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3代目新型メルセデス・ベンツ「CLA」が誕生! まずはBEV、年末までに48Vマイルドハイブリッド仕様を追加【新車ニュース】

掲載 更新 13
3代目新型メルセデス・ベンツ「CLA」が誕生! まずはBEV、年末までに48Vマイルドハイブリッド仕様を追加【新車ニュース】

一充電航続距離は最高792km

スタイリッシュな4ドアクーペをコンパクトで扱いやすいサイズで実現し、2013年の初代誕生以来、確かな支持を得てきた「CLA」がフルモデルチェンジ。3代目に生まれ変わった。
まず発表されたのはBEVで、後輪駆動モデルの「CLA 250+ with EQ technology(以下CLA 250+)」と、2モーターによる四輪駆動の「CLA 350 4MATIC with EQ technology(以下CLA 350 4MATIC)」の2機種。
モーターの最高出力/最大トルクは、CLA 250+が200kW(272ps)/335Nm(34.2kgf-m)、CLA 350 4MATICが合計で260kW(353ps)/515Nm(52.5kgf-m)。いずれも2速トランスミッションを組み合わせ、ダイナミックな走りを実現する。0-100km/h加速タイムはCLA 250+が6.7秒、CLA350 4MATICが4.9秒。最高速はいずれも210km/hと発表された。
バッテリー容量は85kWhで、一充電航続距離はCLA 250+が694~792km、CLA 350 4MATICが672~771km(いずれもWLTPモード)。800Vシステムを採用した効果で、わずか10分で最大325km分の充電が可能だ。両モデルはいずれも320kWの急速充電に対応している。

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このBEVモデルに続き、年末までには48VシステムによるMHEV(マイルドハイブリッド)モデルが追加される予定だ。MHEVモデルには新しいM252型1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、8速DCTに統合された電気モーターを搭載。容量1.3kWhのバッテリーの電力だけによるゼロ・エミッション走行時の最高速は約100km/hになるという。
MHEVモデルは前輪駆動仕様のほか、機械式4WDシステムによる四輪駆動版が用意される予定だ。


“スリーポインテッドスター”増し増し

新型のボディサイズは全長4723×全幅1855×全高1468mmで、ホイールベースは2790mm。従来型(欧州仕様)と比べると、全長で35mm、全幅で25mm、全高で29mm大きくなり、ホイールベースは61mm長くなった。
新型CLAは、電動化・デジタル化の進む現代に合わせて全面的に設計されたモデル。メルセデス・ベンツのデザイン哲学「センシュアル・ピュリティ(官能的な純粋さ)」の進化を体現したものだ。
このデザイン言語は、ラインを減らし、ジョイントを精密にすることで、彫刻的な表面を強調。ボディサイドのキャラクターラインは、横から見ると光と影の興味深い相互作用を生み出す。そして力強いデザインは、スポーティな自信と現代性を伝え、CLA に視覚的な軽快さを与えている。細部に至るまで細心の注意が払われ、新しいモデルの高い品質と独自性を強調しているのである。
2.8mに迫る長いホイールベース、短いオーバーハング、そして特徴的なリヤビューは、アスリートのパワーを表現。さらに、低いグリーンハウス、パワードーム付きの長いボンネット、最大19 インチの大型ホイールにより、スポーティなプロポーションをさらに強調。筋肉質でアスリートのようなショルダーは、フロントホイールアーチから彫刻のようなリヤまで伸びている。そしてフレアホイールアーチと広いトレッド(フロント1605mm、リヤ1574mm)はダイナミックな印象にひと役買っている。
このスタイリングは一方で、優れた空力性能を実現。Cd値(空気抵抗係数)は世界トップ水準である「EQS」の0.20に次ぐ0.21だ。


