現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > デビューから17年のご長寿モデルなのにバカ売れ!? 現行デリカが人気すぎる理由

ここから本文です

デビューから17年のご長寿モデルなのにバカ売れ!? 現行デリカが人気すぎる理由

掲載 27
デビューから17年のご長寿モデルなのにバカ売れ!? 現行デリカが人気すぎる理由

 ほとんどのクルマが5年から10年のスパンでフルモデルチェンジ、もしくは生産終了のアナウンスがされるなかで、10年以上販売が続けられ、かつ人気をキープしているクルマがある。今回紹介する三菱デリカD:5は、まさに長寿モデルの代表作である。

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

デビューから17年のご長寿モデルなのにバカ売れ!? 現行デリカが人気すぎる理由

【画像ギャラリー】売れ続けているのも納得だよね!! デリカD:5のオールラウンダーっぷりを見て(11枚)

■超ロングライフモデルだけど販売面では絶好調!!

2007年にデビューしたデリカD:5

 三菱が誇るオールラウンダーミニバンとして高い人気を誇っているデリカD:5。いまだに安定した人気を得ている同車だが、現行モデルが登場したのは2007年1月のことなので、すでに17年が経過。まもなく18年目に突入しようとしているのだ。

 商用車やショーファードリブンなど、用途が限られている車種であればロングモデルライフになることも珍しくない。だが、ファミリーカーとして供されることの多いミニバンタイプの車種としては異例と言える。果たして、デリカD:5はなぜ売れ続けているのだろうか? その理由を考察してみた。

【画像ギャラリー】売れ続けているのも納得だよね!! デリカD:5のオールラウンダーっぷりを見て(11枚)

■ミニバン×オフローダ×ディーゼルという唯一無二のキャラクター

三菱が4WD技術はさすがのひと言。ミニバンとは思えないオフロード走破性を可能にした

 デリカD:5が売れ続けている理由……それは単なる3列シートミニバンではないということに尽きるだろう。単なる3列シートミニバンであれば他のメーカーからも選択肢が豊富で、直近でフルモデルチェンジを実施したものも少なくない。最新モデルが必要であれば、デリカD:5を選ぶ理由は少ない。

 一方でデリカD:5はオールラウンダーミニバンを基本理念に開発。パジェロ譲りの悪路走破性を誇るという点が、他メーカーのミニバンとは一線を画している。

 現行型は電子制御式の4WDを採用。機械式のトランスファーを持つ過去のモデルと比べれると走破性は低下したという声もあるが、クロスオーバーSUVにも引けを取らないタフな走りが可能であることは魅力的なポイントだ。

 さらに、他メーカーのミニバンはガソリンかハイブリッドモデルが定番だが、デリカD:5は107kW/380N・mの出力を誇る2.2Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載。パワフルな乗り味を楽しむことができるのも、唯一無二の特徴となっている。

 ディーゼルエンジンはトルクフルな走りに加え、燃料コストの安くお財布にも優しい。有事の際にはガソリンよりも入手しやすく、万が一のときでも心強い味方なのが、オールラウンダーミニバンたる所以と言えるだろう。

 実際にデリカD:5のユーザーで過酷な使用状況や有事の際のことを考えている層は少ないかもしれないが、いざ困った際にバラエティー豊かな性能を有しているかどうかというのは、購入する時の付加価値となることは間違いない。以上が登場から17年が経過した今でも、他のミニバンにはないモデルとして多くのユーザーから評価されている理由なのだろう。

【画像ギャラリー】売れ続けているのも納得だよね!! デリカD:5のオールラウンダーっぷりを見て(11枚)

投稿 デビューから17年のご長寿モデルなのにバカ売れ!? 現行デリカが人気すぎる理由 は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

