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【昭和の名車 163】ジャスティは新エンジンを追加して、スバルらしい走りを追求した

昭和は遠くなりにけり・・・か。以前に連載した「昭和の名車」では、紹介しきれなかったクルマはまだ数多くある。そこで、1960年代以降の隠れた名車を順次紹介していこう。今回は「スバル ジャスティ」だ。

スバル ジャスティ(KA8型):昭和60年(1985年)10月発売
1985年(昭和60年)10月に、富士重工(現スバル)はジャスティ シリーズに1.2Lエンジンを搭載した4WDモデルを追加した。ジャスティは1984年にドミンゴに続くリッターカーとして「走り」と「機能」を追求したクルマとして登場。そのときからスバルらしく4WDの設定をしており、コンパクトな高性能車として人気を集めた。追加されたジャスティ1.2L 4WDは市場の高性能ニーズに対応し、新開発エンジンを搭載するなどの改善点が注目された。

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そのエンジンは1.2Lの直3 SOHCで1気筒あたり3バルブ(吸気2/排気1)を持つ構造となった。吸気系では分岐吸入ポートを採用することによりスワール(渦流)効果を高め燃焼効率をアップし、さらにフルトランジスタ・イグナイター、電子進角装置を採用した点火システムの精度向上で、低速域から高速域まで必要にして十分なパワーを与えられていた。3気筒エンジンは振動の問題があるが、そこは液体封入式エンジンマウント、低騒音タイプタイミングベルトの採用、エアクリーナーのサイレンサーチャンバーの新設等により低減している。

4WDシステムはいわゆるパートタイム式で、スバルではこれをセレクティブ4WDと称していた。通常走行時はFFで、雪上走行などの必要に応じて4WDに切り替えるというシステムで、切り替えにはシフトノブに設けられたプッシュボタン式4WDセレクトスイッチを押すだけだったので利便性は高い。さらにメーカーオプションとしてRTグレードにLSD(リミテッド スリップ デフ)を用意したのも特筆される。これによってハードコーナリング時にエンジンパワーを確実に路面に伝え、アグレッシブなスロットルワークが愉しめるのが謳い文句だった。

サスペンションは、フロント/リアともにストラット式の4輪独立となっている。フロントはキャスター角を2度30分と小さくすることで初期応答性を上げ、相反する高速直進安定性はゼロスクラブジオメトリー(正面から見たときのタイヤの中心線と操舵の中心線の差がない設計)とし、加減速時などにタイヤに余分な力が働かないようにすることで確保している。これは名車スバル1000から引き継がれたものといっていいだろう。

エクステリアに関してはとくに個性を主張するものではないが、スバルらしい質実剛健さが感じられる。1Lエンジン搭載車と比較してルーフを30mm高め、リアスポイラーと一体のデザインとして空力特性を改善するとともに居住性の向上を狙っている。フロントグリルは2スロットタイプとしボディ色と同色に塗装、ボディも2トーン塗装が追加されている。

1987年には1Lシリーズに世界初の無段変速機であるECVT搭載車が設定されたのに続き、翌年にはエンジンを1.2Lに統一しECVT+4WDを本格展開するなど、メカニズム的にも異彩を放つクルマとなった。



スバル ジャスティ RT 主要諸元
●全長×全幅×全高:3535×1535×1420mm
●ホイールベース:2285mm
●重量:740kg
●エンジン型式・種類:KA8型・直3 SOHC
●排気量:1189cc
●最高出力:73ps/6000rpm
●最大トルク:10.0kgm/3600rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:195/70HR14
●価格:115万5000円

[ アルバム : スバル ジャスティ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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