現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型ノートがスポーティになったゾ! ノート・プレイ・ギア・コンセプトとは?

ここから本文です

新型ノートがスポーティになったゾ! ノート・プレイ・ギア・コンセプトとは?

掲載 更新 3
新型ノートがスポーティになったゾ! ノート・プレイ・ギア・コンセプトとは?

1月14日、日産自動車(以下、日産)は、新型「ノート」をベースにカスタマイズした「ノート・プレイ・ギア・コンセプト」を発表した。開発のきっかけは? 担当者に訊いた!

ARIYAを予感させるカラーリング

スタイリッシュな電気自動車──新型マツダMX-30 EVモデル試乗記

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、カスタマイズ・カーの祭典である「東京オートサロン2021」(千葉県・幕張メッセ)は中止され、オンライン上のイベント「バーチャルオートサロン2021」に変更された。

日産は、そのバーチャルオートサロン2021に複数台のコンセプトカーを出展している。そのうちの1台が、昨年12月にフルモデルチェンジした新型ノート(グレードは2WDのX)がベースの「ノート・プレイ・ギア・コンセプト」だ。

外装には専用デザインのエアロパーツや17インチ・アルミホイール、ルーフボックスを装着した。ボディカラーは「マットダークグレイメタリック」というつや消しタイプだ。Aピラーなどのボディ各所に配されたアクセントカラーは、つや消しのピンクゴールドになる。

ノート・プレイ・ギア・コンセプトは今年販売開始予定のEV(電気自動車)「ARIYA」を彷彿とさせるカラーリングだ。関連性はあるのか? 開発を担当した、日産の森田充儀氏(グローバルデザイン本部アドバンスドデザイン部)と、谷本佳大氏(グローバルコンバージョン&アクセサリー事業本部コンバージョン&アクセサリー企画部)にメールで訊いた。

――ARIYAを意識しているのでしょうか?
森田&谷本 まったくおなじカラーではないものの、ARIYAを予感させるような“遠からぬ“カラーリングとなっています。

アクセントカラーのピンクゴールドは、社内の女性社員にアンケートを取り、生の声を活かしています。ゴールドでもないカッパーでもないピンクゴールドの微妙な色彩と深み(明と暗のコントラスト)のある“金属感”を表現するのに苦労しました。

マットピンクゴールドのアクセサリー商品が最大限映えるよう、ボディはマットダークグレイカラーにしました。

――新型ノートをベースに選んだ理由は?
森田&谷本 販売が始まったばかりである新型ノートが有するデザインの魅力を、最大限に引き出したいという理由から選びました。

――ベースモデルと印象が大きく異なります。
森田&谷本 印象をガラッと大きく変えて、アクティブなクルマになるようデザインしました。

新型コロナ禍における最初の冬を、密にならず、かつノートで手軽に出かけられるアウトドア・アクティビティ(スキー、スノーボードなど)もイメージし、開発しました。

――アルミホイールやルーフボックスが印象的です。
森田&谷本 17インチアルミホイールは欧州で販売されている「マイクラ」のものがベースです。グレイで塗装し、さらにピンクゴールドのラッピングを施しています。ルーフボックスも特別カラーのグレイでラッピングしています。

――外装パーツの市販化は検討していますか?
森田&谷本 フロントバンパーフィニッシャー、サイドシルフィニッシャー、リアバンパーフィニッシャーの3点セットとグリルフィニッシャーはすでに後付けパーツとして販売されています。ただし、プレイ・ギア・コンセプトに装着されているものは、いずれもラインナップにはない特別色のラッピングが施されています。

未販売のパーツについては、ユーザーの反応を見つつ、検討していきます。

文・稲垣邦康(GQ)

