■チェリーレッドのSTIパーツがキてる!
カスタムカーやチューニングカーが一堂に会するイベントとしておなじみの「東京オートサロン」。
【画像】スバル新型SUV「ソルテラ」は悪路OKなEV! チェリーレッドのSTIエアロ装着車を初公開!(51枚)
2021年は新型コロナ禍のためにオンラインでの開催となりましたが、2022年は2年ぶりにリアル会場で開催されました(2022年1月14日から16日/幕張メッセ)。
そのなか、スバルは2台の電気自動車(BEV)を世界初公開。同社のモータースポーツを統括するSTI(スバルテクニカインターナショナル)とタッグを組んだモデルが多数登場しています。
●スバル新型「ソルテラ STIコンセプト」
スバル初のグローバルEVである新型「ソルテラ」は、同社とトヨタが共同開発したBEV(バッテリーEV)のSUVとして2022年年央に発売される予定です。
これまでのスバルグローバルプラットフォーム(SGP)で培った知見を活かし、BEV専用プラットフォーム「e-Subaru Global Platform」を搭載し、操縦安定性があり、ドライバーの操作にリニアに反応する高い走りを実現しました。
さらに、BEVならではのAWDシステムとして、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する新システムを採用したことによる安心感のある走りに加えて、悪路走破性をより高める「X-MODE」を採用し、どのようなシーンでも走行することが可能です。
新型ソルテラのデザインは、シームレスな造形のヘキサゴングリルやコの字のヘッドライトを取り入れることで、スバル車であることを主張しています。
そんな新型ソルテラにSTIパーツを装着した「ソルテラ STIコンセプト」が東京オートサロン2022で世界初公開されました。
スバルの専用色となるグレーのボディカラーに身を包んだ新型ソルテラに、STIを象徴するチェリーレッドのフロントアンダースポイラー、サイドアンダースポイラー、リアアンダースポイラーを装着。
さらに、ルーフエンドスポイラーやアルミホイールのアクセントにもチェリーレッドを施しており、スポーティな走りを予感させるBEVに仕上げました。
●スバル新型「STI E-RA コンセプト」
スバルのモータースポーツ部門を統括するSTIは、カーボンニュートラル時代におけるモータースポーツで新しい技術の経験と修練を積むことを目的とし、STI近未来モータースポーツスタディプロジェクト「STI E-RA CHALLENGE PROJECT」を立ち上げました。
そして、このプロジェクトで開発を進めてきた「STI E-RAコンセプト」を世界初公開しました。
新型STI E-RAコンセプトは「走りの愉しさ」「絶対的な安心感」といったスバルらしさをSTIがより際立たせるため、スバルの強みである「全輪制御技術」の知見を活用。
システム最高出力800kW(1088馬力)という高出力を、独自の4モーター4輪トルクベクタリング技術で制御します。
モーターはヤマハ発動機が供給するハイパーEV向けギア、インバーター一体式の高回転高出力タイプを採用し、蓄電量60kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動。
独自のトルクベクタリングシステムは、走りの愉しさを最重要課題としたドライバー志向の制御で、4輪それぞれのグリップ限界までバランスを均等化させることで、グリップレベルを最大限に引き上げるとともに、車体の姿勢を安定させます。
新型STI E-RAコンセプトは2022年に国内サーキットを含む走行実験を重ねたのち、2023年以降にニュルブルクリンクサーキット(ドイツ)でのタイムアタックでラップタイム400秒(6分40秒)に挑戦することを最初の目標としています。
●スバル新型「WRX S4 STIパフォーマンスコンセプト」
2021年11月に発表された新型「WRX S4」に数々のSTIパフォーマンスパーツを装着した「WRX S4 STIパフォーマンスコンセプト」が展示されました。
新型WRX S4は新開発の2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。こちらも新開発となるスバルパフォーマンストランスミッション(CVT)と組み合わせ、さらに次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用するなど、新世代のAWDスポーツセダンに生まれ変わりました。
スバル車の共通するヘキサゴングリルやコの字のLEDヘッドライトを採用したほか、前後のフェンダーアーチやボディ下部には個性と機能性を併せ持つ樹脂パーツを装備しています。
ベースの新型WRX S4もかなりアグレッシブなスタイルですが、さらにSTIパフォーマンスパーツで武装。
チェリーレッドのSTIフロントアンダースポイラーやSTIサイドアンダースポイラー、STIリヤサイドアンダースポイラー、STIリヤアンダーディフューザーといったエアロパーツがボディを一周するように装備されました。
また、レーシングマシンの知見を取り入れたSTIドライカーボンリヤスポイラーをトランクに装着。STIリヤアンダーディフューザーと同時に装着することで、車両後方のダウンフォースをより向上させる効果が期待できるといいます。
チェリーレッドのSTIパフォーマンスパーツやSTIドライカーボンリヤスポイラーを備えることで攻めたスポーティスタイルを実現しており、来場者から注目を集めていました。
※ ※ ※
これらのモデルのほかにも、チェリーレッドのSTIパフォーマンスパーツを装着した「レヴォーグ STIパフォーマンス コンセプト」やSTIの各種エアロパーツとマットブロンズのBBSホイールを装着した新型「BRZ」も出展されました。
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みんなのコメント
デザインからトヨタ臭がでてるのが残念。