現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 車好きレーサーがスバル新型「BRZ」をオリジナルエアロでカスタム!「タクティ」仕様がカッコ良すぎる!

ここから本文です

車好きレーサーがスバル新型「BRZ」をオリジナルエアロでカスタム!「タクティ」仕様がカッコ良すぎる!

掲載 8
車好きレーサーがスバル新型「BRZ」をオリジナルエアロでカスタム!「タクティ」仕様がカッコ良すぎる!

■レーシングドライバーならではのこだわりを詰め込んだ!

 トヨタ新型「GR86」とスバル新型「BRZ」は、どちらも市販車のなかでは手が届きやすいスポーツカーとして人気が高く、レースやドリフト、ラリー、ダートトライアルなどさまざまなモータースポーツで活躍をしています。

【画像】カーボンエアロで武装したスバル新型「BRZ」がメッチャかっこいい!(20枚)

 なかでもBRZは、新型にモデルチェンジした2021年のデビューイヤーに、「スーパーGT」でシリーズチャンピオンを獲得するという活躍をみせました。

 スーパーGTでBRZをドライブする井口卓人選手は、大のクルマ好きとしても有名。代々乗ってきたクルマはホイールを変えたり、車高を落としたり、エアロを組んだりと、何かしら手を入れてカスタマイズをおこなってきたそうです。

「思えばちょっとやんちゃな時代もあった」といいますが、いまは大人になったことで、シックで落ち着き感のあるカスタムを楽しんでいるとのことです。

 そんな井口選手の思いを形にしたのが、2022年3月に東京スバルとコラボレーションした、スバル「レヴォーグ タクティ スペシャルエディション」でした。

 このときは、STI製のエアロやエンケイ製のホイール、プローバ製モーションコントロールビームなど、見た目と走りを両立させながらディーラーで販売する特別車としてのモデルでした。

 井口選手のなかでは「車高は落としたかった」という思いがあったようですが、ディーラーで販売するということで安全、安心は担保しなくてはいけませんし、レヴォーグに搭載された最新の各種電子デバイスとの兼ね合いなどもあり実現には至りませんでした。

 そのときに井口選手は「第2弾も計画中です」といっており、その第2弾がいよいよ登場することとなります。

 今回は、井口卓人選手が取り組む「タクティプロジェクト」のなかのひとつ、「タクティデザイン」として、新型BRZに向けてオリジナルエアロを中心にしたパーツがそろいました。

 エアロとして、フロントディフューザーやサイドディフューザー、フロント&リアのオーバーフェンダー、トランクスポイラー、リアディフューザーを装着。

 フロントディフューザーは新型BRZ純正バンパー形状に合わせてフロント側を少し延長し、カーボンのつなぎ目がない1枚張りで作り上げています。

 通常ならば下に巻き込んだところなどに分割線があり、別張りになっていることが多いのですが、分割線のない美しいラインを見せています。これは井口選手が一番こだわった部分でもあります。

■ロー&ワイドのスポーツカーらしいスタイリングを実現

 サイドディフューザーは、単純なまっすぐなラインではなく、立体感のあるデザインが施されました。そこからつながるリアディフューザーは、マフラーの出口を取り囲むようなデザインとなったほか、フィン形状も作られており整流効果が高そうです。

 マフラーは、フジツボ製のマフラー「A-R」をベースに、テール部分を17mmほど延長。チタンの焼き色を見せつつ、上部にはフジツボのロゴ、サイドにはタクティエンブレムが配されています

 なお、出口は直径101.6mmのスラッシュカットとなり、低音が心地良く響く、大人の音質に仕上げました。

 さらに、トランクスポイラーはボリュームのあるダックテール形状をチョイス。エンド部分を少し立ち上げてガーニーフラップのようにして、ダウンフォースを得る形状になっているのも見逃せません。

 フロント&リアのオーバーフェンダーは片側約8mmとなり、もちろん車検対応です。これを装着することで、純正よりもワイドなタイヤホイールを履かせることが可能になります。

 今回ホイールはBBS RI-A(18×8J+45)に、ワイドトレッドスペーサー15mmを入れてツライチに仕上げています。ここは緻密に計算をしてばっちり収まるサイズに仕上げたそうです。

 タイヤはブリヂストンのポテンザS007(235/40R18)を組み合わせました。

 また、レース業界やチューニングカーからの支持も高いHALspringsとともに開発したスポーツサスキットにより30mmダウンが施されており、見た目もロー&ワイドのスポーツカーらしいスタイリングになっています。

 ノーマルのショックにHALspringsのバネを組み合わせて乗り心地も良く、ハイトアジャスターを挿入することで純正比-10mmから-30mmの間で調整することも可能です。

