中国メーカーの日本ツアーのゲストとして土屋さんが登場
よく晴れた7月の平日、あのドリキンこと土屋圭市さんが群馬県の伊香保にある「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」に現れた。そして博物館の前で土屋さんの到着を待っていたのは揃いのポロシャツを着た一行。シャツには「一汽丰田 秋名山 体验之旅」と書かれていた。
一汽丰田(いちきトヨタ)とはトヨタ自動車の中国における生産合弁会社のことで、そのスタッフ&ユーザーによる日本ツアーが開催され、そのゲストとして土屋さんが招かれたのだ。
ツアー名に秋名山と書いてあればすぐにピンとくると思うが、このツアーは中国の「イニシャルD」ファンが劇中の舞台にもなった群馬の榛名山を訪ねることをメインとしたもので、当日の午前に榛名山(劇中の秋名山)へ行って、午後にここを訪れるというスケジュールだそうだ。また、ツアースタッフの説明では、中国のイニシャルDファンの間では、土屋さんが藤原拓海のモデルという話になっているとのこと。土屋さんも峠育ちでドリフトを広めたドライバーであるだけに「藤原拓海=土屋圭市説」はあながち間違いとはいえない。
伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館(群馬県北群馬郡吉岡町上野田2145水沢観音下)には、イニシャルDの実写版映画で使用された実在の店舗(閉店済み)の看板や外装が寄贈されていて、パンダトレノとともに「藤原豆腐店」の風景が再現されている。
また、そのすぐ横にはイニシャルDの原作者であるしげの秀一さんがファーストオーナーであったFD3S(高橋啓介仕様)もコミックの表紙を並べたパネルとともに展示されている。ほかにも楽しく見られる展示物が多い博物館なので、興味のある人はぜひ訪れて欲しい。
展示物の多さと展示法の面白さで評判の「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」は海外からのお客さんにも人気。土屋さんは到着早々、ツアースタッフからの動画撮影に応じていた。
博物館の入り口で合流した土屋さんとツアーメンバーはイニシャルDコーナーへ移動。リアル藤原豆腐店を前に土屋さんへの質問タイムが設けられた。質問の内容を聞こうと思うが土屋さんのまわりはあっという間に人だかりになり、おまけに通路が狭いので近づくことすらできない状態。そこでトークタイム後に中国のファンとのやり取りについて土屋さんに伺ったところ「なによりイニシャルDという作品の力を感じましたね。海外からこれだけの人が舞台となった場所を見に来てくれるわけですからこれはすごいことでしょう。それに作品を通じてハチロクというクルマに興味を持ってくれたのもうれしいことですよ。 ただ、実車は乗ったことないようで『ハチロクの走りはどうなんだ』みたいなことは聞かれたし、今回来ている人たちは、みんなトヨタ86に乗っていると言うことだったので、トヨタ86の走らせかたなども聞かれましたね」とのこと。トーク終了後はサイン&握手、そして土屋さんから参加者に記念品が贈られる時間が設けられた。
土屋さんと別れたあと、ツアーは次の目的地に向けて出発……と思いきや駐車場に現れたのは“クスコ”ブランドでスポーツパーツを製造、販売するパーツメーカー「キャロッセ」の4台の86デモカー。地元で開催されているツアーのお手伝いとしてツアーメンバーをデモカーの助手席に乗せて同乗走行を行ったのだ。
ツアー人数が多いのでなんと4台ものデモカーを出動させたキャロッセ。ひとりずつ助手席に乗せて15分位のコースを試乗。ただし、公道なので法令厳守。助手席から「飛ばしてくれ」という要望があったと言うが「NO」とお断りしたとのこと。
最後にツアースタッフに中国のクルマ趣味事情を聞いてみた。日本では若い世代の人がクルマに興味を持たないケースが増えていることは向こうの人も知っているようだったが「中国はその逆で若い世代ほどクルマへの関心が高い」とのこと。そしてカスタマイズに人気があり、中国ではクルマを買ってカスタム・チューンをするが、「そのクルマでどう楽しめばいいのか?」と言う部分がカスタム人気に追いついていないので、この部分を育てていくのが今後の課題とのことだった。ということで土屋さんトークタイム&クスコデモカー試乗という目玉イベントは終了。ツアーメンバーはこのまま静岡県の御殿場へ移動し、7月8-9日に開催されたスーパーフォーミュラ選手権を観戦するとのことだった。なかなか濃い日程で日本人目線でも面白そうなツアーである。 取材協力
ファミリーワールドテーマパーク
伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館
群馬県北群馬郡吉岡町上野田2145水沢観音下
tel 0279-55-5020
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