エクステリアはディテールからも新世代モデルを実感させる。シャークノーズデザインのフロントマスクのハイライトは、クラシックなクロームグリルを再解釈した、照明付きのメルセデス・ベンツパターンを備えた新しいパネル。
周囲とシームレスに統合されたこのデザイン要素には、中央の大きなスリーポインテッドスターだけでなく、合計142個のクローム効果の小さなスリーポインテッドスターが散りばめられており、独特のブランドシグネチャーを生み出している。照明付きのグリルは、さまざまなアニメーションでドライバーに挨拶し、別れを告げる。販売市場の規制に応じて、中央のスターも完全にまたは部分的に点灯する場合がある。
ヘッドライトはフルLEDで、左右のライトはLEDライトビームで繋がっている。オプションのマルチビームLEDヘッドライトでは、デイタイムランニングライトがメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスター型にデザインされている。
テールライトもスリーポインテッドスター型で、左右はLEDビームでつながっており、帰宅時や帰宅途中のシーンに合わせてアニメーション化される。リヤディフューザーは高光沢ブラックで上品に塗装され、空気力学的に最適化されている。
ボディサイズやホイールベースの拡大により、キャビンスペースは少し広くなった。前席は足元スペースで11mm、ヘッドルームで16mm拡大。後席ヘッドルームは28mm広がった。ルーフラインが高くなったことや標準装備のパノラマルーフにより、開放感を高めている。
BEVモデルのCLAはフロントフードの下に荷室を備えている。101Lのスペースが確保され、荷物用カートや充電ケーブルの収納に最適だ。後部の荷室容量は405L。


MBUXスーパースクリーンを採用

インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」は第4世代版が採用された。これはMicrosoftとGoogleのAI(人工知能)を統合した世界初の車載インフォテインメントシステムで、MBUXバーチャルアシスタントの音声認識機能はさらに進化。ChatGPT4oとMicrosoft Bingの活用により、ナビの目的地設定やエアコンの調節だけでなく、例えば「日本の桜の見ごろは?」「ブラックホールとは?」といった質問にも答えてくれる。
インパネには10.25インチのドライバーディスプレイや14インチのセンターディスプレイだけでなく、助手席側にも14インチディスプレイを設置した「BMUXスーパースクリーン」がオプションで選べる。この助手席側スクリーンでは、個別に映画などを楽しむことが可能だ。
初採用となる自社開発のOS「MB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーティングシステム)」は、MBUXだけでなく、運転支援システムを含む車両ソフトウェア全体の無線アップデートが可能。定期的に新しいアプリや拡張機能が提供されるスマートフォンと同様に、新型CLAは長年にわたって最新かつ魅力的な状態を保つことができる。
SPECIFICATIONS
メルセデス・ベンツCLA 250+ ウィズEQテクノロジー|Mercedes-Benz CLA 250+ with EQ technology
ボディサイズ:全長4723×全幅1855×全高1468mm
ホイールベース:2790mm
車両重量:2055kg
モーター最高出力:200kW(272ps)
モーター最大トルク:335Nm(34.2kgf-m)
駆動方式:RWD
バッテリー容量:85kWh
一充電航続距離(WLTPモード):694~792km
0-100km/h加速:6.7秒
最高速度:210km/h
SPECIFICATIONS
メルセデス・ベンツCLA 350 4マチック ウィズEQテクノロジー|Mercedes-Benz CLA 350 4MATIC with EQ technology
ボディサイズ:全長3723×全幅1855×全高1468mm
ホイールベース:2790mm
車両重量:2135kg
モーター最高出力:260kW(353ps)
モーター最大トルク:515Nm(52.5kgf-m)
駆動方式:4WD
バッテリー容量:85kWh
一充電航続距離(WLTPモード):672~771km
0-100km/h加速:4.9秒
最高速度:210km/h

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みんなのコメント

13件
  • tea********
    現行モデルの方がカッコイイ。
  • hir********
    最近のメルセデスのデザインは、どうもなー。
    それに、EVは使い物にならんて。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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