レッドブルF1は現在、車高調整デバイスに関する疑惑の目を向けられている。ライバルであるマクラーレンのオスカー・ピアストリはこの件について、パルクフェルメ状態でデバイスを使用し車高を変えていたならそれはグレーゾーンどころではないと語った。
F1アメリカGPを前に、あるチームがフロントビブ(Tトレイとも呼ばれるフロア前端部)の高さを調整し、車高を変更できるようなデバイスを悪用しているのではないかという疑惑が浮上した。
■疑惑の車高調整システム、レッドブルが存在を認める。ただ、レギュレーション違反はしていないと主張
そしてその疑惑が向けられているのがレッドブルだ。ただレッドブルは装置の存在は認めつつも、違反行為はしていないと主張しており、FIAもレッドブルがパルクフェルメ下で実際にデバイスを調整したという証拠はないと述べている。
レッドブルとタイトル争いを繰り広げているマクラーレンのオスカー・ピアストリはこの件について、こうしたデバイスが使用されていた場合、それはグレーゾーンを踏み越えるモノだと語った。
「僕らは明らかにテクニカルレギュレーションの限界を押し広げようとしている。だれもがそうしているし、それがF1というものだ」
ピアストリはそう語る。
「だけど僕が聞いた話などによれば、それらは限界を押し広げるというよりも、明らかに破っている」
「どのマシンに載せられているのか、いないのかは聞いていないけど、そうした報告がある。そして、仮にそれが(違法に)使用されているのなら、限界を攻めているというわけではないのは明らかだ。グレーゾーンを踏み越えて、ブラックゾーンに入っているんだ」
またピアストリは、監視強化後に直近のパフォーマンスと比較して顕著な変化があった場合、こうしたデバイスを使用していたのではないか疑問が残るだろうとも語る。これはマクラーレンが最近リヤウイングのミニDRSで注目を浴びたのと同様のことだ。
「パフォーマンスに大きな違いがあれば、明らかにいくつかの疑問が残るだろうね。そうでもないなら、分からないだろう」
「僕らのミニDRSは合法だった。僕らはいくつか変更を加えなければならなかったけれど、マシンにとって革命的なものとかではない。何か影響があるか、様子を見てみよう」
また現在52ポイント差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追いかけるランド・ノリスは、この問題の取り締まりで、レッドブルのペースが激減することはないだろうとしながらも、わずかな違いが生まれる可能性はあると考えている。
「クルマにそれが搭載されているかということとそれをどれだけ使っているか、使うかどうかは別の問題であって、僕らには全く分からないことだ」
「もしそれが彼らの助けになっていて、世間が考えているように彼らが利用していたなら、僕らの方に流れが向くかもしれない」
「でもそういった話をしていても、こうしたデバイスのお陰で何度もポールポジションや勝利を得られるわけじゃない」
「実際の物事を何か変えているとは思わないけど、今年の予選で数百分の1秒だとか、数千分の1秒といった差になったことを考えれば、『あれがその方向で役に立っているのかもしれない』とは言えるかもしれないけどね」
「FIAがこういうことをするのはいいことだと思う。こういう白か黒かの違いはあるし、限界に挑戦し新しいものを生み出すこと、そして許されるスペースの中でイノベーションを起こすことの違いがある」
「マクラーレンとしては非常にいい仕事をしてきたと思う。しかし、それ以上のことをするつもりはない」
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みんなのコメント
チーム代表なら良いがドライバーとして深くコメントすべき内容ではないよね
じゃないから 修正する、Tトレイを 調節するのは合法だ
問題なのは パルクフェルメ中に、弄ったかで
それは 確証が得られないため、疑わしきは罰せず
レッドブルは 簡単には弄れず、パルクフェルメで調節は 出来ないと言っている
FIAがまともなら 本来マクラーレンは、モンツァとアゼルバイジャンは 失格であるし、最低でも ペナルティ
レッドブルの ビブ調整ロッドの構造を視れば、パルクフェルメ中に 弄れるかわかる
弄れる状態なら コレもポイント剥奪だし、最低でもペナルティだ
しかし どちらも、不問w
フェラーリ メルセデスも 静か過ぎると、アレ? 何かやってる と思われる、もっと怒っていい