29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからメルセデスの“ゲレンデ(Gクラス)”を購入することに。はたして、“跳ね馬”の次はいかに?
残り溝の深さ1.7mm!
電気のメルセデス・ベンツGクラスがついに日本上陸! 価格は2500万円超──GQ新着カー
即交換しなくてはならないタイヤは、調べると2015年製だった。残り溝の深さは、わずか1.7mm! わがG350ブルーテックは2015年製だから、新車時から1回も交換しなかったのかもしれない。
タイヤサイズは前後265/60R18だから、国内外メーカーのさまざまな銘柄に設定はある。ゆえに、これまでのフェラーリよりも選びやすい。
当初、「せっかくのオフロードモデルだから……」と、オールテレーンタイヤを選ぼうとした。ゴツゴツしたデザインが、G350ブルーテックの無骨なエクステリアとマッチすると思ったからだ。
が、愛車の面倒を依頼しているエスアンドカンパニー・鹿田能規代表から「イナガキくんの乗り方なら、フツーのタイヤがイイで」と、指摘された。
今回は、都心部での“街乗り用”として購入した。悪路を走行する機会は、ほとんどないはず。したがって、悪路走破性より舗装路での快適性と走行性能を重視した方がいいのでは? というのが、鹿田代表の考えだ。
オールテレーンタイヤのタフな見た目に後ろ髪を引かれつつも、今回は快適性&走行性能を選んだ。ただでさえ頼りないハンドリングだけに、首都高速道路にある急カーブの安心感を高めたいという思いもある。
あらゆる候補から選んだのは、TOYO TIRESのPROXES Sport 2(プロクセス・スポーツ ツー)とした。理由は、価格と性能のバランス。ミシュランやピレリと比べ安価であるものの、性能面が劣っているとは思えない。むしろ街乗り主体なら必要にして十分過ぎるスペックだ。
PROXES Sport 2は2023年より日本市場でも発売開始された新しいタイヤである。プレスリリースでは「スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能を高次元で実現させたプレミアムスポーツタイヤ」と、謳う。“スポーツタイヤ”であるものの、推奨車種にはSUVも含む。ということは、G350ブルーテックでも問題ないだろう。鹿田代表にも相談すると「それは間違いない。イイ選択」と、太鼓判を押す。
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まずロードノイズが格段に低下した。プレスリリースでは静粛性の高さを謳っていないものの、とにかく車内が静かになった。タイヤを履き替えるとここまで静かになるのか……と、感動。
さらに、乗り心地も大幅に向上。ザラつきや不快な振動が見事に解消され、快適性が増した。
プレミアムスポーツタイヤだけに、気になるのはブレーキ性能とハンドリング性能だが、これは期待以上だった。
止まる・曲がるが常に安定しているので、2530kgの車両重量をそれほど意識させない。たとえば首都高速道路のコーナリングでは、路面をしっかりと掴んでいるのがよくわかる。「非対称のトレッドパターンとコンパウンドを採用したことで機能の分担を図り、ブレーキ性能とハンドリング性能を効果的に向上させた」というTOYO TIRESの弁も納得だ。
ブレーキ性能については、急制動の経験がまだないためなんとも言えないものの、これまでのタイヤより制動距離は短くなったように思う。PROXES Sport 2のウェブサイトには、前モデル「PROXES Sport」とのブレーキ比較を掲載しているが、ウェットブレーキでは16%短縮、ドライブレーキでは4%短縮したという。あながち、その結果は間違いではないように思う。ましてやボロボロの前タイヤとの比較だったら16%では済まないはず、だ。
タイヤを交換するだけで、こんなにも性能が変わるとは驚きだ。もっとも、残り溝の深さ1.7mmまで放置するのは危険。これほどの“ボロタイヤ”と比べる機会は皆無だから、貴重な経験となった。
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Vol.1 フェラーリからの次期愛車選びはこうなりました
Vol.2 間違いだらけのGクラス選び
Vol.3 勢いにもほどがある。それもまた人生だ!
Vol.4 10万円の差額は必要か否か
Vol.5 奥深きナンバープレートの番号
Vol.6 納車
写真・安井宏充(Weekend.) 文と編集・稲垣邦康(GQ)
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