この記事をまとめると
■自動車の空力性能に関するデザインの変遷を振り返る
■流線型から始まってダウンフォースの概念がレースの世界で広まっていく
■燃費性能へ影響を与えるので量産車でも空力性能は重視されている
地上の乗りものは鉄道から空気の存在を意識し始めた
自動車も含め、地上を走る乗り物が「空気」の存在を意識し始めたのは1930年前後のことだった。当時の状況は、自動車より鉄道のほうが高速化の時期は早く、必然的に高速走行では空気の存在が大きな抵抗になることは理解されていた。
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