ウイリアムズF1のジェームス・ボウルズ代表は、フランコ・コラピントは来季のF1シートを獲得するに値する逸材だと賞賛。たとえライバルチームからの出走となり、自陣営からポイントを奪っていくとしても構わないと語った。
コラピントは、苦戦が続いたローガン・サージェントの後任としてイタリアGPでウイリアムズからF1デビュー。それ以来、ルーキーらしからぬパフォーマンスで注目を集めてきた。
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ウイリアムズがミック・シューマッハーのようなF1経験の豊富なドライバーではなく、FIA F2から育成ドライバーをステップアップさせたことに当初は疑問の声も上がったが、ボウルズ代表は3レースを経て判断が正しかったと証明した。
コラピントはイタリアGPで予選の不振から挽回して12位フィニッシュ。続くアゼルバイジャンGPではチームメイトのアレクサンダー・アルボンを予選で上回り、8位入賞を果たした。
さらにシンガポールGPでコラピントは11位フィニッシュ。バトルを繰り広げたレッドブルのセルジオ・ペレスからは賞賛を受けた。そしてアメリカGPでは、F1スプリントで12位とポイント獲得を逃したが、決勝では10位入賞を果たした。
ウイリアムズで活躍するコラピントだが、チームは来季からアルボンとカルロス・サインツJr.(現フェラーリ)というコンビになることが決まっており、現在のシートに来季も留まることはできない。しかし現時点ではザウバーとRBにそれぞれ1席が空いている状況。ボウルズ代表は2025年もコラピントがF1で戦う姿が見たいとの考えを示した。
アメリカGPが開催されたオースティンで実施されたAutosport Businessのパネルイベントで、来季コラピントがグリッドにつく可能性はあるかと質問されたボウルズ代表は次のように答えた。
「可能性がないわけではない」
「あまり多くは言えないが、他1~2チーム次第だ。私の見解では、数レースのうちに彼はグリッドに居場所を得ることができると思う」
「彼はまだ成長を終えていないし、これからどんどん速くなっていく。だから、たとえ彼が我々からポイントを奪っていったとしても、彼はプロのレーシングドライバーであり、F1でレースをするべきなのだ。単純なことだ」
コラピントは今年のイギリスGPのフリー走行1回目でF1公式セッションデビューを果たしたばかり。ボウルズ代表は、ルーキーのスピートを即座に把握したものの、エキサイティングに感じたのは“いざという時”のスピード維持力だという。
「一歩引いて見て、彼が非常に速いことは分かっていた」とボウルズ代表は言う。
「シルバーストンで初めて彼をマシンに乗せた時、見ていて『すごい、これは速い』と思った」
「しかし(FP1では)プレッシャーはかからない。プレッシャーがかかった時に、どう反映されるのだろうか?」
「それ以来、彼は……シンガポールはおそらく、ドライバーをいきなり放り込むには最もタフなレースだ。しかし彼は初めてなのに完璧に近い結果を残した」
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