現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産が新型「“小さな高級車”」発表! 日本仕様の「新型キックス」には「独自ハイブリッド」投入か!? 米国での登場に期待高まる

ここから本文です

日産が新型「“小さな高級車”」発表! 日本仕様の「新型キックス」には「独自ハイブリッド」投入か!? 米国での登場に期待高まる

掲載 37
日産が新型「“小さな高級車”」発表! 日本仕様の「新型キックス」には「独自ハイブリッド」投入か!? 米国での登場に期待高まる

■米国でワールドプレミアを果たした新型「キックス」

 日産の米国法人は2024年9月10日(現地時間)、コンパクトSUV「キックス」をフルモデルチェンジしたと発表しました。
 
 日本ではこの新型導入に関する公式情報はなく、2024年10月現在も引き続き現行型キックスが販売を継続しています。

【画像】めちゃカッコいい! 日産の「新型“小さな高級車”」を画像で見る(30枚以上)

 新型キックスのエクステリアデザインは大幅に変更されました。

 フロントグリルは「セレナ」や「ノート」に採用された日産の新しいデザイン言語を取り入れた、水平のボーダー状で構成されたダイナミックなものとなりました。

 サイドビューもダイナミックな印象を見る人に与えています。最上級グレード「SV」では19インチアルミホイールを装着、より力強さを増しています。

 リアクォーターは先代キックスのキックアップしたデザインが引き継がれています。

 リアビューもとてもダイナミックで、大地をがっちりとつかむような力強さと安定感があります。

 インテリアは現行型からは大きく異なり、質感が大幅に高められたことで、まさに「小さな高級車」といった雰囲気。

 またインパネには、「モノリス」デザインによるセンターディスプレイ一体型のメーターが採用されています。

 これは、ノートやクロスオーバーEV「アリア」などに相次いで採用されたもので、室内を先進的なイメージにまとめています。

 また助手席側インパネは、ボディサイド前方奥に向かって切れ込むような形状とし、実質的な室内空間と視覚的な広さの両方を演出しています。このデザイン手法もノートに採用されています。

 パワートレインは、2リッター直列4気筒ガソリンエンジンとCVTの組み合わせで、駆動方式は前輪駆動と4WDが設定されています。

 このエンジンは、先代「エクストレイル」にも採用された「MR20DD」型で、最高出力は141馬力、最大トルクは1540ft-lb(約190N・m)を発生します。

 ボディサイズは、全長4366mm×全幅1801mm×全高1631-1626mm、ホイールベースは2657-2664mmです。

 日本仕様の現行キックスのボディサイズは、全長4290mm×全幅1760mm×全高1605mmですので、北米向けの新型キックスはひと周り大きくなっています。

 米国における車両価格は、2万1830ドル(1ドル=142円換算で約310万円)から2万7680ドル(同約393万円)となっています。

 新型キックスは米国で発表されるや否や、日本国内でもSNSで「かっこいい!」「国内発売はいつ?」などの反響が多数ありました。

 果たして日本導入はいつになるのでしょうか。

■日本仕様は米国向けにはない「秘密兵器」を搭載か

 近年、海外市場で販売される日本車は、基本的にまず主要市場の国や地域で発売され、その1年から2年後、車種によってはそれより遅れて日本市場で導入されるケースが増えています。

