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ロータスの最新エレクトリックGT「エメヤ」 アナログとデジタルを駆使して制作

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ロータスの最新エレクトリックGT「エメヤ」 アナログとデジタルを駆使して制作

ロータスのまったく新しい全電気式ハイパーGT「エメヤ」

ノーズ先端からリアに一体化した光のブレードまで、クルマのプロファイルを貫く一本のライン。クリエイティブな思考から生まれたシンプルなジェスチャーが、ロータスのまったく新しい全電気式ハイパーGT、エメヤの背後にあるデザインの原点であると同社は語る。

【画像】ロータス・エメヤの詳細と最新ロータスを見る 全131枚

この一本のラインは、自動車で言うところの「スウッシュ」に相当するもので、エメヤの「ハイパースタンス」プロポーション、そして全体的なデザインにインスピレーションを与えた。ロータスを象徴するミッドシップエンジンの美学をシームレスに再現しつつ、ダイナミズム/継続性/俊敏性を強調し、未来へと継承していると彼らは発表した。

1948年に立ち上げられた象徴的なスポーツカーブランドであるロータスは、エリート/エラン/エスプリ/エリーゼ/エヴォーラ、そして最近ではエミーラなど、パフォーマンス志向で機敏、かつ運転が楽しい2シーターで一躍有名になった。そして今、このブランドは変貌を遂げようとしている。

エメヤのグローバル・プレミアは、9月にスタジオ・エメヤの一環として、アメリカ・ニューヨークの中心部で行われ、ロータスの過去/現在/未来を紹介する3日間の没入型ブランド体験となった。ロータス・エメヤに関する詳細は、第4四半期中に発表される予定で、市場での販売と価格に関する詳細は、後日発表とのことだ。

エメヤのエクステリア

エメヤは75年にわたるロータス・パフォーマンスカーのDNAからインスピレーションを得ていると同時に、進歩の象徴でもある。そしてそれはロータスの未来であると同社はいう。

力強いエクステリアラインはドラマチックな筋肉質を生み出し、インテリジェント・テールライトの一部として後部を横切る極細 LEDを備える。このテーマはインテリアにも受け継がれ、ハイパーSUVのエレトレで初めて採用された「テクノロジーのリボン」と呼ばれる光の刃が、エメヤの前席乗員のための共有ユーザーインターフェイスを作り出す。

ロータスのデザイン担当副社長であるベン・ペインは「先進的なテクノロジーと過去の美学を融合させることで、エメヤは私たちを未来へと導き、ロータスを自動車業界の新たなセグメントへと導いてくれるでしょう。エメヤのその他の特徴的なデザイン要素は、ロータス・エヴィヤ・ハイパーカーからの明確な系統を共有しており、すでにエレトレやエミーラに見られています。8つの通気口による多孔性により、車内に空気が確実に流れ、パフォーマンス/バッテリー冷却/航続距離が向上すると同時に、印象的なエクステリア・デザインが作成されます」と語った。

エメヤはまた、ロータスが「ハイパースタンス」と呼ぶ低重心も誇る。バッテリーをホイールとホイールの間に配置し、地面に近づけることで「キャブフォワード」なシルエットを持つ真のスポーツカーの外観を作り出している。ショートオーバーハングのロングホイールベースは、ホイールがコーナーにあるかのような印象を与え、より腰を据えたダイナミックなスタンスを与えている。大胆で筋肉質なホイールアーチは、1950年代から1960年代のロードカーやレースマシンにまで遡るロータスの特徴であり、パフォーマンスの伝統を強調する純粋なデザインが特徴だという。

光に導かれる

ロータス・エメヤ・ハイパーGT には、ユニークなデイタイム・ランニング・ライト(DRL)のデザインが採用されている。この超スリムでシャープなDRLレイアウトによって、このクルマのロードプレゼンスは大幅に向上しているという。ヘッドランプはDRLの下の開口部にほとんど隠れるため、非常にクリーンなフロントエンドを実現した。エメヤはまた、業界をリードするテールライトのテクノロジーとデザインを誇り、市販車としては最も薄いRGBダイナミックLEDリアライトバーを搭載している。

エメヤのインテリア

大胆かつダイナミックなインテリア

インテリアでは、キャビン内を一筋の光が巡り、すべての乗員に先進的なラグジュアリーの空間を作り出す。ダッシュボードの中央に流れるように配置された極薄のウィングレットは、軽量化に対する創業者コーリン・チャップマンの有名な情熱をさりげなく表現すると同時に、現代的なクラフトマンシップに対するデザインチームのこだわりを際立たせている。

インテリアのすべての要素は、フォルムと素材による「軽さ」という同じ哲学のもとにデザインされ、人間工学に基づいて開発されている。先進的なパフォーマンスと技術的な芸術性を融合させたエメヤのインテリアには、耐久性のある再利用繊維や高度な高級素材が多用されているとロータスは発表した。

すべてのインテリアのタッチポイントにローレット加工が施された金属は、贅沢な触感を提供し、洗練された感覚をさらに高めるという。露出したカーボンファイバーのエレメントは、ブランドの輝かしいレーシングの伝統に焦点を戻し、エメヤが「ドライバーのための」パフォーマンスカーであることを乗員に優しく思い出させる。

エメヤの制作過程では、アナログとデジタルのツールが駆使され、クルマは伝統的な手法で物理的に作られ、その後デジタル技術で改良された。並行して、クレイモデルの絶え間ない開発/デジタル化/手直し/改良/物理的およびバーチャル環境でのレビューが行われ、ロータスがエメヤを市場に投入するスピードと精度が加速された。

ワールドクラスのデザインチームを率いるのは、ロータス・グループのデザイン担当副社長であるベン・ペインだ。ベンは、複数のプレミアムカー企業やクリエイティブエージェンシーで影響力のある職務を歴任し、自動車デザインとブランドに関する幅広い知識をもたらしていると同社は発表している。

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