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ホンダとGMの共同開発EV「プロローグ」2024年発売へ! EV本格普及前にHV拡販を狙う理由とは?

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ホンダとGMの共同開発EV「プロローグ」2024年発売へ! EV本格普及前にHV拡販を狙う理由とは?

■ アキュラからも電気自動車の新型SUVが登場予定

 ホンダの北米法人は、2024年初めに電気自動車の新型SUV「プロローグ」を同市場で発売すると2021年6月28日に発表しました。同社の北米における量産電気自動車ラインナップの第一弾となるモデルだといいますが、いったいどんなSUVとして登場するのでしょうか。

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 ホンダの電気自動車の歴史は、1997年に登場された「EV Plus」から始まり、その後ハイブリッドカーの「インサイト」(1999年発売)や燃料電池車の「FCX」(2002年に日米同時納車)をはじめさまざまな電動車が登場しています。

 その後、2021年4月にホンダは三部敏宏社長の就任会見において、2050年にホンダが関わるすべての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを実現するため、北米地域においても、電気自動車と燃料電池車が占める四輪販売比率を2030年までに40%、2035年までに80%、2040年までに100%を目指すことを明らかにしています。

 その目標達成に向けた動きとして、GM(ゼネラルモータース)の「アルティウム」バッテリーを採用したホンダ・GMの共同開発モデルとして新型プロローグを北米市場へ投入すると予告しました。また、ホンダが海外で展開する高級ブランドのアキュラからも、アルティウムを採用した電気自動車の新型SUVが登場予定です。

 さらに前述の2車種に加えて、ホンダが開発を主導する新EVプラットフォーム「e:Architecture(e:アーキテクチャー)」を採用したモデルを2020年代後半に投入予定と明らかにしました。

 なお、ホンダは北米市場においても「CR-V」や「アコード」といった人気車種のハイブリッド仕様を筆頭に、数多くのハイブリッド車を販売していますが、ホンダの米国法人(アメリカン・ホンダモーター)のデイブ・ガードナー上級副社長は「ハイブリッド車の購入を経験したユーザーは、将来的に電気自動車を購入する可能性が高いことがわかっています」と指摘。

「(2024年の)新型プロローグの導入に向けて、主力モデルのハイブリッド仕様の比率を高めることを意識しており、この戦略によってより多くの電動車を販売することを目指しています」と説明します。

 なお、ホンダはこれまで中国向けに先代「ヴェゼル」ベースの電気自動車を現地合弁会社と展開しているほか、中国でホンダブランドとして初のEVの投入も明らかにしています。

 また、日本や欧州では都市型シティコミューター的なモデルを展開するなど、電気自動車は各市場にあわせたモデルを投入する計画です。

 それではここでクイズです。

 前述の日本・欧州で展開されるホンダの電気自動車は、当初「URBAN EV CONCEPT」として2017年に世界初公開されたコンセプトモデルの市販版に位置づけられます。

 その電気自動車の車名は、次のうちどれでしょうか。

【1】ホンダa

【2】ホンダe

【3】ホンダ・アシモ

【4】ホンダEV

※ ※ ※

 正解は【2】の「ホンダe」です。

 ホンダeは、ボディサイズが全長3895mm×全幅1750mm×全高1510mmと、同社のコンパクトカー「フィット」よりも全長が100mmほど短い電気自動車になります。

 日本では2020年8月27日に事前受注が開始され、10月30日に発売されました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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