車のエンタメ [2022.09.01 UP]
大人が楽しむ!「はたらくくるま図鑑」 カヤバのミキサー車 その1
大人が楽しむ!「はたらくくるま図鑑」 カヤバのミキサー車 その2
建設現場や土木工事現場で必ず目にする“はたらくくるま”が、“ミキサー車”だ。国産トップメーカーとなるのはカヤバ(KYB)だ。そんな、ミキサー車には、どんな特徴があり、どんな構造をしているのかを、カヤバのミキサー車の生産工場で直接聞いてみた。
●取材・文:鈴木ケンイチ ●写真:鈴木ケンイチ/カヤバ株式会社(KYB)
ミキサー車では国内トップシェアを誇る「カヤバ」
クルマのショックアブソーバーのメーカーとして知られるカヤバ株式会社(登記社名 KYB)。 その歴史は長く、前身となる萱場発明研究所の創業は1919年、なんと100年にも及ぶのだ。そして、株式会社萱場製作所の創立は1935年であり、今年で87年目を迎える。 製品ラインナップは、自動車をはじめ二輪車、特装車、鉄道、建設機械、産業車両、農業機械、船舶、油圧機器までと幅広い。 特装車のひとつ、コンクリートミキサー車では、国内85%のトップシェアを誇る。
取材協力 カヤバ株式会社(登記社名 KYB)
国内トップシェアを誇るカヤバのミキサー車は、製造開始から約70年もの歴史を誇っている。
カヤバのミキサー車は埼玉県の熊谷工場で生産されており、営業部も工場内に設けられている。
カヤバの主力商品のひとつが「ショックアブソーバー」。そのルーツは1920年代の「航空機用油圧緩衝脚」にまでさかのぼる。
ドラムを傾けているから「傾胴型ミキサー車」と呼ぶ
生コンクリートをコンクリートプラント(製造施設)から、建設現場まで運ぶのがミキサー車の仕事だ。
生コンクリートを入れたドラムを回転させながら走る姿は非常に個性的で、誰もが知る“はたらくくるま”のひとつと言えよう。
そんな現代のミキサー車は、ドラムを斜めにして回転させるため、“傾胴型”ミキサー車と呼ぶ。
実は、その前に箱型タンクで、中のローターを水車のように回転させる“ハイロー型”ミキサー車も存在した。カヤバが1950年代に最初に製作したミキサー車はハイロー型であった。しかし、1959年には現在と同じ傾胴型ミキサー車の生産が始まり、ハイロー型は廃れていった。
現在のミキサー車の国内保有台数は5万台弱であり、年間の需要は2千台弱で推移しているという。
ミキサー車メーカーは最大9社ほどあったが、今はカヤバと新明和工業と極東開発工業の3社に減少。その中でカヤバが国内シェア約85%を獲得している。
ドラム内の生コンクリートを固まらないように回転させて運ぶ「ミキサー車」。その仕組みはどうなっているのだろう?興味津々だ!
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