 日産のSUVの例でみると、現行キックスは約3年遅れ、現行エクストレイルは2年遅れでの日本発売となっていました。

 その是非はひとまず置いておくとして、こうなると新型キックスも2年から3年後、2026年から2027年に日本市場導入と推測できます。

 遅くなると推測される理由はもうひとつあります。

 日本仕様では、米国仕様にはない“秘密兵器”を搭載すると予想されるからです。

 現行キックス同様に、全車が日産独自のシリーズハイブリッド「e-POWER」となることでしょう。

 現行キックス、エクストレイルはそれぞれ海外で先行発表された際、ベーシックなガソリンモデルが発表されました。それは今回の新型キックスでも同様でした。

 いっぽうで日産は現在電動化戦略を強く推進しており、国内で販売されるノート、エクストレイルも全車e-POWERです。

 日本仕様の新型キックスも、コンパクトモデル向けのe-POWERユニットを基本に、新型キックスに最適化されたパワートレインを搭載するものとみられます。

 こうした対応もあって、導入が遅くなるであろうという読みです。

 気になるのは、北米仕様の新型キックスの全幅が1801mm(米国日産が公表したスペックシートでは、全幅70.9インチ)と、国内で販売されるコンパクトSUVとしては、やや幅広となってしまうところ。

 現行キックス(日本仕様)の全幅は1760mmと、日本の道でも扱いやすいサイズです。全幅がプラス約40m拡大することがマーケットで問題にならないかどうか、少し気になります。

 また細かいところになりますが、センターコンソールやドアパネルは、日本に合わせて小変更を加えてくるでしょう。

 センターコンソールに備えるドリンクホルダーは「30オンスのコーヒータンブラー」が2つ収まるように設計され、ドアパネルのドリンクホルダーはイエティ製の32オンスタンブラーが収まるように設計されていると米国日産は伝えていました。

