FIA F2第2戦シュピールベルクの予選がレッドブルリンクで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは角田裕毅(カーリン)で、F2デビュー2戦目にして初のPP獲得となった。
開幕戦と同じレッドブルリンクが舞台の第2戦。フリー走行では開幕戦に続き角田がトップタイムを記録し、速さをアピールしていた。
■F2シュピールベルク2:角田裕毅が開幕戦に続きフリー走行でトップタイムを記録
30分間の予選がスタート。角田、ユアン・ダルバラのカーリン勢が先頭でコースインし、各車一斉にコースになだれ込んでいった。そんな中、プレマの2台だけはピットアウトせず、そのままピットで待機しタイミングを見計らっていた。
各車軒並み計測3周目にアタックに入り、角田が1分15秒132でトップに立つ。しかしながら、開幕戦ポールシッターの周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)が1分14秒933をマーク。角田は2番手に下がった。
ただ角田も負けじと2度目のアタックに入り、1分14秒803をマークして再びトップの座に返り咲いた。開幕戦レース1の勝者であるカラム・アイロットも好タイムを記録したが、及ばず2番手。角田が好調ユニ-ヴィルトゥオーシ勢を従える格好となった。このタイミングで佐藤万璃音(トライデント)も1分15秒230をマークし、7番手に浮上した。
セッション開始から10分が経ち、プレマ勢もようやくコースに。他のマシンがピットに引き上げる中、ロバート・シュバルツマンが5番手タイム、ミック・シューマッハーが12番手タイムを記録した。
この時点で、予選トップ5は角田、アイロット、周、ルカ・ギオット(ハイテック)、シュバルツマン。佐藤は8番手、松下信治(MPモータースポーツ)は15番手だ。
残り10分頃から各車が最後のアタックに向けて再びコースイン。十分なウォームアップを挟み、残り5分頃からアタックラップに入っていった。
2戦連続のPPを目指してアタックに入った周だったが、ターン3のブレーキングでスロー走行のシューマッハーとニアミスしタイムロス。次の周に再度アタックを試みるも、タイムは1分14秒841。角田にわずか0.038秒届かなかった。
アイロットも終盤に自己ベストを更新するも、こちらも角田には0.085秒届かず。これで角田のポールポジションが確定した。
今季FIA F3からFIA F2にステップアップした角田にとって、これがF2初のポールポジション。開幕戦は速さを見せながらもほろ苦いレースとなっただけに、その借りを返す形となった。2番手には周、3番手にはアイロットが続いた。
他の日本勢は、佐藤がトップ10入りを逃すも11番手。自己最高グリッドを獲得した。松下は14番手となった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
レッドブルF1、エイドリアン・ニューウェイの離脱を正式に発表。年内はチームへのサポート継続も、ハイパーカー開発に専念
フェラーリF1、マイアミGP限定リバリーを発表。レッドを基調としつつ、2種類のブルーがアクセントに
セナの事故死から30年……ずっと苦しみ続けてきたセーフティカードライバーの話「僕は100%で走ったけど、F1の前を走る適切なクルマじゃなかった」
フェルスタッペン「ニューウェイ離脱は外部から見たほど劇的ではない」一方で本音は“残留”希望だったとも
ラウル・フェルナンデス、初乗りRS-GP24に好感触「少しの変更でコンマ数秒を縮めることができる」/MotoGPヘレステスト
みんなのコメント