車種別・最新情報 [2022.01.31 UP]
今買うべき本命10車【10】今気になる一台は『新型アウトランダー』
2022年に向けた新型が出揃いつつある中、今現在のラインナップで“買い”なモデルとは——。
ポピュラーなカテゴリーやキャラクター、あるいは用途ごとに、価格を上回る価値をもたらす「本命」を厳選し、その本命にぶつける対抗馬とともに紹介する。
狙っているジャンル、重視するキャラや用途をしっかりチェックして、クルマ選びの参考にしていただければ幸いだ。
SUVライバル徹底比較【6】アウトランダー vs RAV4(HV&PHV)
●文:川島 茂夫
独断で選ぶ「今気になる一台」
【本命】MITSUBISHI アウトランダー[PHEV]
●価格:462万1100~532万700円 ●発表年月(最新改良):'21年10月(未実施)
次世代電動4WDハンドリング! その性能はGTとしても本命になり得る
高性能だが下品ではなく
SUVの汎用性も備える
ツインモーター4WDの可能性というか、ミツビシの操安理論の正しさというか、次世代の走りが好奇心もファントゥドライブも刺激するのがアウトランダーPHEVである。先代同様にシリーズ式をベースに高速巡航用エンジン直同機構を用いたパラレル式の機能を付加したシステムを採用。外部充電は普通充電と急速充電に対応している。PHV性能については正常進化のレベルだが、S-AWCの進化に注目。
2tを超える車重にもかかわらず4輪ドリフト状態でも優れたラインコントロール性など、全クラスを通してもハンドリングはトップクラス。コーナリングのセオリーどおりに走ってくれる。さすがに限界性能は車重のハンデを感じさせるが、状況に合わせた最適な駆動力配分の威力がひしひし伝わってくる。しかも、硬めたサスで強引にねじ伏せている印象もなく、走りの品も悪くない。
ファントゥドライブのレベルが高く、グランドツアラーとしても一級品。レクサスNXほどのプレミアム感はないのだが、性能優先ならばグランドツアラーの本命に選んでもいい。しかも、PHVで3列シートも用意。多様多才な先進的上級SUVでもある。
日産・ルノーとの協業による新開発プラットフォームに、改良されたPHEVシステムを搭載。駆動は4輪を独立制御する新世代4WDシステムが標準だ。国内仕様には海外で発売されたガソリン仕様は設定されずPHEV車のみだが、正式車名では「PHEV」を名乗らず。
水平基調のインパネにメーターとDA(ディスプレイオーディオ)を独立で配置し、M以外にはカラーHUDも設定。シートはMが2列、Pが3列、Gは2列または3列だ。
高出力モーターや大容量バッテリーを採用。モーターならではの即応性にブレーキ制御を併用して4輪を適切にコントロールする。
●2.4ℓターボ
●PHEV
回生力をパドルで変更可能。アクセルペダルだけで加減速を操るモードも用意されている。
運転支援「マイパイロット」は日産の最新プロパイロットと同様のナビリンク機能付きで、従来以上に賢い制御が可能だ。
【アウトランダーのベストグレード】G
●価格:490万4900円(5人)/499万6200円(7人)
パワートレーン及びサス関連は全車共通。シート仕様と利便快適装備がグレード選びの基本。2列/3列シートの選択が可能なGを基準に、要不要に合わせて選び分けるのが順当。
【対抗】ロッキー/ライズ/アクア
クルマの電動化が進む中、普及や
電池開発といった根本にアプローチ
ロッキーを選ぶ理由はハイブリッドのさらなる普及が前提。エコは総量で図るべきであり、より経済的なクラスへのハイブリッド導入が望まれる。ロッキーそのもののコスパもあるが、軽乗用への展開も見据えた先兵として気になる存在である。一方、アクアの気になるポイントは積層型ニッケル水素電池。優れた充放電特性を活かして高効率を維持しながら余力感を高めているのが興味深い。二次電池の用途別多様化を予感させるモデルだ。
TOYOTA アクア
●価格:198万~259万8000円 ●発表年月(最新改良):'21年7月(未実施)
DAIHATSU/TOYOYA ロッキー/ライズ
●価格:166万7000~234万7000円/170万7000~232万8000円 ●発表年月(最新改良):'19年11月('21年11月)
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みんなのコメント
それらを満たしてデザインも良い、NXハイブリッドの予算で先進のPHEVが買える新型アウトランダー買いました。
それにしてもレクサスの言うプレミアムって何なんだろう