独BMWは10月7日、Cセグメントハッチバック「1シリーズ」に、FFモデルでは最高峰となる「128ti」を追加し発表した。
1シリーズのラインナップ中、「120i」とトップモデル「M135i xDrive」の間に位置付けられる128tiは、出力アップしたパワーユニットと締め上げられた足回りを持つFFホットハッチ。重量がかさむAWD化を選択しなかったことで、コンパクトモデルならではの軽快な走行性能を維持し、「ゴルフGTI」に代表される、いわゆるホットハッチのライバルたちに戦いを挑む。ちなみに「ti」とは「Turismo Internazionale」を意味し、1960年代の「1800TI」や、その後の「2002TI」など歴代スポーツモデルに与えられてきた由緒あるサブネームだ。
ボンネットに収まる2.0L直4ツインパワーターボは、最高出力265hp、最大トルク400Nmの出力を発揮。組み合わされるトランスミッションは8速ステップトロニックATだ。強化されたパワーに対応して、ブレーキにはM135i xDriveと同様のMスポーツ仕様が奢られ、18インチ軽量アロイホイールからのぞくレッドキャリパーが高性能をアピールする。
Mスポーツサスペンションによりノーマルから10mmローダウンされた車高や、トルセンLSD、さらには設定が見直されたステアリングもドライビングプレジャーを高める。また、アンチロールバーやそのマウント部もM135i xDriveゆずりの高剛性仕様となるが、車重は128tiの方が80kgも軽量で、パフォーマンスは推して知るべしだ。
内外装はベースとなるMスポーツからさらにスポーティにドレスアップされ、「シャドーライン」トリムが標準となるエクステリアでは、キドニーグリルやドアミラーがハイグロスブラック仕上げとなる。サイドスカートには「ti」の文字がレタリングされる。インテリアも、バックレストにレッドのアクセントが入れられたスポーツシートや、同じくレッドのコントラストステッチが施されたダッシュボードおよびドアトリムがスポーツムードを高めている。
本国ドイツでは本年11月の発売が予定され、スタート価格(VAT16%込)は41,574.79ユーロ(約520万円)とアナウンスされている。
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みんなのコメント
さすれば、この「最高峰パワーの」1シリーズ、本国の税抜き価格、約445万円ね。
これがBMWジャパンの手に掛かると、普通のディーゼル 118d でも乗り出し500万円オーバーのお支払い ww