8月末、『オートバイ』&『webオートバイ』のキャンプ好きメンバーでツーリングに出かけました。今回はスタッフのパッキングスタイルをバイクとともに紹介します!(文:西野鉄兵)
キャンプの模様はこちらの記事で掲載しています。
キャンプツーリング、最大の問題は「荷物をどう積むか」だと思うのです。
「キャンプツーリングはハードルが高い」もしくは「一度やってみたけれど面倒くさい」なんて思われた方も多いのではないでしょうか?
【心に残る日本のバイク遺産】2スト3気筒エンジンのホンダ「MVX250F」
その要因のひとつが大荷物を積載しなくちゃいけないことだと思っています。クルマだとテキトーに積むだけでもできちゃうから楽ですよね~。
今回の編集部キャンプに参加したメンバーは4人。みんな自分なりのスタイルを確立し、快適にキャンプツーリングを楽しんでいます。
というわけで、キャンプ道具の積載で困っている方へ向け、もし参考になればと思い、4人のバイクとパッキングをお見せします。
『オートバイ』松本正雅 副編集長の場合/BMW R1200GS
松本先輩のパッキングは、BMWのGSらしい王道のスタイル。
純正のパニアケースとトップケース、さらに純正の防水バッグをリアシートに積むことで、最大容量約170Lを確保しています。
キャンプツーリングの装備を積むのに、必要な容量の目安はだいたい100Lと考えています。
合計容量100Lあれば、ひとつひとつのアイテムにそれほどコンパクトさを求めなくても、大丈夫なはず。
松本先輩の場合は、目安を余裕で超える170L。そのため、大きなタープや焚火台などといったみんなで共有する道具もたくさん持ってきてくれました。
このパッキングスタイルの魅力は、何といっても荷物が雨に濡れる心配ゼロだというところでしょう。
見た目もアドベンチャー感がより際立ち、完璧なコーディネートです。
唯一のネックは、「お値段がけっこうする」といったところがですかね。パニア・トップケース・防水バッグをすべて定価で購入すると250ccの安いバイクなら買えちゃうくらいです。汗
『オートバイ』スタッフ 野里卓也の場合/ヤマハ グランドマジェスティ400
野里さんはハーレーのローライダーも所有していますが、この日は当日の午前中まで仕事をしていたので、「面倒だからマジェで来ちゃった!」とのことでした。
グランドマジェスティ400は、容量60Lものラゲッジスペースが付いています。それにプラス約40Lのシートバッグを装備。
すっきりして見えますが、合計約100Lの容量を確保しているのです。
普段、野里さんのグランドマジェスティ400は、都内の移動など便利なコミューターとして活躍していますが、じつはキャンプも大得意。なんだか生き生きして見えます。
このパッキングのポイントはシートバッグが前後左右ぴったりとリアシートに収まっていることでしょう。
安定感がありますし、見た目もコンパクト。まるでキャンプツーリングの装備には見えませんよね?
ぴったりサイズだから、灯火類にかぶさりませんし、バイクのラゲッジスペースもいつもどおり開閉できます。そして、乗車時にバッグが背もたれの役割も果たしてくれています。
『webオートバイ』編集部員 西野鉄兵(筆者)の場合/ホンダ CB400SB
僕だけ、今回は愛車ではなく借り物のCB400SBで来ました。CB400SB/SFは、荷物がかなり積みやすい車両です。
CB400SBについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
普段はシートバッグだけでも充分なのですが、今回は「料理も楽しもう!」と思い、サイドバッグを装着していきました。
シートバッグの容量は59~75L。写真は75Lの状態になっています。プラス、サイドバッグは左右で計36L。合計容量111Lの装備です。
ちなみに通常のキャンプの時、シートバッグに入れている荷物はこんな感じです。
【キャンプツーリング 持ち物リスト】
★キャンプで必ず持っていきたいもの
・テント
・テントのポール
・ペグ
・グランドシート
・シュラフ(寝袋)
・エアーマット
・ストーブ(煮炊き用の火器)
・ランタン
・ヘッドライト
・食器類(鍋・フライパン・シェラカップ)
・ナイフやハサミ、マルチツール
・タオル
★キャンプであると便利なアイテム
・椅子
・テーブル
・焚き火台
・ライター・チャッカマン
・着火剤
・軍手
・うちわ
・まな板
・調味料
・水筒と水袋
・保冷バッグ
・トイレットペーパー
・キッチンペーパー
・ウエットティッシュ
・デオドラントシート
・洗面用具(歯磨きセット・ひげそりなど)
・虫よけスプレー
・かゆみ止め
・ばんそうこうなど救急キット
・シュラフカバー
・サンダル
・折り畳み傘
・エコバッグ
・ロープ
・ストレッチコード
★電子機器類
・モバイルバッテリー
・スマホの充電ケーブル
・カメラ
・ラジオ
★衣類
・着替え(下着と靴下、Tシャツなど)
・防寒着
・レインスーツ
・バッグのレインカバー
・(メガネ)
・(コンタクトレンズ用品)
★その他、ツーリング時にあると便利なもの
・地図
・筆記用具
・ボディバッグ
(※お財布やスマホ、免許証などマストのものは記しておりません。お忘れなく~!)
これらは、拡張していない状態(容量59L)で入ります。
今回は、燻製料理用にチップを1kg(多すぎました)と、大量の食材・飲み物を持ったため、シートバッグを拡張し、念のためサイドも装着していった次第です。
ポイントはサイドバッグを装着したことで、拡張したシートバッグがいい感じのバランスで収まったということ。
しかし、いかんせん重装備すぎて、千葉県館山で1泊するだけのキャンプツーリングだったのに、途中で「長旅?」「日本一周中?」などと声をかけられ、恥ずかしかった。汗
まあ、仕方ありません。1泊だろうと7泊だろうと日本一周だろうと、あんまりサイズが変わらないのがキャンプツーリングってもんです。
『オートバイ』スタッフ&モデル 木川田ステラの場合/ヤマハ ドラッグスター400クラシック
さあ、最後は、おまちかね「ステラ☆キャンプのお姉さん」こと木川田ステラさんです!
彼女は、このメンバーの中で、キャンプツーリングの頻度はもっとも高いんです。それほどまでにキャンプ好き。ソロでも出かけちゃうんだとか。
TANAX「キャンピングシートバッグ2」の扱いも慣れたもの。拡張機能を駆使していますね。
シートバッグの容量は拡張していない状態の59L。サイドケースはハードタイプのもので、両側合わせて、だいたい36Lくらいですかね。
合計容量およそ95L。化粧品などが必要にも関わらず、この4人ではもっともコンパクトな装備でした。
ポイントはサイドがハードケースというところですね。絶対に雨に濡れない「貴重品箱」があるというのは、とくに長旅で絶大な安心感につながります。
バッグの外に出ているのは、焚火台、テントのポール、ドリンクボトル、ソーラー充電式のランタン。リアルな旅人感が色濃く出ていました。
以上、「オートバイキャンプ部」のバイクとパッキングの紹介でした。
次回は、今回のメンバーのお気に入りキャンプ道具ベスト3をお見せしたいと思います!
文・写真:西野鉄兵
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