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これがスバルの次期大黒柱!? 次期レヴォーグのコンセプトカー欧州で世界初披露

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これがスバルの次期大黒柱!? 次期レヴォーグのコンセプトカー欧州で世界初披露

 2018年3月6日、スバルはスイスで開催中のジュネーブ国際モーターショーにおいて、コンセプトカー「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」を世界初公開しました。

 伸びやかなボディシルエットに近未来的なフロントマスクを持つこのコンセプトカーは、各車のモデルサイクルやこれまでの発表状況を考えると、「次期レヴォーグのコンセプトモデル」と考えて間違いなさそうです。

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 そんな「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」と次期レヴォーグに関して、スバルから公式に発表された内容と、現時点で当サイトが掴んでいる情報を整理してお届けいたします。

文:ベストカー編集部

ベストカー2018年3月26日号「SCOOP36+5」より

■日本での発売は2019年6月頃!?

 これまでスバルは「VIZIV」という名を冠したコンセプトカーを何回か出品してきた。たとえば2015年の東京モーターショーで発表した「VIZIV FUTURE CONCEPT」は、今年発売される次期フォレスターのデザインコンセプトモデルとなっている。

 また2017年の東京モーターショーでは「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」が発表され、こちらは次期WRXのデザインコンセプトカーと見てほぼ間違いない。

2018年の東京オートサロンでは「VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT」を出品。こちらは次期WRX STIと言われる

 そうした文脈を考えると、3月6日に公開された「VIZIV TOURER CONCEPT」は、その市販反映時期やワゴンボディであることを考えると、次期レヴォーグのデザインスタディモデルと考えてよさそう。

今回ジュネーブショーで世界初披露された「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」

 今回発表された資料によると、「VIZIV TOURER CONCEPT」の諸元は以下のとおり。

◎全長4775×1930×1435mm

◎ホイールベース2730mm

◎タイヤサイズ245/40 R20

◎乗車定員4名

 現行型レヴォーグは全長4690×全幅1780×全高1490mm、ホイールベース2650mm(2.0GT-S EyeSight)なので、ひと回り大きくなっている。

 搭載されるエンジンや発売時期に関しては発表がなかったが、以下、ベストカー編集部に入っている情報をお伝えしたい。

「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」。事前に報道陣が考えていたよりもかなり完成度が高く、つまり市販型に近かった

■新開発エンジン&新プラットフォームも搭載

 事実上レガシィツーリングワゴンの後継車として登場したレヴォーグも、2014年のデビューからすでに3年が経過しており、2019年に新型には切り替わる予定。

 もちろん、現行型インプレッサで採用された新開発プラットフォーム(「スバル・グローバル・プラットフォーム」)を採用することになるから、よりいっそうレベルアップした乗り心地と操縦安定性が味わえることになる。

 エクステリアデザインはズバリ、マッシブなカタマリ感あふれるフォルム。

 東京モーターショーに出展されたヴィジブパフォーマンスコンセプトは新型WRXシリーズのデザインを示すものだが、基本的にはこのシャープなラインと力感あふれる面構成がレヴォーグにも踏襲される。

次期レヴォーグの予想CG。発売すれば、日本市場におけるスバルの主力車種となる

 搭載されるエンジンにも注目だ。スバルは一昨年発表した中期経営計画のなかで2019年に新開発ダウンサイジングターボエンジンの投入を明らかにしているが、この新開発エンジンが新型レヴォーグに搭載されることになる。

 スバルならではの水平対向4気筒を引き続き採用し、排気量は1.5Lと1.8Lの2タイプ。小排気量化の効果を際立たせるためにエンジンブロックの小型軽量化や燃焼効率の向上など、最新の技術が投入される。

 最高出力は1.5Lターボが150ps程度、1.8Lターボは270ps程度になりそう。燃費は1.5Lが18km/L程度、1.8Lが15km/L程度となる。

 すべてを一新して登場する新型レヴォーグのデビューは2019年6月に発表される、という情報が有力。本件に関しても、新情報が入り次第お伝えしてゆきたい。

次期レヴォーグのリア予想CG。今回発表されたコンセプトカーのデザインを引き継ぐかたちになる

 

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