2列目と3列目にキャプテンシートを採用! 最大8人まで乗車可能
トヨタ自動車は2019年10月25日(金)から一般公開される第46回東京モーターショーのトヨタ車体ブースで新型車グランエースを初披露する。2019年内にも全トヨタ販売店で発売を予定している。
「高級ミニバン」vs「高級セダン」 後席で移動するならどちらが快適か
グランエースは上質で快適な移動空間として全長5.3m、全幅1.97mのワイドなボディサイズを生かした圧倒的な存在感を持つ3ナンバー車のフルサイズワゴンだ。ハイエースとは異なる独自のブランドとして確立するという。海外での需要が高いとされるフルサイズワゴンだが、日本に最適な仕様にカスタムし、新たな市場を開拓していく。
エクステリアは存在感と高級感を併せ持つ金属調加飾の大型アッパーグリルをヘッドライトと融合させ、上下とワイド方向に張り出したフロントデザインで特徴を持たせている。また、プロジェクター式2眼LEDヘッドライトを採用し、高級車にふさわしい先進性を表現する。
内装にはブラックを基調としたインストルメントパネルは空調の吹き出し部分に金属調加飾と、助手席正面に木目調加飾を配して華やかさを演出。メーターフードには表皮巻きと本ステッチを施し、上質さを表現した。
シートは3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2タイプを設定した。セカンドシートとサードシートの4席には独立したゆったりとくつろげる専用の本革キャプテンシートを採用し、上質な移動空間を提供する。(写真は6人乗り仕様)
また、座り心地の良さに加えてロングスライド機構やオットマン機構などを装備し、快適性や利便性の良さも追求する。
一方で懸念されるのは積載性だが、3列シート仕様では縦にゴルフバック4つ分収納できるスペースも確保した。
また、後席に座る人を包み込むように、フロントシート背面からサイドトリムに向かって配置された木目調の加飾を加え、これに沿って優しく灯されるLEDサイドカラーイルミネーションによって華やかさと落ち着きのある上質感を表現する。
FRレイアウトを採用し、パワートレインは2.8リッタークリーンディーゼルエンジンと6速オートマチックトランスミッションを組み合わせている。これにより、滑らかさに加えて低回転からトルクフルな走行を実現。
リヤの足まわりには新開発のトレーリングリンク車軸式サスペンションを採用する。大型ボディでありながら取り回しを良くしたほか、環状骨格構造を採用したなどによりボディ剛性の高さと相まって上質な乗り心地と優れた操縦安定性を両立。さらに徹底した振動や遮音対策を施し、さまざまな道路環境においても高級ワゴンにふさわしい心地のよい静粛性を追求した。
先進装備も充実。昼夜の歩行者と昼間の自転車運転車を検知対象に加えた、プリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を装備する。また駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー、パーキングサポートブレーキ(静止物)などの安全、安心をサポートする装備も充実。
先進のディスプレイモーディオも完備し、スマートフォン連携機能によって普段利用している地図アプリや音楽アプリをディズプレイに表示し、操作ができる。
ワンランク上のグランエース内装コンセプトモデルも披露される
今回は2018年11月にトヨタのミニバンを含むバン事業がトヨタ車体に移管されて以降、初となるモーターショーだ。トヨタ車体ブースでは「Creating New Value」(移動にもっとよろこびを)をテーマに、移動に新たな価値を生み出すクルマを出展するという。
発売が決定しているのはグランエースのほか、2030年のミニバンの新しいカタチを表現したPMCVコンセプトを参考出品する。さまざまなライフシーンや1~7人まで乗る人や載せるものに合わせて8つのシートアレンジができるようにした。
座席をすべて格納するためフラットな室内空間が生まれ、自転車やサーフボードなど長尺物も収納可能。前後に開くスライドドアと上に開くガラスハッチによって間口を広く取っている。
また、グランエースの内装モデル「リゾートツアラーコンセプト」「ビジネスライナーコンセプト」も展示する。リゾートツアラーコンセプトは優雅でゆとりの車室空間とおもてなし装備を採用し、豪華列車のようなハイヤーをイメージした。タブレットが格納されたシートテーブルを4つ合わせることで、天井のプロジェクターから旅先情報を投影できる。シート間もセパレートになっており、自由自在なプライベート空間を創出する。
乗車定員を7人設定となるビジネスライナーコンセプトは、ビジネスパーソンが空港から次のビジネスシーンに移動するためのワンランク上の送迎サービスをイメージ。乗車時にスマートフォンをタッチすると予約したシートが「welcome」と表示されるなど細かな計らいもある。
シート下にはスーツケースやシート後ろにジャケットが収納可能。シートが左右15度に回転することで、乗り降りしやすく、かつプライベートな空間も創出している。
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