運営元:外車王SOKEN
著者 :野鶴 美和
絵描き屋の独り言「カーイラスト旅日記」vol.6:第1回埼玉イタフラピクニック
毎年春と夏に岡山県で開催されているクラシックカーラリー「ベッキオ・バンビーノ」。今年で開催13年を迎えるラリーイベントで、岡山の季節を告げる風物詩として愛されています。
ベッキオ・バンビーノとは、イタリア語で「永遠の少年」という意味。幼い頃に憧れたクルマを頑張って手に入れた“永遠の少年たち”が力走します。
桜のベストシーズンに合わせて開催される「春季大会」には、イタリア語で「春」を意味する「プリマベーラ」という副題が付けられています。
●2023年春季大会は4月1日(土)・2日(日)
2023年の春季大会は、4月1日(土)・2日(日)の二日間にわたって開催。走行ルートとチェックポイント(立ち寄りスポット)を含む最新情報は、公式ホームページでご確認ください。
・公式ホームページ http://vecchiobambino.com/
こちらのラリーは、チャリティーイベントでもあります。
開催中に集まった収益金は、交通事故遺児就学支援や東日本大震災被災地の子供たちの受け入れ、西日本豪雨災害の復興支援などに活用されています。
2023年春季大会で開催21回目を迎えるベッキオ・バンビーノ。今回は、昨年2022年秋季大会の様子とともに、イベントの魅力をご紹介します。
●2022年秋季大会を振り返って
2022年秋季大会は、10月1日(土)・2日(日)に開催されました。
コースは県北エリアを中心に設定。チェックポイント(立ち寄りスポット)は「美作三湯」として知られる湯原・湯郷・奥津の各温泉郷をはじめ、農業公園や道の駅などの観光施設が選ばれました。
二日間好天に恵まれ、爽やかな秋風が吹く岡山を82台が駆け抜けました。
●エントラントにインタビュー
ベッキオ・バンビーノには、1973年までに製造されたヨーロッパ製のヴィンテージスポーツを中心に、実行委員会が認定した各年代の名車が参加します。
エントラントは、モータースポーツのエキスパートからベッキオ・バンビーノ出場を夢見てきた若い世代までさまざまな方が出場しています。
昨年の秋季大会に参加していたエントラントにお話を伺っています。
「地元愛が注がれた、あたたかいイベントですね」
ALVIS TA21(1951年式)を駆る齊藤方俊選手(ドライバー)、齊藤みゆき選手(コ・ドライバー)ご夫妻は2回目の出場。
途中でセルが回らなくなるヒヤリとした場面もあったそうですが、クールダウンして無事復活。完走を果たしました。
「行く先々で誰かが手を振ってくれますし、感動しました。クルマ好きな方、そうでない方もともに楽しめる、地元愛が注がれたあたたかいイベントですよね」
と話す齊藤みゆき選手。二日間を楽しんだ様子でした。
「憧れのベッキオ・バンビーノに出場できました」
TRIUMPH SPITFIRE COMPETITION (1974年式)を駆る國定凛太郎選手(ドライバー)と佐藤優選手(コ・ドライバー) は初出場。
ベッキオ・バンビーノのベテラン選手が所有していたこのマシンを受け継ぎ、初出場を果たしました。
國定選手が幼い頃から憧れだったベッキオ・バンビーノ。毎年見学に行っていたそうで、なかでもTRIUMPH SPITFIRE COMPETITION の大ファン。憧れの個体そのもので夢を叶え、二日間を走りきりました。
●ギャラリーの皆さんに大会の魅力を聞きました
チェックポイントで見学していた皆さんにインタビュー。ベッキオ・バンビーノの魅力や抱いている思いをお聞きしました。
1) 「岡山縣護國神社」にて
応援に訪れていた女性と娘さんにお話を伺いました。ご家族がエントラントとして出場しているそうです。この日はゼッケンが書かれたうちわを手に応援です。
2) 「道の駅 一本松展望園」にて
応援していた女性二人組。通過するエントラント1台ずつあたたかい声援を送りながら手を振っていらっしゃいました。
「2年前に東京から岡山へ来ました。こちらのイベントを知ってから絶対見に行こうと決めていました」
「すごい!スポンサーが岡山はもちろん全国から集まって盛り上がっていてワクワクします!」
3) 「農業公園 ドイツの森」にて
沿道で見学していたご夫妻。
「矢掛町の道の駅でポスターを見て知りました。それから毎年観に行っています」
ご主人はクルマ好きで、普段はお目にかかれないようなさまざまなクルマが見られることを毎年楽しみにしているそうです。
4) 「農業公園 ドイツの森」にて
仲良く見学していたクルマ好きの皆さんです。
「子どもたちのために、夢や希望を乗せて走っている姿が好きです。これからも応援しています!」
「クルマ好きのカッコ良い大人に憧れます。僕らも頑張りたいです」
「(排気ガスが)すごく良い香りでした!これからもイベントが続いていくと良いですね」
「今の時代、なかなか見ることのできないクルマが、いきいきと走っている姿は感動します。子どもたちが喜んでいるところを見るとうれしくなります。ベッキオ・バンビーノをきっかけに、クルマ好きな人が増えて行けば良いですね」
●2023年春季大会のコース&スケジュール
2023年春季大会は、正式エントリー92台。二日目の日曜のみスーパーカーによるトリビュートランが10台と、102台の走行が予定されています。見学する際は、チェックポイント(立ち寄りスポット)をあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
※到着予定時刻、トリビュートランは公式HPまたはパンフレットでご確認ください
※コースやチェックポイントへの到着時刻は道路事情や天候によって変更となる場合があります
※ギャラリー用の駐車場が用意されていない場合もあります。路上駐車、近隣の方に迷惑となる行為はやめてください
【第1日目】チェックポイント
1.岡山縣護國神社/岡山市 【スタート】
2.津山市中心商店街/津山市
3.ヒルゼン高原センタージョイフルパーク/真庭市 【RC】
4.新見市(御殿町センター)/新見市
5.井倉洞/新見市
6.吹屋ふるさと村/高梁市
7.ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド/倉敷市 【ゴール】
【第2日目】チェックポイント
8.ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド/倉敷市 【スタート】
9.倉敷美観地区/倉敷市
10.玉島ハーバーアイランド/倉敷市
11.玉島通町商店街/倉敷市
12.玉島西町・仲買町・幸町/倉敷市
13.沙美海岸西駐車場/浅口市
14.笠岡市立カブトガニ博物館/笠岡市
15.笠岡グランドホテル/笠岡市 【RC】
16. 美星町(星の郷青空市)/井原市
17.矢掛商店街(旧山陽道)/矢掛町
18.岡山プラザホテル/岡山市 【ゴール】
※【RC】…食事や時間調整のため一定時間車両を停めて休憩する場所
●応援&観光に岡山へ!
参加しているエントラントだけでなく、観る人も参加して楽しめるラリーイベント、ベッキオ・バンビーノ。
読者の皆さんもぜひ、応援&観光に訪れてみませんか。ベッキオ・バンビーノでクルマの魅力を堪能しながら、岡山県のさまざまな魅力も味わってみてくださいね。
[取材協力/ベッキオ・バンビーノ実行委員会]
http://vecchiobambino.com/
[ライター・撮影/野鶴美和]
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