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モータースポーツ総合エンターテイナーの濱原颯道が全日本ロードレース選手権 第6戦で解説を担当!その想いとは

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モータースポーツ総合エンターテイナーの濱原颯道が全日本ロードレース選手権 第6戦で解説を担当!その想いとは

解説の依頼ってどこから来るの?

 皆さんこんばんは。モータースポーツ総合エンターテイナーを勝手に名乗っている濱原颯道です。

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 今回は先日行われた、全日本ロードレース選手権のオートポリスラウンドにて、僕がレースの解説者として参加したので、その事についてお話ししたいと思います。

 まずはどんな感じで、全日本ロードレース解説の依頼が来るのか?

 今はmotoバトルLIVEという、全日本ロードレースや全日本モトクロスを無料で、YouTubeで見られるサービスが行われていて、とても便利な世の中になりました。

 配信はGMP(グローバルメディアプロモーション)という会社が行っていて、そこの会社で実況や解説者、そして英語バージョンを喋る方などを採用しており、僕もGMPから「今度のレースで解説をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」と言った感じで、依頼をいただきます。

 現在の配信会社が担当するまでは、ピットボックスにある監視カメラを使い、マシンを追わずに定点カメラの映像を繋いで、それを放送していました。

 その頃の配信会社の社長とも僕は知り合いだったのですが、本当にお金のかかる大変な仕事なんだよねと聞いていたので、クオリティを上げるのは、かなり大変な作業。

 しかし今ではGMPがカメラを用意し、走行シーン以外にもピットウォークやレース前のピットボックスの中の様子など、を撮影する事で、臨場感ある世界を映し出せています。

解説している時に思っている事

 僕は昨年の8耐で初めて、解説者として呼ばれたと思われがちなのですが、実は去年の全日本ロードレースのもてぎラウンドで、モビリティリゾートもてぎの場内放送の解説者として、呼んで頂いたのが最初です。

 その時の解説が割と評判が良かったので、鈴鹿8耐の解説者としても呼んでいただけるようになったと、勝手に思っています。

 ただ、本当に気を遣うんですよね。選手たちへのリスペクトはもちろんなのですが、メカニックさんなどのチームの事も気に掛ける必要もある上に、ヨイショばかりするのも違うと思うので、最初の頃はかなり疲れました。

 最近は割と自分の思っている事は、みんなが知りたい事と近いらしく、かなりフランクに喋っています(笑)

 選手たちが仮に僕の解説を聞いてどう思うかはわかりませんが、選手たちに失礼のないよう、お客さんを盛り上げる事が最優先だと思って解説をしているので、時には仲の良い選手をいじったりもします。

配信を通して皆さんに伝えたい事

 今はmotoバトルLIVEはYouTubeにて、無料で視聴ができます。しかし、機材に人件費、移動費などを考えると、とても無料で見られるコンテンツの枠を超えていると思います。

 なのでいつも映像で、スポンサー様などの紹介をしているのですが、スポンサーがいないと放送もできません。

 少し違うかも知れませんが、YouTube上のCMも僕らには直接、ギャラとして入ってくるわけではないですが、絶対に必要な物です。

「CMが邪魔」という意見をコメント欄に書かれても、僕達みんなが切ない気持ちになってしまいます。

 今は正直言って国内のバイクレースは盛り上がっていません。だからこそ無料で見せて、面白いと思ってもらって、現地に来て「振動、匂い、音」を感じてもらって、バイクを好きになってもらう必要があると思います。

 これから流行らせていかないといけないので、無料じゃないとなかなか目にしてもらう事もできません。

 そして、今すでにバイクレースが好きな方は、新しくバイクレースにハマってくれる人が増えるように、シェアなどをして欲しいです。

 もちろん選手は、当たり前のようにシェアして欲しいです。

 今回は、僕が全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐の解説を通して感じた事、伝えたい事を書いてみました。好き勝手に喋っているようで、実は難しいんですよね。

 今回はレース中に大きな事故もあって、僕自身もどのような立ち振る舞いをすれば良いのか、わからなくなりました。そういう意味で言えば、言葉は一度口から出してしまうと簡単に取り消すことは出来ないので、途端に口数が減ってしまいます。

 いかがでしたか?いつも「解説よかったよー」と、レースファンの方に言ってもらったり、「話が面白いね!」と褒めてもらえると、とても嬉しいのですが、実は色々と悩みながら話しているんだよーっという記事でした(笑)

 今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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みんなのコメント

1件
  • sik********
    グリッド上のライダーをバカにするようなコメントがあり残念でした。ダラダラ感が否めないですね。次回から、音声切って映像だけ見るようにします。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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