仕様発表を大いに期待したい。
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みんなのコメント
他人の幸せを妬んで足を引っ張る・・・
人口が多すぎるんだろうなあ日本は
神戸市北区の事件、小田急線の事件、やまゆり園事件・・・、全部底辺の男の仕業