こんな記事も読まれています

トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
くるまのニュース
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
AUTOSPORT web
ACコブラ、なぜ「大波乱」を呼んだ? 1960年代の伝説的スポーツカー 歴史アーカイブ
ACコブラ、なぜ「大波乱」を呼んだ? 1960年代の伝説的スポーツカー 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【今さら人には聞けないEV生活の基礎知識】充電スタンドの種類や探し方、電欠しない充電の仕方など、基本中の基本をお教えします
【今さら人には聞けないEV生活の基礎知識】充電スタンドの種類や探し方、電欠しない充電の仕方など、基本中の基本をお教えします
Auto Messe Web
ニッサンFEがシミュレーター大手のDynismaと提携。競争力向上を狙い特注の新型システムを導入へ
ニッサンFEがシミュレーター大手のDynismaと提携。競争力向上を狙い特注の新型システムを導入へ
AUTOSPORT web
進化型『GRヤリス』用、HKSのスーパーターボマフラー2製品発売 「運転が楽しくなる音質」実現
進化型『GRヤリス』用、HKSのスーパーターボマフラー2製品発売 「運転が楽しくなる音質」実現
レスポンス
『ジャガーXJR-12(1990年~1991年)』再びル・マン制した耐久専用車【忘れがたき銘車たち】
『ジャガーXJR-12(1990年~1991年)』再びル・マン制した耐久専用車【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
美しすぎる三菱「和製スポーツカー」が凄い! ド迫力の「巨大グリル」採用した“ラグジュアリークーペ”に大注目! めちゃ開放的な「オープン仕様」も設定した「“幻の”エクリプス」とは!
くるまのニュース
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
R36「スカイラインGT-R」まもなく実車公開か!? デザインはまるでR34型! 4.1リッターで1000馬力を発生する「次世代型GT-R」の気になる姿とは?
VAGUE
【第1回】長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:ミニチュアと実車の二刀流趣味~スーパーセブン編
【第1回】長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:ミニチュアと実車の二刀流趣味~スーパーセブン編
AUTOCAR JAPAN
「能ある鷹感がいい」ワゴン専用になったVW『パサート』、デザイン、実用性にSNS注目
「能ある鷹感がいい」ワゴン専用になったVW『パサート』、デザイン、実用性にSNS注目
レスポンス
ハイエースにキャラバンが「デコトラ」みたいに「ギラッギラ」! 一歩間違えると「ブサイク」になる難易度高めの「デコバン」ワールド
ハイエースにキャラバンが「デコトラ」みたいに「ギラッギラ」! 一歩間違えると「ブサイク」になる難易度高めの「デコバン」ワールド
WEB CARTOP
F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。WECとの違いとパイプライン【トヨタ/TGR加地部長インタビュー/前編】
F1ハースとの協業で得られる技術的メリット。WECとの違いとパイプライン【トヨタ/TGR加地部長インタビュー/前編】
AUTOSPORT web
マセラティ公式の「スーパーカー消しゴム」グッズ発売、“直線番長レース”で大人も夢中に
マセラティ公式の「スーパーカー消しゴム」グッズ発売、“直線番長レース”で大人も夢中に
レスポンス
「うわっ…!」“西日”がまぶしい! 午後のドライブで突然のピンチに!? 注意したい晩秋特有の“現象”に有効な「対策」とは
「うわっ…!」“西日”がまぶしい! 午後のドライブで突然のピンチに!? 注意したい晩秋特有の“現象”に有効な「対策」とは
くるまのニュース
急転直下のキャデラックF1参戦。マリオ・アンドレッティにとっても謎?「個人的な理由もあったようだが、突然まとまった」
急転直下のキャデラックF1参戦。マリオ・アンドレッティにとっても謎?「個人的な理由もあったようだが、突然まとまった」
motorsport.com 日本版
[15秒でわかる]ヒョンデ『アイオニック9』…柔軟な座席配置を実現
[15秒でわかる]ヒョンデ『アイオニック9』…柔軟な座席配置を実現
レスポンス
いすゞ「“2階建て”キャンパー!?」世界初公開! タフな「カクカク」ボディが超カッコイイ! 6人寝られる「NTB エクスペディション ストライカー」愛知で実車展示
いすゞ「“2階建て”キャンパー!?」世界初公開! タフな「カクカク」ボディが超カッコイイ! 6人寝られる「NTB エクスペディション ストライカー」愛知で実車展示
くるまのニュース

みんなのコメント

3件
  • この画像のイメージで使うなら、もう少し地上高を上げてくれないと、腹がつかえてスタックしちゃうぞ!
  • これの4WDを出して!本気で欲しい!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0335.0万円

中古車を検索
ノートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0335.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村