 30オンスは、約850ml。日本スターバックスの最大サイズ「Venti」は590mlです。北米仕様のドリンクホルダーは、まさに「アメリカンサイズ」です。

※ ※ ※

 日本で販売中のキックスは、そろそろ基本設計の古さが目立つようになってきました。

 早くとも2026年という導入予想が、もっと早まる可能性もゼロではありません。

 新型キックス日本発売の続報を楽しみに待ちましょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レクサス新型「“スポーティ”SUV」発表! 斬新「ツルツル顔」に「最安価モデル」登場! メーカー初の“画期的システム”専用車「RZ」25年モデル米国で発売!
レクサス新型「“スポーティ”SUV」発表! 斬新「ツルツル顔」に「最安価モデル」登場! メーカー初の“画期的システム”専用車「RZ」25年モデル米国で発売!
くるまのニュース
“270万円台”から! 最新「ハリアー」がスゴイ! 英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 「ディーゼルターボ」&“めちゃ便利”な機能搭載の「ミドルSUV」インド仕様とは?
“270万円台”から! 最新「ハリアー」がスゴイ! 英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 「ディーゼルターボ」&“めちゃ便利”な機能搭載の「ミドルSUV」インド仕様とは?
くるまのニュース
MTあり! 斬新すぎるトヨタ「ヤリスクロス」がカッコいい! ちょいデカボディで“ミニRAV4”みたい!? 驚きの「アジア仕様」どんなモデル?
MTあり! 斬新すぎるトヨタ「ヤリスクロス」がカッコいい! ちょいデカボディで“ミニRAV4”みたい!? 驚きの「アジア仕様」どんなモデル?
くるまのニュース
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
くるまのニュース
“約230万円”のダイハツ新型「コンパクト“ミニバン”」公開に反響多数! 新「スポーティ」仕様&MT設定に「カッコイイ」の声! 「セニアADS」尼国で実車展示され話題に
“約230万円”のダイハツ新型「コンパクト“ミニバン”」公開に反響多数! 新「スポーティ」仕様&MT設定に「カッコイイ」の声! 「セニアADS」尼国で実車展示され話題に
くるまのニュース
全長3.8mで「160万円台」から! 「ヤリス」より小さなトヨタ「最小・最安級コンパクトカー」とは? “GRモデル”やMT仕様もある「アギア」尼国仕様がスゴイ!
全長3.8mで「160万円台」から! 「ヤリス」より小さなトヨタ「最小・最安級コンパクトカー」とは? “GRモデル”やMT仕様もある「アギア」尼国仕様がスゴイ!
くるまのニュース
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
くるまのニュース
日産「新型“8人乗り”SUV」発表! 旧車デザインד超タフ仕様”採用! 大排気量「V6」×9速AT搭載の“テラノ後継機”「パスファインダー」米に登場
日産「新型“8人乗り”SUV」発表! 旧車デザインד超タフ仕様”採用! 大排気量「V6」×9速AT搭載の“テラノ後継機”「パスファインダー」米に登場
くるまのニュース
トヨタが「新型カローラ“FX”」発表に反響多数! ド迫力「リアウイング」採用の“レトロ&スポーティ”な「新モデル」に「懐かしい」の声! 復活の「セダン」米に登場し話題に
トヨタが「新型カローラ“FX”」発表に反響多数! ド迫力「リアウイング」採用の“レトロ&スポーティ”な「新モデル」に「懐かしい」の声! 復活の「セダン」米に登場し話題に
くるまのニュース
レクサスが「新型“7人乗り”SUV」を発表! 全長5.1mで3.5リッター「V6」搭載! 後席もめちゃ広い「スタイリッシュモデル」! スポーティな3列シート車「新TX」米で登場
レクサスが「新型“7人乗り”SUV」を発表! 全長5.1mで3.5リッター「V6」搭載! 後席もめちゃ広い「スタイリッシュモデル」! スポーティな3列シート車「新TX」米で登場
くるまのニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
ホンダが「新型高級SUV」を世界初公開! 全長4.7m“ちょうど良いサイズ”に「インテグラのターボエンジン」搭載! めちゃ豪華な“ミディアムSUV”「Acura ADX」米で発表
ホンダが「新型高級SUV」を世界初公開! 全長4.7m“ちょうど良いサイズ”に「インテグラのターボエンジン」搭載! めちゃ豪華な“ミディアムSUV”「Acura ADX」米で発表
くるまのニュース
トヨタ「“SUV”ミニバン」がスゴイ! ド迫力の「斬新ドア」×巨大オフロード4WD! タフすぎる「シエナ」“冒険”仕様とは
トヨタ「“SUV”ミニバン」がスゴイ! ド迫力の「斬新ドア」×巨大オフロード4WD! タフすぎる「シエナ」“冒険”仕様とは
くるまのニュース
6速MTあり! 日産が「“新”フェアレディZ」を発表! GT-Rの「湾岸ブルー」と「“伝説”のパープル」設定! “改良型”登場も「また抽選」? 受注再開で販売店にも反響
6速MTあり! 日産が「“新”フェアレディZ」を発表! GT-Rの「湾岸ブルー」と「“伝説”のパープル」設定! “改良型”登場も「また抽選」? 受注再開で販売店にも反響
くるまのニュース
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
ホンダ斬新「オデッセイSUV!?」に大反響! 「V6ワゴン」から進化の“最上級クーペSUV”に「カッコイイ」「モダンな見た目」の声も! 13年ぶりの「アヴァンシア」がスゴイ!
くるまのニュース
トヨタ新型「アクア」は高級感スゴイ!? プレミアムな“上質インテリア”採用した「小さな高級車」に反響あり! 2トーン×ブラウン内装の「新型ラフィネ」とは
トヨタ新型「アクア」は高級感スゴイ!? プレミアムな“上質インテリア”採用した「小さな高級車」に反響あり! 2トーン×ブラウン内装の「新型ラフィネ」とは
くるまのニュース
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

37件
  • 木太久浩
    最近日産の決算が発表され純利益があまりに悪かったから収益をよくするように改善し新型車で利益を出して欲しいね
  • luv********
    デザインはいいと思う、大口あけてるけどトヨタボクシーよりいいし。
    ハンドリングも日産の方が好き、燃費よくないけどグリップ感あって弱アンダーな方がいい
    ただしEパワーが燃費良くない上に高額過ぎてダメ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

140.5159.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0358.0万円

中古車を検索
キックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

140.5159.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

16.0358.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村