 エンジンルームにはプローバが製作中のモーションコントロールビームが装着されていますが、まだテスト段階で最終的な取り付け位置などは検討中だそう。その一環でフロントストラットにつなぐ形状でのテストをおこなっている最中だそうです。

 室内は、レカロスポーツスターのレザーとパンチングアルカンターラ仕上げが大人の上質感を醸し出しています。

 2022年夏の販売を目安に、現在、生産工場や販売代理店との交渉が進められているところだそうです。

 ちなみに予定価格は以下のようです。

・フロントディフューザー:カーボン素地13万2000円/塗装済み17万6000円
・サイドディフューザー:カーボン素地11万円/塗装済み13万2000円
・フロント&リアオーバーフェンダー:ABS樹脂製 素地7万4800円/塗装済み9万6800円
・トランクスポイラー:カーボン素地8万8000円/塗装済み11万円
・リアディフューザー:カーボン素地13万2000円/塗装済み15万4000円
・HALspringsスポーツサスキット:9万2400円
・フジツボ製エキゾーストシステム:17万7100円

 これらパーツは、東京スバルのカスタマイズ部門である「スバルカスタマイズショップ立川」などでも取り扱えるように調整しているとのこと。

 新型BRZオーナーにとって、販売が待ち遠しいパーツばかりなのではないでしょうか。

こんな記事も読まれています

クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
くるまのニュース
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
バイクのニュース
トヨタがマニュファクチャラーズタイトル獲得! 地元で歓喜の戴冠!!
トヨタがマニュファクチャラーズタイトル獲得! 地元で歓喜の戴冠!!
ベストカーWeb
【ラリージャパン 2024】波乱続きの劇的大団円…ヒョンデのヌービルが悲願のドライバーズタイトル初戴冠
【ラリージャパン 2024】波乱続きの劇的大団円…ヒョンデのヌービルが悲願のドライバーズタイトル初戴冠
レスポンス
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
motorsport.com 日本版
日産『エルグランド』、15年目の大変身へ! 燃費倍増も、BEV化はおあずけ?
日産『エルグランド』、15年目の大変身へ! 燃費倍増も、BEV化はおあずけ?
レスポンス
ラリージャパンはヒョンデを駆る首位のタナクがクラッシュでトヨタのエバンスが優勝! 日本の勝田は惜しくも表彰台を逃す4位で終幕
ラリージャパンはヒョンデを駆る首位のタナクがクラッシュでトヨタのエバンスが優勝! 日本の勝田は惜しくも表彰台を逃す4位で終幕
WEB CARTOP
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
くるまのニュース
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
motorsport.com 日本版
約100万円! トヨタ最新「軽トラック」は使い勝手サイコー! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”がすごい! めちゃ「過酷な環境」で愛用される“超タフ軽トラ”の魅力とは!
約100万円! トヨタ最新「軽トラック」は使い勝手サイコー! 斬新モデル「エクストラ」は“豪華装備”がすごい! めちゃ「過酷な環境」で愛用される“超タフ軽トラ”の魅力とは!
くるまのニュース
これがなくっちゃ被っちゃいけない!?「SG規格」とは?【バイク用語辞典】
これがなくっちゃ被っちゃいけない!?「SG規格」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
パンク知らずで空気圧チェックも不要! ブリヂストンの夢のタイヤ「AirFree」に乗ったらアリだった
パンク知らずで空気圧チェックも不要! ブリヂストンの夢のタイヤ「AirFree」に乗ったらアリだった
WEB CARTOP
ステーションワゴン専用モデルに刷新した新型フォルクスワーゲン・パサートが日本で販売開始
ステーションワゴン専用モデルに刷新した新型フォルクスワーゲン・パサートが日本で販売開始
カー・アンド・ドライバー
いすゞ、EV路線バス「エルガEV」の量産を開始
いすゞ、EV路線バス「エルガEV」の量産を開始
日刊自動車新聞
【オープントップ ランクル】ピックアップトラックにも転換可能!トヨタ、SEMAでオープントップ ランドクルーザー コンセプトを初披露!
【オープントップ ランクル】ピックアップトラックにも転換可能!トヨタ、SEMAでオープントップ ランドクルーザー コンセプトを初披露!
AutoBild Japan
「日本一大きい交差点」立体化完成いよいよ“秒読み段階”へ!? 「合計40車線」で“大渋滞エリア”の仙台バイパスに悲願の高架道路
「日本一大きい交差点」立体化完成いよいよ“秒読み段階”へ!? 「合計40車線」で“大渋滞エリア”の仙台バイパスに悲願の高架道路
くるまのニュース
トヨタ『カローラツーリング』などリコール…後方カメラが映らなくなるおそれ
トヨタ『カローラツーリング』などリコール…後方カメラが映らなくなるおそれ
レスポンス
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年11月20日時点
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

8件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索
BRZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村