現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【誉れ高き血統】時代に即した「シンプル&軽量」。スズキ・アルトの爽やかで豊かなベーシック世界

ここから本文です

【誉れ高き血統】時代に即した「シンプル&軽量」。スズキ・アルトの爽やかで豊かなベーシック世界

掲載 9
【誉れ高き血統】時代に即した「シンプル&軽量」。スズキ・アルトの爽やかで豊かなベーシック世界

時代の流れを映す鏡。アルトはそんな存在

 アルトは時を重ねて、現行モデルは9代目になります。個人的には2004年発表の6代目以降の変貌ぶりがスゴイなぁと感じています。6代目でデザインがガラリと変わり、一気に高級感が増しました。2009年にモデルチェンジした7代目では先進イメージを強調。時代に先駆け高効率を追求し、エコロジー&エコノミーのかたまりになったんですよね。さらに先代の8代目(2014年)では、エコは当然、快適に乗れて所有欲も満たす、みんなが満足できるベーシックカーに大きく進歩しました。2021年末に登場した最新の9代目も、そのコンセプトを引き継いでいます。

【最新モデル試乗】キュート&低燃費なNEWベーシック登場。新型スズキ・アルトは日本の凄さの象徴かもしれない!?

 生活に身近な存在だからこそ、時代の影響をストレートに受ける、時代の流れと共にあるのがベーシックKであり、時代の流れを作っていくという役目を背負っているのかもしれませんね。

 最新となる9代目アルトは、コロナ禍まっただ中での登場となりましたが、そんな状況だからこそ、いままでは自分のクルマは所有していなかったけれど、安心してクルマで移動したい、自分専用車を追加したいなんていう、マイカー初心者にも打ってつけのクルマに仕上がっています。

 アルト最大の魅力は、誰が乗ってもパッと乗れる、もうずっと前から自分の愛車だったのではないかと錯覚してしまうほどの扱いやすさだと感じています。ベーシックカーのお手本のような、パッと見てすべてがわかるシンプルさがアルトにはあります。

 ともすると、そういうクルマは、なんとなく安っぽさが目に付いてしまったりするのですが、最新のアルトは違います。先代は「とにかく軽くシンプルであることが、即座にわかるデザイン」だったのに対し、現行モデルはドアに膨らみを持たせたり、ホワイトルーフのツートーンカラーを用意したり、インテリアをデニム調でまとめたりと、ベーシックの底上げを行っています。ぐっと質感が高まったんです。やはり目から入ってくる印象ってとっても大事ですからね。

 軽量ボディに搭載するパワートレーンは、エネチャージとマイルドハイブリッドモデルになったため、モーターがアシストしてくれる分、出足もスムーズ。ストップ&ゴーの多い街中が主舞台となるクルマだからこそ、機動力が一段と高まっています。

 さらにうれしいのは燃費のよさ。WLTCモードでクラストップの27.7km/リッターを誇ります。もちろん、最新の安全装備もすべて網羅されているので、安心感もバッチリです!

【ルーツ物語】衝撃のプライス! 47万円に込めた初代の情熱

 初代アルトは1979年5月、「街へ。さわやかアルト。47万円で新登場!」というキャッチコピーで登場した。アルトはKカーの革命児、女性をメインユーザーに据えた安価なセカンドカーとして開発された。低価格を実現するために、あえて税制面で有利な商用車という区分を選択。セカンドカーと割り切ったため、装備は極限まで絞り込んだ。ラジオはもちろん、助手席側のドアキーリンダーさえ省略。しかも、このシンプル主義をブランドの個性としていた点が新鮮だった。革命児の革命児たるゆえんだ。

スズキ・アルト 主要諸元

グレード=ハイブリッドX(FF)
価格=CVT  125万9500円
全長×全幅×全高=3395×1475×1525mm
ホイールベース=2460mm
トレッド=フロント:1295/リア:1300mm
車重=710kg
エンジン=657cc直3DOHC12V(レギュラー仕様)
最高出力=36kW(49ps)/6500rpm
最大トルク=58Nm(5.9kgm)/5000rpm
モーター最高出力=1.9kW(2.6ps)/1500rpm
モーター最大トルク=40Nm(4.1kgm)/100rpm
WLTCモード燃費=27.7km/リッター(燃料タンク容量27リッター)
(WLTC市街地/郊外/高速道路:24.0/29.2/28.6)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ディスク/リア:ドラム
タイヤ&ホイール=155/65R14+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=4名
最小回転半径=4.4m

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
バイクのニュース
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
Auto Prove

みんなのコメント

9件
  • jicchan
    スズキの車は安くてもチャンとしていますが、ウチに近くにあるスズキディーラーがダメです!営業もサービスも嘘ばっかりで儲ける事しか考えていない。残念です。
  • umi********
    バンパーのナンバー周囲を黒くすると、メリハリが出てもっと良くなると思う
    あとボディカラーにグレーを使って欲しい、それと黒内装もあると尚良い
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索
アルトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村