最強V8「HEMI」エンジンは死なず! ダッジが2025年末までの継続生産決定
最強V8「HEMI」エンジンは死なず! ダッジが2025年末までの継続生産決定
レスポンス
【中国】トヨタ“RAV4サイズ”の新型「bZ3X」に反響多し! 「日本で約250万円」から&メーカー初“自動運転システム”搭載に「オトクすぎる」「欲しい」の声も! 25年3月発売の「ミドルSUV」に熱視線!
【中国】トヨタ“RAV4サイズ”の新型「bZ3X」に反響多し! 「日本で約250万円」から&メーカー初“自動運転システム”搭載に「オトクすぎる」「欲しい」の声も! 25年3月発売の「ミドルSUV」に熱視線!
くるまのニュース
【MotoGP】アプリリア離脱のビニャーレス、実は2024年型バイクに不満だった「2023年と同じようなバイクにしてほしかった」
【MotoGP】アプリリア離脱のビニャーレス、実は2024年型バイクに不満だった「2023年と同じようなバイクにしてほしかった」
motorsport.com 日本版
2度のWRC王者カッレ・ロバンペラ、ドバイ24時間レース参戦へ。WRCフル参戦復帰前に景気付けの一発に?
2度のWRC王者カッレ・ロバンペラ、ドバイ24時間レース参戦へ。WRCフル参戦復帰前に景気付けの一発に?
motorsport.com 日本版
スマホの無料“地図アプリ”全盛時代に「カーナビ」はなぜ売れる?  進化を続ける市販カーナビ “根強い”人気の理由とは
スマホの無料“地図アプリ”全盛時代に「カーナビ」はなぜ売れる? 進化を続ける市販カーナビ “根強い”人気の理由とは
VAGUE
エンジン始動上手なやり方は!? キックスタートのメリットとデメリットとは?
エンジン始動上手なやり方は!? キックスタートのメリットとデメリットとは?
バイクのニュース
やはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステム
やはり進行していた! ホンダのハイブリッド戦略の要とは?…新開発プラットフォームと次世代e:HEVシステム
レスポンス
KTM本社、再編手続きで営業継続…日本への影響はなし
KTM本社、再編手続きで営業継続…日本への影響はなし
レスポンス
ウインカー出すの「右・左」どちらが正解? 戸惑う「Y字の斜め接続道路」 判断方法は? 法律は? 警察の回答はいかに
ウインカー出すの「右・左」どちらが正解? 戸惑う「Y字の斜め接続道路」 判断方法は? 法律は? 警察の回答はいかに
くるまのニュース
スバルの[BRZ]に改めて試乗したらめちゃくちゃに良かった件
スバルの[BRZ]に改めて試乗したらめちゃくちゃに良かった件
ベストカーWeb
シボレー「コルベット」がさらにアグレッシブに、そしてカラフルになった!「Z06」は3種類のメーカーオプションで史上最強の1台に
シボレー「コルベット」がさらにアグレッシブに、そしてカラフルになった!「Z06」は3種類のメーカーオプションで史上最強の1台に
Auto Messe Web
CB1300SF/SB、SF SP/SB SP用の「パフォーマンスダンパー」が【アクティブ】から!“上質な乗り心地”で走りたい!  
CB1300SF/SB、SF SP/SB SP用の「パフォーマンスダンパー」が【アクティブ】から!“上質な乗り心地”で走りたい!  
モーサイ
RBメキーズ代表、リカルドの”復活失敗”は「チームの責任も大きい」開発への貢献を改めて賞賛
RBメキーズ代表、リカルドの”復活失敗”は「チームの責任も大きい」開発への貢献を改めて賞賛
motorsport.com 日本版
ホンダと日産が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結。三菱も参画・関与の可能性を検討
ホンダと日産が経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結。三菱も参画・関与の可能性を検討
Webモーターマガジン
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【独り大喜利】どうなる?2025年の自動車業界~電動化戦略により明暗くっきり~
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【独り大喜利】どうなる?2025年の自動車業界~電動化戦略により明暗くっきり~
レスポンス
2025年末までに100店舗展開を目標に開店ラッシュが止まらない! 全国37番目となる佐賀県初のBYD正規ディーラー「BYD AUTO 佐賀」がオープン
2025年末までに100店舗展開を目標に開店ラッシュが止まらない! 全国37番目となる佐賀県初のBYD正規ディーラー「BYD AUTO 佐賀」がオープン
THE EV TIMES
約1500万円! トヨタ超高級ミニバン「“4人乗り”アルファード」発表に反響殺到!「こりゃ買えん!」「レクサスより高い!?」「廉価グレードが3台買える…」と騒然! 一方で「こういうクルマは夢がある」と盛り上がる声も
約1500万円! トヨタ超高級ミニバン「“4人乗り”アルファード」発表に反響殺到!「こりゃ買えん!」「レクサスより高い!?」「廉価グレードが3台買える…」と騒然! 一方で「こういうクルマは夢がある」と盛り上がる声も
くるまのニュース
レッドブル首脳、ローソン起用に関し角田裕毅と会話「プッシュし続けるようにと言った。彼は落ち着いて前向きだった」
レッドブル首脳、ローソン起用に関し角田裕毅と会話「プッシュし続けるようにと言った。彼は落ち着いて前向きだった」
AUTOSPORT web

みんなのコメント

27件
  • hid********
    自分もデリカ乗りです。
    三菱というだけで嫌う人はまだまだ多いですが良い車です。
    不満があるとすれば、少し狭いということだけ。
    T社のミニバンの片側が側溝に落ちH社のSUVが引っ張ったが無理。自分のデリカで引っ張るといとも簡単に脱出できました。
    でも豪華さを求めるならT社の車だろうな・・・
  • ayn********
    みんなの75点より誰かの120点。
    だからデリカは揺るがない根強い人気がある。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

415.7473.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.4678.0万円

中古車を検索
デリカD:5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

415.7473.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.4678.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村